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国連のPKO活動でさえも、最前線は戦争状態そのもの。「報道ステーション」は頑張っているぞ。

2015年04月24日 00時52分38秒 | 日記
 古賀茂明氏が、安倍政権からバッシングを受けていると暴露して、大騒ぎになったテレビ朝日の「報道ステーション」。

 さてその後、この番組がどのような報道姿勢を取るか、筆者は興味をもって見ていた。

 どこまで調査報道などを行って、視聴者に視たくなる番組を提供できるだろうか? 

 昨夜23日の番組では、結構面白い報道を行っていたので簡単に紹介しよう。

 安倍政権は、自衛隊の海外派兵を行なえるようにと、各種の法案策定に躍起になっているが、国連に派兵するにしても、どういう実態であろうか?。

 この日の特集では、緊迫のアフリカ、コンゴ民主共和国の東部地域で、PKO(国連平和維持活動)に密着取材していた。

 そこで行われているPKOでは、間違いなく反政府組織との戦闘行為が行われていた。

 国連職員であるベテランの日本人職員に同行しての現地取材は、カメラを通じてでも緊迫状態が伝わってくる内容であった。

 しかし、平和憲法を固守する日本であっても参加できる職域が、国連派遣団の中にもあった。

 国連軍事監視団という仕事だ。 この国連職員は紛争地域の真っただ中でも、武器を持たずに紛争の調停を行っている。

 武器を持たないからこそ、紛争の当事者双方から信頼されているのである。

 報道では、治安の悪い地域にUNと大書した自動車で乗り入れ、調停を行っている職員の仕事振りを映していた。

 一人の職員の胸には、小さなインドの国旗が縫い付けてあるのが、筆者には確認できた。もちろん調停には、このように多国籍の職員が参加している。

 しかし、無防備の国連職員でも、調停作業中にも3名が犠牲になっていると、コメントされていた。

 国連の任務であっても、戦闘状態の地域の現実は、死傷者が発生する危険性は当然なのである。

 ましてや、同盟国に自衛隊が参加して、現地で死傷状態が発生するのは、国連の現場以上に当然発生するであろう。

 今までの日本の自衛隊は海外派遣を行っても、当時の日本政府の方針で、幸いな事にあくまで後方支援であったから死傷者は出なかった。

 しかし安倍首相は、普通の国になりたくて仕方がないらしい。 自衛隊の皆さん、今後海外派兵には死を決する覚悟で決定してください。

 今回の報道ステーションは、予想以上に良い調査報道を行っていました。

 また官邸から、テレビ朝日にあんな放送はするなとクレームがつくかな? この内容ではクレームの付けようがないだろう。

 国連であろうと同盟国支援であろうと、例え名目に平和維持のためと付こうが、戦闘行為が避けられないのが、現実なのである、