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憲法記念日に、改めて平和憲法のありがたさを思う。

2016年05月04日 14時22分02秒 | 日記
 今日は5月4日。長いと思っていたゴールデンウイークも後半に入ってきた。

 筆者も高齢者の仲間入りのせいか、やはり若い頃のように、長蛇の高速道路に乗りいれるのも気後れし、比較的安直な日々を送っている。

 もっとも仕事の都合上、長期の休暇は取れず、こま切れ状態の休み方なので、ある意味で助かっている面もありますがネ。

 祝日が重なているため、今日は何の記念日だなどと気にせず休んでいるのが、多くの人たちの本音でしょう。

 昨日、5月3日は憲法記念日でした。さすがに昨夜の「報道ステーション」では、憲法学者の木村草太氏を招き、戦後に発布された日本国憲法成立の過程を報道していた。

 改憲論者からは、「米国から押し付けられた憲法だ」と、憲法改正の論拠とする声が大きいが、「日本国憲法第9条は、GHQが「押しつけた」ものなのか、幣原喜重郎首相が発案したものなのか」という話題を再度取り上げていました。

 決して米国から押し付けられて戦争放棄を書き込んだのではなく、幣原首相が自らマッカーサー元帥に、戦争放棄を書き込むことを申し入れたと証言していたとのことだ。

 筆者にも理解できますが、日本の敗戦直後の国内は本当に悲惨な状態でした。

 それこそ国民の大多数は、二度と戦争はしたくないというのが本音だったのです。

 現実の世界からは、戦争はなくなっていません。また戦争の形も、国家対国家もあれば、国家対テロ組織という変化もあります。

 だからと言って、平和憲法の9条をわざわざ書き換える必要があるのでしょうか?

 9条のような内容を書き込んだ憲法を持つ国は、ある意味ではないのかもしれませんが、それだけ理想的な内容なのです。

 この70年間、戦争にならなかったのは、他国からも攻められない、平和を強調した強さを発揮していたといえるのではないでしょうか。

 執拗に中国脅威論を述べる輩もおりますが、一方で多くの中国観光客の爆買いを期待しているのも現実の日本の実態なのです。

 政治的な対立を強調したい理由もあるのでしょうが、現実の日本経済は、中国経済が順調になってくれないと、とても安定するものではないのです。

 この連休中に、熊本県の地震被災の方々は、連休どころではない苦労をされていることと思います。日刊ゲンダイが皮肉たっぷりに政治家の外遊を批判しています。

(日刊ゲンダイより貼り付け)

熊本地震は知らん顔…安倍首相&7閣僚「GW外遊」に5億円
2016年4月29日

 大した用もないのに、今年のゴールデンウイークも安倍内閣の閣僚が次々に海外に出発する。例年に比べ人数は少ないが、安倍首相をはじめ7閣僚がアメリカやヨーロッパなどに“お出かけ”する。安倍首相は政府専用機を使い、閣僚はファーストクラスの超快適旅行だ。熊本の被災地で車中泊を続ける被災者は内心、怒っているだろう。

 特にヒドイのが林幹雄経産相だ。「日本・アラブ経済フォーラム」に参加するためアフリカ・モロッコに行くという。モロッコは日本からの直行便がなくヨーロッパや中東を経由しなければならず、移動に15時間以上かかる。

■経産省トップに問われる無責任行動

 いまも熊本では大きな揺れが続き、その近くには、稼働中の鹿児島・川内原発がある。モロッコに行っている間に川内原発で何か起こったらどうするのか。エネルギー政策を担う経産省のトップとして、あまりにも無責任な行動だろう。

 「民進党が外遊取りやめを強く申し入れ、丸川珠代環境相はシブシブ取りやめたが、林経産相は“強行”した。原発がある九州で地震が頻発しているのに、原発を担当する経産相と環境相が外遊を計画すること自体、危機意識の低さを表しています」(永田町関係者)

 安倍首相も何をしに行くのか不明だ。5月末の伊勢志摩サミットへの参加国に“ごあいさつ”するため、イタリア、フランス、ドイツ、英国などを歴訪する。国名を並べるだけでも“いい旅夢気分”だ。過去に安倍首相が米国を3日間訪問した際の費用は軽く1億円を超えた。1回につき約5000万円前後とされる閣僚の外遊と合わせると、今回も約5億円もの血税が外遊に使われることになる。元外交官の天木直人氏はこう言う。

「サミット直前に参加国に行く必要はありません。すぐに会えるわけですから。安倍首相はすでに3度もサミットに参加していて、各国首脳と電話で話せるような“ホットライン”をつくれていなければいけない。それもないということなのでしょう。本来なら日本に残り、熊本地震への対応に専念すべきです」

 舛添都知事といい、国民の税金を何だと思っているのか。

(貼り付け終わり)