ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ゲストをお迎えする!

2008-06-20 06:26:15 | Weblog


昨日の昼頃から,予報通りに雨が降り始めた。
畑には,恵みの雨?、YHのベランダの花達にも
丁度良いお湿りとなった。

大正琴の練習に出かけ、春から始めた今年の課題が
ようやく弾けるようになってきた、重かったリズムも
少し軽くなった、後は、ひとつひとつの曲をどう仕上げて行くか
だけど、それがまた難しい。どうしても一本調子に
なってしまって、メリハリがつかない、全員が意識して
かからないとシャキっとした演奏に仕上がらない。
普段の練習と、アンプを通した練習をくりかえして
調整して行く。

ニセコでも、著名なゲストをお迎えしての、講演会やコンサート
ワークショップなどの企画が催される、以前のように
予算をガッパし付けて、プロダクションやエージェントまかせの
ただ人が集まれば良いという形のものは流石に無くなった。
招く側は、役場であったり、教育委員会であったり、文化協会、
商工会、1%町民型予算であったり、街の有志が実行委員会を
立ち上げてであったり、有島記念館、あそぶっく、
また教育機関(学校)であったりする。様々だ。

たまたま、町民の誰かが,個人的に知り合いであったり、
役場/教育委員会に届く、多くの企画書の中から,予算に合うものを
選択する場合もある。各町村をめがけて,売り込みに来る方達も
多い。

町民の一人一人が如何に多くのアンテナを持っているか。
そのような外からの刺激に興味を持てるか。
お迎えしたゲストの技や思いを、思考を皆で共有できるか。

都会には自由な選択肢が豊富にある、
残念ながら小さな街にはそれはない、けど
小回りも利くし、街の皆で共有出来るという楽しさが見える。

諦めずに、継続して行く事が大切だ、ゲストがいつもビックネーム
である必要は無い、世間には素晴らしい人もきっと多い。
多くの場合、問題はこちら側、ゲストをお迎えする側にある。
対応もサルことながら、私達が普段どのような思いで暮らしているか
も問われる。皆に伝える努力もしなければならない、
一つの企画、コンサート、講演会、観劇、それらを生かすも殺すも
私達が問われている事に他ならない。