オルセー美術館にある、本物は見たことがありませんが
かねて見たいと思っていたこの絵を
ここ大塚国際美術館で、じっくり鑑賞できました。
ゴッホといえば、ヒマワリがまず目に浮かびますが
この「オーベールの教会」も 美術関連の本の表紙を飾るぐらいですから
ゴッホの著名な作品のひとつです。
パリ郊外にある小さな村の教会を描いたものだそうですが
左下を歩く女性は、かぶりものからするとオランダ風の衣装です。
フランスの片田舎にオランダの女性・・・ちょっと不思議な光景です。
背景の空は大きくゆらぎ、うねっています。
この絵はゴッホが亡くなる(ピストル自殺)1か月ほど前に描かれたものだそうです。
ただきれいな絵だな~と思っていた絵ですが
解説文によると
ゴッホの故郷オランダへの熱い想いや、不安感などがにじむ絵だそうです。
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