ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

シラネアオイもそろそろ・おしまい!

2010-06-06 05:57:07 | Weblog
きっと・



ガスが深くて、なにも見えない、
この時期のガスの朝は、10:00時頃に晴れて来る。
快晴だ。

散歩に出たけど、白い靄の中から、小鳥たちの歌声が聞こえる。
頭の上で、アカゲラが「トットットトトトトトッ」幹を叩く。
アカゲラの首の筋肉はどうなっているのだろうか?・・と、ふと考える。

鵤(イカル)が来た、郭公が来た、深い沢の奥で鳴いている。

昨日は、散歩の途中で、袖を濡らしながら、2K程の蕨を収穫した。
灰汁抜きをしても、食べきれないので、全部干すこととした、
ベランダのテーブルに新聞紙を敷き詰め、蕨・椎茸を広げる。
椎茸は、随分時間がかかるけど、蕨はお天気が良ければ、一日で
カランカランになる、途中、もんであげると、柔らかく味が良くなる。

干せば、灰汁も抜けるし、美味しくなるのは何故だろう?。

昔、ゼンマイを、一生懸命探したことがあった、干したゼンマイは、
一段と美味しかった。山屋の知人は、前人未到の川原を歩いて、
何十キロものゼンマイを収穫し、遠い街のホテルまで売りに歩いていた。
良い稼ぎになった。ゼンマイは当時から高価な山菜だった。
水辺に多く群落があったけど、殆ど普通の人が入れるような所ではなかった。

私も、随分前に電力会社の検針の仕事をしていたので、
ニセコ町の郡部は隈無く歩いていた。その頃、自分の手帳に
山菜・木の実などのメモを作って持っていた。
地図と収穫した時期・「ゼンマイ」「蕨」「こくわ」「山梨」「キノコ」
「山ぶどう」等の野生の食物が並んでいた。

それと、「景色」のメモもあった。
田舎を、隈無く毎月歩くので、四季折々の風景を楽しむことが出来た。
普段、決して見ることの出来ない、素晴らしい光景に出会うことも
少なからずあった。雪の多い冬は、辛いことも多かったけど、
自然の織りなす景色が、少しは慰めてくれた。
簡単なカメラも携帯していた。

昨日は、宿題で出された、「悲しい酒」の楽譜を書いた。
「Bm」だと音域が足りないアコーディオンがあるので、少し上げて書いた。
60Bassのアコーディオンでも、楽しめるように・・・・・。

後「シャルウィダンス」楽譜も、優しく書き直した。
少し弾ける生徒さんが、楽しめるように・・・・。

朝晩は、それでも?ストーヴが恋しい、このままだと、釧路や根室地方
のように、一年中、ストーヴのお世話にならないと・・・・考える。
もう、5月だから、6月だからと我慢はするが、この時期の寒さが
妙に応える、朝方の体育館の気温が10℃前後・・・・・。

今日は、これから、札幌に向って走る。
中山峠の新緑が、楽しみな朝・・・・。