自遊日記

定年後の備忘録

ロンドンの地下鉄

2008-01-17 15:18:28 | 英国の旅

ロンドン滞在中地下鉄には随分お世話になりました。
網の目のように地下鉄網が張り巡らされているので、超便利です。






バスでも地下鉄でもフリーパスの、オイスター・カードを
娘婿が準備してくれていたので乗降も、超楽ちんです。
カードを画面の黄色い所にタッチするだけでOKです。





“Tube”の愛称で親しまれているロンドンの地下鉄。

丸いトンネルから、丸い車両がフオームに入ってきました。
確かにチューブですね。





車両のスペックは路線によって異なりますが、写真は
私が毎日のように利用していたノーザンラインです。
肘付きなので快適です。






座席後部の隙間は新聞置き場として大活躍です。
新聞を読み終えた人はポイッとこの隙間に捨てます。
すると、すかさず誰かがこの新聞を手に取り読み始めます。

読み終えた人が降りてからならまだしも、まだ車内に
いるのに間髪を入れずに新聞がリレーされていく様子は
ちょっと驚きです。
合理的と言えば合理的なんでしょうが・・・






ベーカー・ストリート駅には、シャーロック・ホームズの
シルエットが・・・






ここにもシャーロック・ホームズのシルエットが・・・。
シャーロック・ホームズ博物舘は、このベーカーストリート駅
からすぐの所にあります。





ヴィクトリア駅にはヴィクトリア女王のシルエットが・・・
日本の、画一化された、無味乾燥な駅と違って楽しめます。





地下鉄に自転車を持ち込めるようですね。
エスカレーターに自転車が乗っている図は、日本では
めずらしいですね。



ロンドンの地下鉄は、かなり深い所を走っている路線が多く
長いエスカレーターや長い階段を使って地底深く
もぐり込んで行きます。

孫を乳母車に乗せて何度か外出しましたが、地下鉄の階段には
閉口しました。
エレベーターを設置していない駅が多く、乳母車を押しての移動は
大変でしたが、階段でモタモタしていると必ず通りすがりの人が
手伝ってくれるので大助かりでした。
サッカー場で暴れるフーリガン等の影響で、
  イギリスの若者=粗野
という先入観がありましたが、親切で人なつっこい若者に何回も
助けられているうち、今では
  イギリスの若者=親切
という風にイメージが変わりました。

イギリスの地下鉄は、ハード面では決して弱者に優しい
とは言えませんが、地下鉄を利用しているイギリス人(特に若者)は
結構弱者に優しいですね。