自遊日記

定年後の備忘録

大阪城の石巡り・・・隠し曲輪の刻印石

2012-09-27 16:55:03 | 国内旅行

写真は、 隠し曲輪の入り口です。

何の表示も無いので、ほとんどの観光客はここを素通りしていきます。

この奥に広場があるとは、誰も気付きません。

 

 

 

細い隙間を抜けたところに、こんな広場があります。 

ここは、敵に気付かれないように、こっそり兵士を隠す場所だったようです。

左手に石垣があり、右手の柵の外側は内掘になっています。

 

 

 

 広場の隅に、説明文がありました。

 

 

 この隠し曲輪の石垣では、刻印石を間近で見ることができます。

丸に十の字の刻印などが読みとれますね。

 

 

 

 隠し曲輪の外側は、内掘になっています。

 

 

 

天守閣の北側には、刻印石を集めた広場があります。

 

 

 

 

 刻印石がたくさん集められています。

 

 

 

 

 

 天守閣の南側には、残念石があります。

説明文の両側にあるのが残念石です。

折角石切り場から切り出されたのに、用材として使われなかった石のようです。

 

 

 

 天守閣前の広場に、何やら井戸のようなものがあります。

これはボーリング調査をした時の穴だそうです。

豊臣時代の石垣が、この穴を降りていくと見られるそうです(非公開)

現在、我々が目にしている石垣は、

徳川家により築かれたものだそうです。

 

 

 

重文の金蔵。 

 

大阪城を訪れる観光客のほとんどは、大急ぎで天守閣にのぼり

又大急ぎで次の観光地に向かっていきます。

のんびり石を眺めている人は少数派ですが、楽しい石巡りでした。

 

 



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