トランプ大統領の私物のiPhoneが、中国やロシアにより盗聴されていたとNYTが報道したらしい。
10日ほど前にこのブログでも取り上げたが、Bloombergの報道で、中国で製造されたサーバーに小さな豆粒のようなスパイチップが埋め込まれていたと、大きな記事が出ていた。
しかしAppleやGoogleは即座に全否定していた。このGIZMODOのサイトでも、技術的にありえないと否定していた。
今度はIphoneだ。ただ、このNYTの報道に、中国外務省の女性報道官が、その記事を全否定し、皮肉たっぷりに「トランプ大統領はIphoneをやめてファーウエイを 使えば良い 」と話して記者を笑わしていた。
トランプ大統領自身も、即座にフェイクニュースだと否定しようだ。
しかし最近、中国製の電子機器に対する米国政府などの神経質な反応は、いつの間にか主要な電子機器の生産を、中国に依存してしまっている証拠ともいえる。
グローバル経済を推進してきたのが、まさしく米国だから、中国を敵視するのも、的外れな感じがする。
( GIZMODO より貼り付け)
トランプ大統領、私物iPhone の盗聴疑惑を全力否定 2018.10.27
いつものトランプ節が炸裂。
国家を統べるエクゼクティブなら、セキュリティに気を使うのは当然。とくにそれがアメリカ合衆国大統領なら…と思いたいのですが、海外報道によればトランプ大統領のiPhoneが中国やロシアにより盗聴されているとの疑惑が浮上しました。
ニューヨーク・タイムズの報道によれば、トランプ大統領は現在3台のiPhoneを所有。このうち2台は政府によってセキュリティが守られており安全なのですが、加えてプライベート用のiPhoneを1台所有しているというのです。
そしてロシアや中国はこのプライベート用iPhoneでの通話を盗聴。盗聴されている内容としては、海外とのやり取りも含まれているとのこと。もし本当だとしたら、一大事ですね。
トランプ大統領らしいニュースだなと思いつつ続報を待っていると、なんと彼は公式ツイートにて報道に反論。「NY Timesの報道は実につまらなく、しかも間違っている。私は政府が提供する電話しか利用せず、さらに政府提供の携帯電話をたまに使うくらいだ」とのこと。フェイクニュース!という彼の雄叫びが聞こえてきそうです。
トランプ大統領は大統領就任前まではAndroidスマートフォンを利用していましたが、大統領になると共にiPhoneを支給され、(しぶしぶ)これを使っているとされています。もし彼がプライベートのiPhoneを利用していたとすれば大問題ですが、流石にそれはない…ですよね?
(貼り付け終わり)