松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

伸ばせばつかめる未来へ。

2010年04月30日 15時21分32秒 | 子育て
娘、綴ります。

さあ、いよいよ始まったゴールデンウィーク!

茶農家が一年で一番忙しいこの『GW』、
新茶摘みに田植えにとフル稼働!!

忙しい時こそ
お客様の笑顔のために、まずは自分が笑顔で! 

私ができることは、
お茶の配達、受注、発送 + 家事&育児。

やれることを、日々精一杯やっていこう!!

(*¨)(*..)(*¨)(*..)


その横で、歌が流れると頭を揺らして踊りだす長女…

ちびカー。

2010年04月30日 15時16分28秒 | 子育て
娘、綴ります。

長女は、マイカーの点検。

“車の調子はどうか~い?”


↑いいよ~!発車オ~ラ~イ!

ゴールデンウィーク中で
たくさんのお客さんでにぎわう、
『島根観光物産館』さんへお茶の納品へ。

松江城の駐車場も『満車』

松江城近く、お堀沿いの雑貨屋さん『ちろり』さんへ
お茶の納品。

とってもにぎわっていました。

臨機応変だ!

2010年04月27日 21時42分58秒 | 
父 綴ります。

結果的に去年より20日遅れになってしまいましたが、


うちの”飯米"と”縁故米”用である「豊コシヒカリ」の種まきをしました。

すでに鹿児島から、早生品種「さえみどり」の新茶が、
山陰のお茶商さんに届いて、販売が始まっています。

気持ちは、新茶の製造バージョンにならなければならない時期ですけれど、、。
今年は妙な天気で、田植えと新茶の製造の予定が定まりません。

新茶の製造うの繁忙期が終わり次第に、代掻き・田植えの順番です。
田植え日から逆算して(20日~25日)、種を播かなければならないのですから。

いつもの年は、自家スペシャルブレンドの苗土を作って、
苗箱に詰めて種をまくのですが、それをする時間と、気持ちの余裕が整わず、
市販の”育苗用マット”で間に合わせることにしました。

今回は、「ロックウールマット」ではなく、
木くずを固めたという、東亜システム(株)の「ジーザックマット」を使いました。

通常の方法より少し覆土を厚めにしました。
(去年は、説明書き通りに育苗箱のフチすりきりまでいれたけど)

マットによる苗箱は、普通に土を入れたよりも軽くなって楽です。
苗箱1枚当たりの単価経費は、わずかに多くなりますが、、。



皆の気持ちを込めた、こだわりの土ではないけれど、、
しっかりと丈夫に育ってくれよ、という思いは同じです。

ですから育苗器の温度も、通常より2~3℃低めの29度にセットして、
じっくりと、根張りの良い苗にしょうと考えました。

2日後が、たのしみです。



結婚記念樹。

2010年04月23日 20時03分20秒 | 子育て
娘、綴ります。

私たち夫婦の結婚記念に植えた梨の木に、
かわいらしい花が咲いていました。


↑白くて、ポンポンまあるい梨の花。

2本共、順調に育っていて嬉しいです♪




↑まだまだちいさい苗木ですが…。

この苗木が大きく育ち、実を付け、立派な木になっていきますように…

“私たち夫婦も仲良く暮らしていきたいねぇ”と、
梨の木の成長も喜びながら、夜、ささやかなお祝いをしました。

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荒れ地に挑む。

2010年04月21日 22時58分18秒 | 
父 綴ります。

昨日はまさに「穀雨」。
やわらかに降る雨は、車の間欠ワイパー仕様でした。

そんな中、松江の早場米地帯では、
例年通り田植え作業が始まりました。

私は、この低温続きに、お茶の製造と田植えの開始時期を計りかねていますが、
まずは、荒おこし作業だけは終えなければと精をだしています。

実は、田んぼが湿田で、トラクターや田植え機がはまってしまって、
難儀する状況をなんとかするべく、嵩上げを計画した圃場がありました。

ところが、施工した業者が持ってきた土に、礫や石が多くて、
トラクターの作業機が壊れてしまう状況になってしまっていたのです。

もうそれからかれこれ7年、耕作不能となっていました。

ヨシや、ガマの穂が生えてきて、紀州スズメノヒエがはびこる状態に、
なんとかできるものならば、半分でも少しでも耕してあげたいと考えてはいましたが。
(嵩上げの前何年かは、秋の刈り取り作業に出掛けさせてもらっていたので、、)

そんなこんなの気持ちに、なぜだか後押しして、向かうことにさせたパワー?が、、、。
二つ隣のたんぼの荒耕し作業をしながら、(この地主さんは、去年の1月の葬儀だった)


そういえば、荒れている田んぼの地主さんは、穏やかでいい人だったなぁ、、。
生前には、家の造作でもお世話になったし(去年の10月にお亡くなり)

荒れた田んぼの北隣りは、そのさんの本家の田んぼで、30数年私が小作中で、、。
しかも、このたんぼの地主さんこのまえ(4月はじめに突然お亡くなり)

そのどなたも、私・一昨年9に亡くなった親父の親しくしていた人たち、、。

なぜだかふっと、そんなこんな気持ちが、、、トラクターを向かわせていました。

辺りはもう暗くなりかけていたので、出来るところまでで止めようと思いながら、、。
その日は、7割方で終了。



あくる日、前日と同じようにロータリー回転を1速で、慎重に、、、。


でも、やっぱり壊れてました。(_□_;)!!

ロータリーの前カバーが脱落したうえに、
トラクターのタイヤで踏んでしまって曲がってしまっていたのです。

でも、一応23アールを全部耕しを終えることができました。
一部分を壊しながらも頑張った、わがトラクターをいとおしみ褒めると共に
「ソロバン勘定じゃないものの価値感」を味わいました。

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茶工場の掃除が始まりました。

2010年04月21日 13時06分51秒 | お茶
娘、綴ります。

風が強く吹き、
いい天気に恵まれて…

いよいよ、我が家の茶工場の掃除が始まりました!


暖かい日が続き、
我が家には、いろいろな種類の鳥が遊びにきていますが、

今日は、野鳥の赤ちゃんが飛ぶ練習中~。


↑我が家の玄関へ、いらっしゃ~い♪

親鳥が少し離れた所から見守っていました。


↑長女も後について、テケテケ…。

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新再生可能エネルギー

2010年04月20日 22時55分02秒 | 
父 綴ります。

昨日のBSSラジオの”がんばる島根の担い手農家パート4”で
飼料用稲から作るバイオエタノールの試作研究の話題をやっていました。

(JA全農しまねと、共同研究する民間企業のコラボみたい。)

あんたらは、えらい!

…シンプルな製造施設を開発したみたいだし…。

偶然見たNHKの、午後9時まえのローカルニュースでも、
あの顔見知りのJA全農しまねのI課長が、
たんぼを背にアップで映って、
地元企業の三菱農機研究所との新たな取り組みを熱く語ってました。(ノ゜ω゜)ノ

家内中、「おお~いIさんがテレビに出ちょられるぞ~!
早や早や見いだがぁ!」と大さわぎ。

うぅ~ん、さすが出来る人は、時代を先読みする事業をちゃんとやってるんだ。と
2度も画面に登場されたので、家族一同感心することしきりでした。

ところが、きょうのNHK午後7時半からの”クローズアップ現代”で
次世代の新バイオ燃料「植物から作り出すエタノール」の特集を放送していたのです。
えぇ~と驚きながら、番組に釘づけになってしまいました。

沖縄でさとうきびの品種改良し、
砂糖を抽出後の茎を、さらに蒸留してエタノールを製造。

それにも増して、≪ある特別な藻≫から極めて効率的にエタノールを生産できる技術を、
ハワイ州で実践的プラントを建設して取り組んでいる事例を紹介してました。

そしてその生産に対する援助を、あのマイクロソフトのオーナーのビルゲイツを初め、
オバマ大統領の号令一課、アメリカ国家が強大な支援をもはや始めているとのこと。

うぅ~ん。やるなぁ~。いつの間に目を付けてたんだぁ。

でも日本でも≪ある特別な藻≫に関しては、もうすでに筑波大学の教授も発見済みのこと。
ただようやく、企業や国の応援体勢が動き始めたばかりの状態だとか。

既存の「限りある埋蔵資源の石油」にだけ頼ることなく、
未来の「再生続けることのできるエネルギー・バイオ燃料」に
なぜだか、閉鎖感のままの農業生産に、
一筋の「明るい希望」が闇の向こうに見えた気がしました。

それもちょうど今日、島根県茶業振興協会の、新茶期前の定例役員会があって、
会場の斐川町まで、片道45分、往復1時間半。

会議は、1時間半。

ひとり乗車で宍道湖を一周しながら、135円から上になったガソリン価格の表示版を
あちこちのガソリンスタンドで視て、少しため息を吐きながら走っていたわが身…。

農業もすべからく、化石燃料無しでは立ち行かないのがあたりまえです。
でも、全ての経済活動の根源であるエネルギーを、生産可能な業種となれば、、、。
なんだか、わくわくする気持ちが湧いてきそうだぁ~~~~~。

楽しみ((o(^-^)o)。((o(^∇^)o))。(*^o^)(^O^)楽しみ!!

I課長さん、あなたには培った人脈がある、組織がある、そして何よりひらめきがある、
期待しちょうけんねぇ~。

なんだか今年の稲作り、頑張ってやれそうな気が湧いて出てきたよ。
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手仕事の難しさ。

2010年04月18日 14時17分14秒 | お茶
娘、綴ります。

朝から父に習い、
“五縁むすび~あかねバージョン~”を作っています。

まずは、隠岐の藤田さんの黒大豆を
焙じる作業からスタート。

釜の中で“ガラガラ~ガラガラ~”と、
黒大豆が回転しながら、動いています。

火加減と香りを確かめながら、
じっくりと…約一時間つきっきり。

いい感じに仕上がりました。

お米の種まき用の土が届きました。


↑大きな土のお山の出現で、土遊びに夢中ー。


↑木陰から『いない、いない、ばぁ~(ノ・ω・)ノ』

I LOVE 蜜柑。

2010年04月18日 12時18分30秒 | 子育て
娘、綴ります。

毎月お茶を買ってくださっている広島のお客様から、
たくさんの果物の贈り物が届きました。

ダンボールを開けた途端、
さわやかなとってもいい香りに包まれて…。(*´ェ`*)


↑長女は大きな安政柑を持って大喜び。



お茶を買いにきてくださったお客様と一緒に、
早速お茶の時間にいただきました。




柑橘類に目がない長女も、
いろいろな種類を味わいながら、おいしくいただきました。

本当に、ありがとうございます!!

ラッキー。

2010年04月17日 23時12分36秒 | 
父 綴ります。

妙な天気が続く今年の春です。

今日東京では、40年振りの春の雪が降り積もったとか。

いつも通り、今年の新茶の始まりは
4月末か5月の連休初めと予定を考えていました。

静岡県のように、遅霜の被害を受けて、
新芽が紅く枯れてしまった状態は見受けませんが、
いつから製造工場を始めようかと、この低温の毎日に気をもんでいます。

家では、新茶期前に田植えをするか、製造が終わってから代掻き・田植えをするか
毎年、頭を悩ませなければならない重要な判断をせねばなりません。

そんなこんなの中、今日の晴天の午後、
妻と私とで二台のトラクターを同じ田んぼに入れて、荒耕し作業をしました。

順調に作業をすすめて、後は外周回りで”一丁上がりぃ”と…。

ところが、私の運転していた25馬力トラクターが、
はまってしまって、前にも後ろにも行かれない。。(_□_;)!!

毎年、荒耕し作業で、1度か2度は、にっちもさっちも往かない状態があるものの
まさか、この田んぼのこの場所でとは、想定してないぃ…。

たしかに、
今年は装着しなければならないトラクターの補助車輪をつけないままだったけど…。

もうこうなったからには、
長年の経験から「無駄な悪あがきはしないこと」

”はで木”をタイヤの下にかませるのもなぁ~。 面倒だし~。
 水が少なくて泥離れが悪いので、まずは用水路から水を導入!!”

次はチルホールで、引き上げだぁ~。

ところが、おっとどっこい、肝心のチルホールは、作動出来ない状態だった。

ワイヤーが噛んだまま、前にも後ろにも動いてくれない状態のままぁ~。
もう捨ててしまわないけんかなと考えていたんだけど…。

そういえば、去年11月号の「現代農業」譲りますコーナーに載っていた
栃木県のMさんに確か10月の後半頃、電話で申し込んだけど、
すでに予約済みで断られたこと、
新しいのを買ったら、たぶん15万円はするだろうなぁとか…。

頭の中をいろいろんなことが巡りました。

意気消沈しながら帰宅すると、
珍しく義和くん(娘婿の)が帰宅していました。

そういえば、前に一度チルホールを貸した時にトラブって、
分解修理をしたと言ってなぁ?

聞けばやっぱりそうで、「やってあげますよ!」の一言。

やがて、半分に分解。
よし、動かないワイヤーを3人で綱引き「よいしょ、ヨイショ」

( ´ω`X( ´ω`X<ダメダ~メ。

じゃぁ、軽トラックと軽トラックでひっぱりやこだぁ~。
片方の軽トラックを完全ロックして、もう1台でブルブル~ン、キュキュゥー。

( ´ω`X( ´ω`X<ダメダ~メ。

こうなったらもう、てこでも動こうとしないワイヤーを切断するしかない!

グラインダーで、一気にやっつけて。
ささくれて残った切れっぱしも、ウオータープライヤーで取り外せました。

ε('∞'*)ふう~。

さぁこれからが正念場。 ワイヤーの先っぽの始末。
グラインダーで先の5センチばかりを、細くし加工した後、
ささくれてほぐれないように固める方法を考えなくては、努力がもとのもくあみ。

「じゃあ溶接をしてみよう」ということに…


経験の少ない二人なので、悪戦苦闘(火花が出なかったり、溶接棒がひっついたり)
でも何とか先っぽが、堅く固まった。大丈夫そう~。

溶接の尖がりを研いでチルホールの本体に挿入。
おおっスムースだ。OKだ!

これで、チルホールを捨てなくて済む。ラッキー\(^^\)(/^^)/チャチャチャ。
明日は、がんばって脱出します!!

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