自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き⑯ 庭園史博物舘

2007-05-20 12:38:18 | 英国の旅
国会議事堂を眺めながら、テームズ川東岸を南下。
ランベス・パレス・ガーデンを経て庭園史博物舘をめざす。





30分ほど歩いて、庭園史博物舘に到着。

ガイドブックによると、この博物舘には「17世紀の
造園道具が展示されており、造園の歴史を知る格好の場所」
とあった。

門の横にはMuseum of Garden History と書いてある。






珍しいものが見られるぞ、と期待に胸を膨らませて、
門をくぐる。

門をくぐって左手に教会の入り口があった。
しかし博物舘らしき建物が無い・・・???






中庭を進んでいくと、キレイに刈り込まれたトピアリーがあった。
17世紀の庭園を再現しているのだろう。





更に奥に進むと、ツゲの生垣で結び目(ノット)を造り
その間に草花を植えたKnot Garden があった。
規模は小さいが、中世の庭を再現しているようだ。






芍薬らしき花が咲いていた。
しかし、庭のどこを探しても博物舘らしき建物が無い。





結局、中庭を少し歩いただけで、博物舘への入場は
果たせず、帰った。

帰ってから別のガイドブックを読んでみると、
「この博物舘はセント・マリーという教会を改装したもの」
とあった。

しまった!あの教会が博物舘だったのか・・・

写真は、てっきり現役の教会と思って、
見逃してしまった「庭園史博物舘」
次回ロンドンを訪れた際には、是非入ってみたい。

因みに、左手にレンガ造りの建物が少し顔を出しているが、
これはランベス宮殿の一部。
13世紀に建てられた巨大な宮殿で、現在はカンタベリー大司教の
ロンドンでの住居として使用されているようだ。