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公人である政治家の名が、タックスヘイブンのパナマ文書にリストが出る怒り。

2016年05月12日 10時49分01秒 | 日記
 三菱自動車の燃費偽装問題を今日のブログで取り上げようと思っていたが、三菱自動車の支援を日産自動車が行うとのニュースが、今朝のNHKニュースで報じられた。

 最近、日本国内で偽装や偽表示商品が問題になっているが、偽装問題は次の機会に書いてみたい。

 というのは、天木直人のブログを読んでいると、パナマ文書に絡んだ日本の政界に関係したトピックスが取り上げられていた。

 筆者はパナマ文書で一番追求しなければならないのは、国民に高額の税負担を求めながら、自分たちは姑息な手段として、タックスヘイブンを利用して、税逃れをする行為だ。

 経済人なら海外企業との競争の資金などという言い逃れもあろうが、(これも筆者は許せないと思っているが)政治家はタックスヘイブンなどで、自己の財産の税金逃れは絶対にやるべきではない。

 天木直人氏のブログで、加藤康子内閣官房参与の一件が明るみに出されている。

 このトピックスは筆者も拡散したいと思い、下に貼り付けておきます。


(天木直人のブログより貼り付け)

パナマ文書に加藤康子内閣官房参与の名前が出て来た衝撃
2016.05.12

 どのように重大な極秘情報が見つかっても、その意味が分からない者にとっては、猫に小判、豚に真珠だ。

 だから、暴露された機密文書は正しく解説して、国民にその重大さを気づかせる必要がある。

 その典型例が今度のパナマ文書の公開だ。

 鳴り物入りでパナマ文書が公開されたというのに、日本のメディアはまったく騒がない。

 その理由は、公開された文書の中に出て来た名前が、企業や財界人の名前しかなかったからだ。

 しかし、見逃してはいけない一人の公人の名前が報道されている。

 それが加藤康子という内閣官房参与だ。

 内閣官房参与は立派な公人だ。

 しかも、だだの公人ではない。

 加藤康子は、安倍首相にもっとも近い、加藤勝信1億総活躍相の義姉である。

 しかも、ただの義姉ではない。

 加藤康子の父親は、かつての自民党大物議員で、安倍首相の父親である安倍晋太郎の刎頸の友である加藤六月だ。

 つまり大蔵(財務)官僚だった加藤勝信は加藤六月の女婿なのだ。

 そして安倍晋太郎と加藤六月の関係は、そっくりそのまま、安倍晋太郎の妻、すなわち安倍洋子と、加藤六月の妻との間に引き継がれ、この二人はいま、誰よりも親密な仲にある。

 安倍洋子といえば、しばしば政界のゴッドマザーと称され、マザコン安倍首相に絶大な影響力を与えている。

 そして、安倍洋子と無二の親友である加藤六月の妻の娘が、安倍の側近大臣である加藤勝信の義姉として内閣官房参与に任命され、権力の一翼を担っている。

 実際のところ、この加藤康子はユネスコの世界遺産登録を巡って韓国政府と強制労働問題でひと悶着を起こした右翼的な人物だ。

 これを要するに、加藤康子は安倍政権そのものといえる公人だ。

 その加藤康子がパナマ文書により租税回避をしていた事がバレタのだ。

 なぜ世界中でパナマ文書が問題になるのか。

 それは、権力者が国民から税金をむしりとる一方で、みずから税金逃れをしているからだ。

 しかも貧富の格差をますます強めておいて、自分だけがいい思いをしている。

 この不公正な富の収奪が起きているから世界の国民は怒るのだ。

 日本国民は加藤康子を無罪放免すれば世界から笑いものになる。

 野党は安倍政権を追及しなければいけない。

 任命責任を追及し、少なくとも加藤康子を内閣官房参与から辞めさせなくてはいけない。

 権力の監視役であるメディアは何をボヤボヤしているのか(了)

(貼り付け終わり)