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さっそく馬脚を現した、安倍政権期待の女性閣僚と、自民党政調会長

2014年09月11日 10時29分09秒 | 日記
 安倍政権の内閣改造で、目玉とした女性閣僚の登用であるが、安倍晋三首相の思想的なお友達である、もともと右傾の傾向のある女性を集めたために、早速馬脚を現した。

 高市早苗総務相、下村博文文部科学相、山谷えり子国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災担当)、さらに自民党の稲田朋美政調会長が右寄りの思想の持ち主として、政治に関心のある人たちには周知のことだ。

 その高市氏と稲田氏が極右団体の政治リーダーと面談し、それぞれツーショット写真を撮っていたことが発覚した。(右寄りとして有名な、自民党の西田昌司参院議員とのツーショット写真も掲載されていた)

 3年前頃の出来事であると両者とも弁解しているが、そのような政治団体となんの違和感も持たずに会ったことは、もともと二人の思想に、この極右団体の主張と相いれるものがあったと言われても仕方がなかろう。

 そしてこの写真は、この団体のホームページに長く掲載されていたのだ。(今はあわてて削除されて見る事ができない)

 最近は世界的にも右傾政党が力を増しているだけに、欧州ではナチスを支持するような団体には神経をとがらせている。

 この問題が発覚して、安倍政権に対立したくない国内大手メディアはホッカムリをしているが、仏AFP通信、英紙ガーディアン(電子版)など海外主要メディアが報道し、国際的に波紋が広がっている。

 この団体は「国家社会主義日本労働者党」という名称で、ホームページにはナチス・ドイツの象徴「かぎ十字」やこれに似たマークを数多く掲載し、「東亜新秩序建設」「わが人種の優秀性を主張する」「攘夷すなわち民族浄化を推進しなければならない」との表現もあり、ナチスドイツのユダヤ民族絶滅思想につながる民族浄化や、戦前の大東亜共栄圏建設を目指して戦争に突き進んだ歴史を、賛美しているのだ。

 しかし安倍政権の心情は、この政治団体を厳しく排斥するような、考えはないのではなかろうか?

 極右翼団体が存在しても、筆者は個人の思想の自由は尊重されるべきであるから、認めざるを得ない。

 ただ、時の政権は、国民生活の平和や人権を守る必要があるのであるから、このような団体との付き合いがあるように見える閣僚が表沙汰になれば、即排斥するべきであろうが、恐らく安倍首相はうやむやにしようと図るであろうと筆者は思う。