
昨日は、雛人形を探しに家内と大阪・松屋町筋へでかけた。
昨春生まれた、孫娘用である。
日曜日とあって、孫を連れたおじいちゃん、おばあちゃんが多かった。
卸店が立ち並ぶ松屋町を北から南、南から北へたっぷり物色した。
娘の希望は、木目込人形。
店をはしごするにつれ、目が肥えて来る。知識も増えてくる。
そもそも木目込人形は、江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に
仕えていた人が作った、小ぶりの人形がはじまり、とか。
昔は柳の木を素材に、人形の形に仕上げ、そこに溝を掘り衣装を
挟み込んで仕上げたようだ。
本体の素材は? 衣装は?
細工は丁寧か? 人形のお顔立ちは? 価格は?
7~8軒回って、やっとこさ、お気に入りに出会えた。
人と人形も、一期一会か・・・。
写真は、木目込人形の一例

歩き回ってお腹ペコペコ。
串の坊・クリスタ店でちょっと遅い昼食。
揚げたてのアツアツに、たっぷりソースをかける・・・。
ちょっとビールなんかが欲しいところだが・・・
車なので、我慢、我慢。

心斎橋・そごうの、地下食料品売り場を覗いてから帰宅した。
デパ地下は、竹に餅花が飾られ、新春の雰囲気いっぱいだった。
春遠からじ・・・。


昨日は天気も回復したので、石清水八幡宮へ家内と初詣に出かけた。
毎年ケーブルは使わず徒歩で参拝。
なまった身体をほぐすのに格好のコース。
本殿は目下修復工事中だった。

石清水八幡宮は、皇室の崇敬も篤い、由緒正しき神社であるが、
境内には、ちょっと神社に似合わない碑が建っている。
エジソン記念碑である。
八幡宮とエジソン? ちょっと結びつきにくいが・・・
エジソンが発明した、炭素白熱電球のフィラメントに
この八幡宮境内の竹が使われた・・・という事実が、その答えのようだ。
竹なんてどこの竹も同じと思うが、ここの竹は特にフィラメントに
向いていたようだ。

エジソン記念碑のすぐ隣りには、風流な歌碑が建っていた。
「道も狭に 椿の花の散り布きて あゆみためろふ 八幡神山」
松田南窓
箱根駅伝の往路、復路の走りをTV観戦した後なので、
選手になったような気持ちで山上りと山下りを楽しんだ。
今年も愉快な老後となりますように・・・。

国立近代美術舘で目下開催されている「藤田嗣治展」を家内と訪れた。
“パリを魅了した異邦人”と言われた、藤田嗣治(つぐはる)の
生誕120年を記念して開催されている。
平日にもかかわらず、大変混んでいた。
100点ばかりの作品が展示されていたが、時期により作風が大きく
変わってきた様子がよく解った。
日本画の技術を洋画に生かした独特の画風は魅力いっぱい。
彼は「乳白色の肌」を持つ裸婦像で一躍パリの寵児となったが、
私は、この初期の作品が一番気に入った。
悲惨な事件や事故が続発。株価も低迷。
暗いニュースで、気持ちも沈みがちな昨今であるが、
こんな時に、明るくきれいなものを見ると、ホッとする。
裸婦像で癒された一日だった。
昨日、家内とそごう心斎橋本店を訪れた。
先月、鳴り物入りでリニューアルオープンした。
そろそろオープンに伴う混雑も、収まっているだろうと出かけたが、
読み通り、客は多からず、少なからずの適度な混み具合だった。
1,2階はグッチ、フエラガモ、エルメス、ティフアニー等
錚々たる店が並んでいる。
我々には関係のない別世界なので、このフロアは軽くパス。
14階まで上がると、そこのギャラリーで
「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」
をやっていた。
こちらは、面白そうなので覗いてみた。

予想以上に充実した展示だった。
シュテファン大聖堂蔵の秘宝<聖杯>やシェーンブルン宮殿の椅子などは
特に見事だった。
マリア・テレジアの遺髪や、マリー・アントワネットが使っていた
携帯用便器など、生々しい展示品もあった。
偉大な女帝マリア・テレジアが、亡くなる直前まで
自由奔放な性格のマリー・アントワネットの事を
心配していた様子を示す往復書簡も、展示されていた。
激動の時代を生きた母娘・・・
国が違い、時代が違っても、親子の情愛は変わらないんだなーと
少し感動。
マリー・アントワネットの悲劇的な最後を見ずにマリア・テレジアが
亡くなっている点は救われる。
ハプスブルグ家の歴史を学んだ後、13階の天寅で、てんぷらを食べ帰宅。
百貨店に行ったが買物はゼロ。今更買いたいものも無し・・・
Just Looking だけの1日だった。
先月、鳴り物入りでリニューアルオープンした。
そろそろオープンに伴う混雑も、収まっているだろうと出かけたが、
読み通り、客は多からず、少なからずの適度な混み具合だった。
1,2階はグッチ、フエラガモ、エルメス、ティフアニー等
錚々たる店が並んでいる。
我々には関係のない別世界なので、このフロアは軽くパス。
14階まで上がると、そこのギャラリーで
「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」
をやっていた。
こちらは、面白そうなので覗いてみた。

予想以上に充実した展示だった。
シュテファン大聖堂蔵の秘宝<聖杯>やシェーンブルン宮殿の椅子などは
特に見事だった。
マリア・テレジアの遺髪や、マリー・アントワネットが使っていた
携帯用便器など、生々しい展示品もあった。
偉大な女帝マリア・テレジアが、亡くなる直前まで
自由奔放な性格のマリー・アントワネットの事を
心配していた様子を示す往復書簡も、展示されていた。
激動の時代を生きた母娘・・・
国が違い、時代が違っても、親子の情愛は変わらないんだなーと
少し感動。
マリー・アントワネットの悲劇的な最後を見ずにマリア・テレジアが
亡くなっている点は救われる。
ハプスブルグ家の歴史を学んだ後、13階の天寅で、てんぷらを食べ帰宅。
百貨店に行ったが買物はゼロ。今更買いたいものも無し・・・
Just Looking だけの1日だった。