父 綴ります。
令和元年、皇室継承の行事や、恒の皇室行事が粛々と行わています。
裕仁天皇と雅子妃殿下が、実直に執り行われていく状況に敬意の気持ちを感じています。
我らが「大井神社」の「灘講中」10人の氏子達も、”新嘗祭”である収穫感謝祭を、28日に行いました。
今年は、「本当さん」を手助けする「助力役」でした。
朝9時に集合して、次年度の当番さんを選んでいただく”くじ”作りや、”参加費”の計算、講を休む申請してる人の事・・・。
今年刈り入れた”新稲わら”を使って作り上げる「荒神龍」の事・・・。
厳かな神事に使う、竹の”弊串し”作り。
午前10時前には、「大井神社の境内」の、我らが「荒神さん」を祀ってある『椿の機』の周りを綺麗に掃除。
来年の当番さん「来当さん1人」・「助力さん2人」を、”神撰”(静電気による引き上げ)にて選んでいただきました。
(私たちが”中折り紙”を小さく切って、名前を書き入れて、丸く揉んで作った「くじ」から選ばれるんですョ)
例年のごとく午後2時から、講中の皆が参集して、創り始めてもらいました。
今年も、”荒神さんの頭”創り出しには、苦戦。
そして、”荒神さんの樹”を”七周り半”巻き上げる長さを作り上げるのも大変でした。
「荒神さん」の前の’結界’を示す、「右綯い・左綯いのしめ縄」作りも手間かかりました。
約1時間半ほどかかって、納得の『令和元年の荒神さん龍』が見事に出来上がりました。
その後、皆で”御神酒”・”日本酒・”ビール”を飲みながら歓談。
(今年は、もてなす係の私は、台所を行き来して’酒の缶’やら、、、)
夕暮れの迫る午後5時前に、「大井神社」に向けて、御神酒を振る舞いながら、、。
目出度い”若松”を、皆で謡いながら出立。
神社に到達したころには、日が落ちて、、。
提灯の灯りに、厳かさを感じながら”稲原宮司さん”に「祝詞」を挙げていただいて、、。
無事に”儀式”をつつがなく祀り上げることができました。
けっして、今年の作物の出来が良かったわけではありませんでした。
それぞれの氏子が、平穏でばかりではなかったかもしれません。
でも・・、氏神様の前で’頭を垂れる”私たちでした。
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