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松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。
74歳が綴るブログ。

自転車5台を磨きました

2025年05月07日 20時33分23秒 | お茶

父綴ります。

昨夕、雨が降り始めたので、外作業を断念。

明日8日、小学校で毎年恒例の「自転車教室」がある予定のです。

先頃、学校からの案内文書を受け取った小4の孫娘。

『お爺ちゃん、自転車を買って!買って!』

ホームセンターの自転車コーナーに行くと『これ買って!』

値段は、子供自転車なのに変速機付きが3万数千円。

爺さん一人での速買いは出来ません。

「ばあちゃんなら、買ってくれるかもしれんけどなあ!」

そこで閃いたのが、「7月の納豆の日くらいなら買ってやれるかもしれん」

少し考えてた孫娘『うん!。私の誕生日プレゼントだね!』

ひとまず落着できました。

(夏休みの、朝のラジオ体操に行くのにも役立つし、 

 4・5・6年と乗るし。今の自転車は姉の5年前のお下がりだし。)

 

他の皆に気後れすることなく頑張ってくれよって気持ちと。

若い頃から自転車には、縁が多く、殊の外の思い淹れもある私。

スプレーオイルを吹きかけて、布で拭き磨きました。

 

ついでに他の4台の自転車も拭き拭き!。

計5台を磨きあげました。時間は2時間。

前輪・後輪のスポーク部分が面倒くさいですが、錆びやすい箇所。

ふうぅ。よく頑張りました。

孫たちの『ジイちゃん愛がトウ』って、言葉がご褒美となりました。

(勿論、ウイスキーの水割りも美味しく飲みながらでしたけどネ)

 


「農業JAF」出動要請

2025年05月03日 20時27分54秒 | お茶

父綴ります。

田んぼの春作業が本格的になりました。

トラクターで荒耕し、代掻き作業で皆さん忙しくなりました。

 

そんな中、電話が入りました。

『トラクターが、はまってしまって。救出してもらえないでしょうか?』

毎年、稲刈り作業を依頼して貰う方からの突然の依頼でした。

 

現地に行ってみると、信じられないくらい、トラクターがはまってます。

「思ってた以上の状況です」

「かつての経験則から推察すると、とても我らでは無理!不可能!」

「どうしよう。本職のレッカー車を頼んでの救出を選択してもらおう」

「関わったら、時間とられるし、救出してあげる自信もない状況だし」

 

でも、人の良い公さんは、知恵を絞りだして頑張ってあげようって気持ちになってしまって。

「まずは、土がモチモチして、長靴でさえ足さばきに苦労する状況を改善が一歩」

 

そこで、作戦① 地主さんにポンプを廻して、田面に水を入れてもらう。

        土の粘りを無くしてさらさらにするために

そして、作戦② 幸いに、トラクター車輪に羽根が装着されていたので、

        棒杭を4本準備して、それを羽に差し込んでゆっくりと廻していく。

さらに、作戦③ 引っ張るトラクターのオペレーターと阿吽の呼吸で、

        ワイヤーの緩みに注意しながらゆっくりとゆっくりと。

すると思いもしない!。大成功!!。

(てっきりああだこうだの試行錯誤で、1時間以上の手間をかけなくっちゃって考えてたけど)

結局、ものの数分で引っ張り出しに成功してしまいやした。

(自分達の経験則が素晴らしかったのか、たまたま運が良かったのか、、)

まずは、あっけない「農業JAF」の作業でした。

(地主さんは喜ばれました。私の請求金は8000円でしたし。)

 

 


おいしいおこめをつくるため④

2025年05月02日 21時41分31秒 | お茶

父綴ります。

例年以上に4月が早く過ぎ去ってしまった感じがします。

順調で緩やかな気温上昇でなくって、身体が春を感じる日が少なかったせい?

 

米つくりには、水が欠かせません。

水中ポンプを稼働させて田んぼに水を供給する圃場があります、、。

(自費で、電柱を立てて配電盤を設置しました)

排水路を跨いで、タイマースイッチを入れるって方法の45a圃場。

排水路を跨ぐ木材の「橋」が、経年劣化で腐って“あぶない・危ない”

 

廃材の材木に廃油を塗って、架け替え工事作業をしました。

みんなで力を合わせて、知恵を出しながら、、、。

孫も一生懸命、刷毛を使って防腐作戦をやってくれました。

これまでのものよりも、ずっと安心して渡れる「橋」になりました!。


美味しいお米をつくるために③

2025年04月22日 20時41分54秒 | お茶

父綴ります。

いつの間にか4月も後半、、、。

今年はお茶の芽が遅れているので、少しは日付的に余裕を感じてますが。

(お茶畑の新茶時期前にやる事をやって、次は”寒冷紗被覆”をやること)

 

田んぼも、イネの苗をすでに600箱ほど播き終えることができてます。

我が家では、肥料代を少なめる意味もありますが、

「美味しいお米」を作るために、田耕し前に「有機質肥料」を散布します。

 

米田酒造さんから貰ってきた「酒米の赤ぬか」と、

窒素・リン酸補給のためにペレット鶏糞・発酵鶏糞。

根っこの力を強くするためのケイ酸含有の、”鉄鋼生産の産物”である肥料。

それらを10a当り約160キログラム施します。

栽培面積を換算するとおおよそ15トン!。オオオォォォ-!。

 


2か月前に見舞った友が亡くなりました

2025年04月19日 21時45分02秒 | お茶

父綴ります。

昨夕、同級生のK君から、安来市のH君が亡くなったの報がありました。

数年前に”膵臓ガン”が見つかり、米子市鳥取大学医学部附属病院で治療してて。

(うちの家内と同じ病気、同じ病院での治療をしてて、、。)

 

安来市の特産である、梨や筍栽培をしてた彼。

出来秋には、奥さんともども梨を販売しに家まで来てくれました。

娘さんも、後継ぎをし、近年はブドウ栽培に挑戦しているって、、。

 

2か月前の2月21日に、自宅療養中の彼を見舞いに行って、1時間以上話して。

『野津、また話しに来て来てくれよ!。待っちょうけん。』って会話。

ベッドで寝たままがら、奥さんと一緒に色んな話をすることが出来ました。

(遷ろう時代にし見舞われてしまった農業。やむなく縮小・伐採を選択。)

(難病の”すい臓がん”を罹病してしまった無念。)

私の状況が重なって、、。

 

そんな日から2か月。

春の仕事に追われる状況の中、H君はどんな想いでこの春を感じているんだろう。

あれもやらなければ、これもやらなければならないのに・・って思ってるんだろうな。

俺は、それを考えれば、以前どうりに動きがままならなくっても。

柔軟性を無くしつつある体を嘆かわしく感じながらも。

折々に、H君の無念さを思えば、「ありがたいです。」って感謝の心で頑張れ!。

例えペースはゆっくりでもいいいじゃないかって。

 

彼の葬儀は明日の午後1時から、安来市の”雲樹寺”での流れ焼香形式。

あいにく私は午前中、水路掃除の共同作業の予定が入ってて。

今朝も、同級生のT君が『一緒に車で葬儀に行こうか?』って電話が入ったり。

香典だけ、ことづけしてしまおうかしらっても考えましたが。

 

今日の午後1時半過ぎにH君の自宅に行って、

亡くなった彼の顔を見、線香を立て、拝みながら想いを伝えることができました。

奥さんは気丈に、話をしてくれましたが。

「自宅で最後まで看病することは、この頃誰も出来ることではないのに、、。

 よう頑張られましたね。H君は、絶対に幸せで、感謝して逝ったと思うよ。

 これからは絶対に、あなた達を見守ってくれるから。

 思い出して、拝んで、掛け合って。」って声を掛けました。

私も、思わず話しながら。ウルッてしてしまいました。 合掌 

 

 

 


美味しいお米を作るために②

2025年04月17日 21時14分14秒 | お茶

父綴ります。

田んぼの管理に必要な作業に、畦草刈があります。

肩掛け草刈り機や、背負い式草刈り機。(1台が8万~10万円)

自走式草刈り機だと(30万円台)。

60㎝幅で少々大きくなった草を刈る、ハンマーナイフモア機だと(50万円台)

機械が勝手に刈ってくれる訳はなく、人力と作業負荷が・・・・

 

そこで、出来るだけ体力的負荷が少なくなるよう考えて、、。

畦高さを現況よりも下げるコネクションを実行しました。

ミニバックホーを操って。

 

はたまた、イノシシがミミズを食うため?に壊した畦を補修するはめの工事も。

 

田んぼの中の作業が、コストパフォーマンスのギリギリだっていうのに。

手前労力と、作業機械購入と、燃料費が、、、。

でも、やらなければならない、、、。


美味しいお米を作るために①

2025年04月14日 21時22分17秒 | お茶

父綴ります。

去年からの”コメ需要”の高まりに戸惑っています。

先日も、『知り合いが、お米を分けてもらえないかって聞くんだけど』って、

知り合いの人が聞いてきました。

「去年の秋にもう米は無くなってて、他の農家さんに聞いても誰も在庫無しって。」

そう答えるしかない状況です。

 

そうこうしてる間に、今年の春作業を始めなければならない季節となりました。

先ずは、詰まってる用水路の掃除作業から、、、。

 

 

スコップや鍬で、溜まってる土を掃除。

はたまたバックホーを使って、流れ込んだ土での埋まってしまってる所を・・・。


公さんは それだから頑張れる②

2025年03月30日 19時40分49秒 | お茶
父綴ります。
水路委員長としての役割は、まだまだ続きました。
 
12月下旬には、何十年も現金で徴収してた”水路賦課金”を、
口座引き落としにすべく手続きを、会計係のT君が尽力してくれて。
(JA支店に何度も出掛けて・・・)
(かつての会計係が、面倒さに取り組みに躊躇してた案件でした・・)
5月末には、関係者全員に意向調査表アンケートを集計してくれて。
 
(結局、100数人の関係者の99%に賛同してもらう結果。
 現実、地元以外に在住の地主さんが多くなってて、集金作業も、)
T君が会計係じゃなかったら、実現出来なっかった事案でした。
 
又、お金に関しても、排水機場更新工事の総事業費1億2000万円の、
国・県・市の補助残である、6年度地元負担金1200万円の問題。
(40年以上経過して、老朽化した施設の必要な更新工事なんですが・・)
 
我が水路委員会の定期預金の全てを拠出しなくってはならない状況。
(抗う状況は一睡も無く・・)
さらには、排水機場の鉄製のゴミ除けスクリーンが腐蝕して機能不全に。
 
(結果。通常の市1/2補助事業でなく、国事業に含ませてもらう選択。
 さらに、ステンレス製で500万円必要との費用も、地元業者さんと
 縁を持つ委員さんに、安くお願いしてもらう手段をとりました。)
 
最後には、来年度に申し送ろうとも考えていた「イノシシ害対策。」
委員会で協議して、実行可能性があるので自分達で作業する選択。
結果、3月23日から25日にかけて、今年度の委員が中心とするに4名で、
イノシシが崩してた、水路内の土を揚げて。ミニバックホーで法面と
水路の桁をフラットに仕上げ、プラスチック波板を敷く工事をしました。
作業幅が1m程しか無くって、業者さんも躊躇する仕事でした。
これもまた、優秀な人材が揃った今年度の縁が成しえた事。
 
明日31日には、次年度の委員長さんに、書類一式を渡して。
肩の荷を降ろす運びにします。
 

公さんは、それだから頑張る

2025年03月29日 20時08分45秒 | お茶
父綴ります。

令和6年度も年度末になります。
思っていた以上に、頑張らなければならない状況がたくさんありました。
地元の田んぼの水を、確保するためのお世話役「水路委員長」を拝受。
6年前にも務めたので、まあそれなりにやろうって考えてました。

ところが6月初めに、揚水ポンプが不調で動かず、対応することに。
業者さんに診てもらい、松江市の基盤整備課に連絡し、新品交換に。
半額補助制度を利用する協議を重ね重ね、7月初めに完了。

7月9日には、半日で165mmの豪雨で、田んぼの排水機場能力を
超えてしまって、一軒の家が床下浸水。
水中ポンプを2台使って排水を試みるもダメダメ。
地元の公設消防隊員さんにも出動してもらって土のう袋積んだり、
消防ポンプを稼働してもらうも、いっこうに水位が下がらず。
日が暮れる頃まで20人くらいがアタフタしました。
4日めの13日に、ようやく排水路の水位が平常位になってほっ。

ため池堤池に関しても、県道工事でガードレールが以前よりも長く設置され
ため池の管理のための、車の駐車場スペースにスムースに入れなくなって。
県土整備事務所に連絡するも、のらりくらりの言い訳返答。
県議に相談したり、現場写真を取ったり、図面を手書きしたり。
(結果、自分達の知恵と力で、ため池堤防の草刈り時にやっつけ仕事)

ため池堤池の状況確認のための、完全落水を6年振りに実施しました。
底まで続く階段の手摺りパイプのサビを落として、ペンキ塗り。


1月2日から栓を閉めて、貯水を開始しました。
3月20日には、ミルキーグリーン色の幻想的な水がしっかり貯まってきていました。



恵美子さんって幸せだよねぇ

2025年03月22日 20時04分04秒 | お茶
父綴ります。
先日の19日、娘がJAの産直市場にお茶を並べていた時、お客さんから
『頑張っちょうねぇ。この間、お母さんのお墓に、友達と参ったけんね。』
との声掛けがあったそうです。
声の主は、家内がかつて勤めていたの会社の、同期のRさんだったとか。
(50年前の同期で、仲良かったRさん。そしてÝさんのようです。)

家内の病気が解ってから、折々に見舞いやら話しに来てくれてました。
最後の療養中の”市民病院”へも出掛けてくれてました。
亡くなってからも、通夜に葬儀に初盆に家まで来て拝んでくれました。
 (Rさんは、飛騨・高山に女子旅した仲。楽しんでる写真が残ってます)
 (Ýさんは、ソフトボール大会でバッテリー。キャッチャー役で痣うっ血)
OG会も何回もあったようですけど、特別な二人だったみたいです。

でも、まさか1周忌過ぎた彼岸にまで、墓参りをしてくれてたなんて、、😣
(遠慮して、家までは来てくれなっかたようです。)
私は、2日かかって5時間ほど墓の後ろの、篠竹や雑木の枝を切ったくらい。



(たまにでいいから、相談事をしたいし、愚痴を聞きに来てくれって
 思う事がありますけど、、。)

なんにせよ、家内に代わって、お礼の電話を掛けました。
(それぞれに9分の長話になりました)
彼女さんたちの旦那さんは、自営業。一緒に働いていらっしゃいます。
『好きで一緒になった仲なんだから、これからも仲良く幸せにすぅだよ。』
って伝えました。
(昼間、BSSラジオの音楽の風車で、都はるみの歌が流れてて、、)

本当にありがとうございました💓