自遊日記

定年後の備忘録

萩・津和野・岩国の旅(津和野カトリック教会&津和野城址)

2014-11-16 17:06:52 | 外出

 

津和野といえば鷺舞いで有名ですね。

津和野川沿いに「鷺舞」の像がありました。

古式豊かなな舞い をTVで何度か見たことがあります。

鷺舞は弥栄神社に伝わる神事で、7月に昔からきめられた町内各所で舞われるそうです。

京都から山口を経由して伝わった舞いで、京都人としては親近感を持ちます。

 

 

 

像の横の木は紅葉しかけていました。

後方の橋の下を津和野川が流れています。

 

 

 

武家屋敷が並ぶ殿町通りに、一際異彩を放つ建物がありました。

津和野カトリック教会です。

昭和6年に建てられたゴシック様式の瀟洒な教会です。 

隣接する資料館に入ると、キリシタン弾圧にまつわる資料がいっぱいでした。

江戸時代、長崎浦上村のキリシタン信徒153名を改宗させるため

幕府はここ津和野藩に預けた由。

信徒たちは廃寺に収容され、拷問などによって棄教を迫られたそうです。

 

 

 

教会内にベンチは無く、畳敷きという 和洋折衷のめずらしい教会でした。 

穏やかな時間が流れる津和野ですが、過去には哀しい歴史もあったようです。

 

 

 

 

津和野駅近くにレトロなお米屋さんがありました。「鯉の米屋」の暖簾がかかっていました。

お店の人にことわって、裏庭の鯉を見せていただきました。

観光客に優しい町です。

 

 

 

津和野城跡を見るため観光リフトで山の上へ。

赤瓦の津和野の町 を眼下に眺められ、その点では満足しましたが

城跡の見学は出来ませんでした。

リフトを降りて城跡まで往復していると、リフトの営業時間をオーバーする

と言われ城跡探索はあきらめました。

津和野城は蒙古の襲来に備えて吉見氏が築いたもので、日本海の方を向いていた由。

せめて城跡だけでも見たかったのですが、残念です。

 

ちなみに、上の写真の中央部を横切っているのはJRです。

ここをSLが走る姿も見たかったのですが、残念ながらSLの運行は土日のみ。

残念だらけの城跡観光でした。

 

 

 

 

 



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