松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

山陰中央新報「さんいん学聞」に記事掲載。

2018年11月21日 21時57分10秒 | 農業

娘、綴ります。

11月21日付けの山陰中央新報さんの

こども新聞「さんいん学聞」に、記事を掲載していただきました。

先日、朝酌小学校の児童さんが茶摘み体験&茶工場見学に来てくださった時のものです。

子供さん向けの新聞として、毎週水曜日に掲載されています。

 お茶の配達に伺った時に、お客様から「見たよ~」とお声掛けをいただいたり、

県内の先輩方からも「見たよ~」とご連絡をいただいたり、

友達も連絡をくれたりと、とても嬉しく思いました。

 

ありがとうございます。

 

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扉の下を補修しよう。

2018年11月18日 11時40分08秒 | 休日

娘、綴ります。

扉の下木が痛んでいたので、

DIYで補修してみることにしました。

まずは、扉を外し、下木を剥がして、きれいに掃き掃除。

掃除が終わった後は、木材を加工して、防腐剤を木に塗って・・・。

おばあちゃんと一緒に、長女もペタペタするお手伝い。

木材が乾くのをしばし待つ・・・。

その後、ホームセンターで家庭用のコンクリートを購入し、練って練って、

扉の下部分に木材を置いて、ビスで何箇所か留め、コンクリートを流して、固める。。。

 

半日位かかりましたが、完成しました。

 DIY。  なかなか難しいですが、やり遂げて出来たら嬉しい気持ちになれるものですね。

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厳しい自然災害。

2018年11月11日 11時20分47秒 | 稲作

娘、綴ります。

稲作の気象災害は、

低温障害 ・ 冷害 ●水害 風害 干害 高温障害 等が挙げられます。

近年、気候変動が激しく、今年は特に厳しい年になりました。

 

9月に大きな台風が何度も来た影響で、

ちょうど出穂時期だった飼料米が

続く長雨と強風で、風害・雨害を大きく受けてしまいました。

 

台風がよく来るシーズンは、

大雨による被害と風による被害により、深刻な事態が引き起こされます。

 

10月に飼料米を稲刈りしていると、

例年の4分の1程度しか収量がなく、大幅な減収となってしまいました。

 

風害を調べると・・・

  1. 穂ばらみ期から出穂直後の籾が柔らかい時に強風に遭うと、穂がもまれることによる変色籾となり、不稔籾や屑米が増加し、収量が減少します。
  2. 穂ぞろい期前後に強風に遭うことにより「白穂」が発生する場合があります。
    これは風により急激に脱水することにより発生し、特に風が強く当たる畦際のイネで被害が目立ちます。
  3. 出穂20~30日後の比較的遅い時期に風に遭うと「青枯れ」となることもあります。こちらも「白穂」と同様に急激な脱水が原因となります。
  4. 強風による葉の損傷も被害につながります。イネは葉や茎に貯めたデンプンを籾に送ることにより米が充実します。                                                               そのため、葉が損傷すると供給されるデンプンが減るため減収します。特に、出穂期に近い時期の強風による被害が減収を大きくします。 との事。

長雨によって、稲の登熟が不良となって収量は減収。

台風で湿った海からの風が入ると、塩害で稲がダメージを受けたり、

高潮で田んぼが海水に浸かったりして、塩害になります。

 

お米の粒(籾)はたくさん付いていますが、中身がなく、指で押さえるとぺシャッとなります。

一本稲穂を刈り取って籾の数を調べたら、198個もの籾がついていました。

本来なら、この中にお米が入っているハズなのに・・・。

穂首がくたっとなっています。

また、何らかの病が出た可能性もあると指摘されました。

 

自然の大きな力に抗う事ができず、春からの秋までの今までの努力を思うと

ただただ悲しく、肩を落とすばかりです。

 

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手摘み体験&茶工場見学へようこそ。

2018年11月10日 21時19分18秒 | お茶

娘、綴ります。

朝酌小学校の三年生・四年生さんが、

「わたしたちのくらしと働く人」を調べるための学習で、

茶畑の見学・手摘み体験・茶工場見学に来られました。

大井町にある茶畑で。

お茶の葉の手摘みを体験していただきました。

※この後学校に持って帰られ、数日間乾燥させた後、

 フライパンで焙じて、番茶として飲み、楽しまれたと伺っています。

茶摘みが終わった後は、茶工場へと歩いて移動。

茶工場の機械を説明しながら、実際に動かしたり、見学をしていただきました。

 

その後は、粉末緑茶を抹茶茶碗に入れて、

自分で茶筅で点てて飲んだり、番茶を飲んだり・・・味の違いを飲み比べていただきました。

 

人前で話すのが苦手な私…実はとっても緊張していましたが、

子供さん達が喜ぶ姿を見ることができて、”やってよかったなぁ”と夜寝る前にしみじみ思いました。

 

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我が家の初代の妻さんの300回忌をしました

2018年11月05日 20時32分24秒 | Weblog

父 綴ります。

先月の10月27日(土)に、我が家の初代の嫁さんである故人が亡くなってから300年だって。

ええ~。今年は、「松江藩主’松平不昧公’」の没後200年の、記念事業が大々的に模様されていますよ。

それよりも100年前に亡くなってる仏さんの供養?、、。

 

そんな不遜な考えもしてましたが、、。

菩提寺には、法要忌の’札’が張ってあって、、。

(それはそれなりにプレッシャー。だって檀家の皆が、寺法要の度にチェックしてますもん!。)

私の親父である10代目”茂登”が記していた、『前東家過去帳』を改めて見直ししたりする中で、、。

やっぱり我が家の、連綿と続いてきた歴史を”大切”って思わなきぁちゃ。

私の以降の代に繋げていくためにも大事な事業かなって、、。

 

結局、言い訳がましくなりましたが、

故人の逝去日の9月23日を、旧暦的にわって捉える中で、、。

新暦的には10月31日が逝去の日。

法要はその頃でも充分許されるって、都合よく考えさせてもらいました。

(だって、故人を偲び、今ある自分達を感謝しながら、これからの子等らの長久を願うのが大事!)

 

そういうことで、法要当日は妻と二人で菩提寺の参詣し。

本堂の本尊前に、”お花”・”果物”・”粗菓”・”お米1升”をお供えし。

”永平寺”を源とする曹洞宗なので、『修証儀第一しょう・観世音教・十  』を唱えて。

本尊さん前にて焼香。位牌堂にて我が家の先祖位牌に線香を立てて、、。

戒名『妙仙禪定尼』と記された”塔婆”をいただいて帰りました。

 

帰宅後には、手桶の水・線香・お米・ロウソク・仏花を持ってお墓参り。

よだって(出雲弁で億劫がって)た儀式。終えました!。


旧知の友の突然の逝去の葬儀に行ってきました ② 

2018年11月03日 20時59分27秒 | Weblog

父 綴ります。

彼の葬儀は、午後1時半から。

午後1時ちょっと前に、葬儀会場の”正林寺”に到着。駐車場のスペースは残りわずか。

香典の受付テントには行列が、、。顔なじみの面々も、、、。

空模様も時折りの陽射しもあって、お寺の庭で参列する我ら一般者の身にもありがたい、、。

 

葬儀始まり前の、「生前の仏さんの紹介」が始まりました。

『生まれ年。彼の略歴の数々やエピソードの紹介。亡くなる前の状況。』

送り出す家族の皆さんの、思い出や心のすべをしっかりと感じられる言葉の数々でした。

 

お寺さんの読経が始まりました。

彼の戒名は”苑照真永居士”。

(確かに庭師・果樹栽培・地域での様々で多岐に亘るお世話役をしてた彼に相応しい。)

お寺の庭で佇んでいる200名弱の参列者の皆さんも同じ思いだったでしょう。

(青春時代の「農業青年グループ”NAC”のメンバー」、「青年団で活動を共にしたメンバー」

 「幼なじみの同級生」、「JA農政連の役員さん」、「市農業委員会の役職員さん」

 地区の近所の方々、、、)

 

喪主である”彼の奥さん”の、参列者に向けてのお礼の挨拶は、涙声・・・😢。

『穏やかで、優しい心を持った主人との34年間は♡幸せでした♡』

(俺は、約40年の付き合いの中、穏やか口調ながらも「事の本音」を話す彼が好きでした。

 自分の農業仕事への取り組みも結構な真面目な姿勢も、、。

 お世話役を数々こなす中で、真っ当な価値判断で意見を言い行動する姿には、、。   

まだまだこれからも、たくさんたくさん話したかった。

語り合う中で、教示を得たかった、、、。  

 

約1時間。参列の人達の老いた方もおられる中、皆がしっかりと彼の見送りをされました。 

親族さんが参列者の声掛けに応じられる最終場面で、天からの’涙雨’が、、、。

 

「須山真史くん」ありがとうございました。