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憲法記念日に考える。

2018年05月04日 12時05分56秒 | 日記
 昨日は憲法記念日でした。 日本の憲法は武力の放棄という世界に誇れる理想を書き込んでいる。

 確かにこの憲法の成立過程では、当時日本が敗戦し占領していた米国が目指した、平和思想が強く反映していている。

 あまりにも理想的な憲法であるために、米国はその後に発生した朝鮮戦争や、当時の米国と露中との対立から、日本の再軍備を必要としたために、この憲法の在り方でかなり苦労しただろう。

 そうした現実問題から、警察予備隊から始まり自衛隊へと日本の防衛力が高まっていくのは、当時の歴史が教えてくれる通りだ。

 戦後の日本政府が安全保障上、米国の核の傘にとどまるという方針を立ててから70年、米軍と有事には行動を共にするという方向に、どの日本の政権も脱却できなくなっている。

 果たしてここにきて、朝鮮半島の和平交渉が急速に進展するにつけ、韓国の米軍駐留は場合によっては、大幅に縮小される可能性があるだろうが、日本の米軍基地はより強化される可能性が出てきたようだ。

 なにせ、アメリカ様第一の安倍政権であるだけに、これほど居心地の良い米軍基地は、日本以外ではないだろう。

 しかし自国の安全をいつまで米国頼みにするのだろうか? 果たしてこのような国家が、健全な国家といえるのだろうか? 筆者には不思議で仕方がない。