MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.029 「エンジェル ウォーズ」(2011年 110分 シネスコ)

2011-05-02 00:15:33 | 2011年劇場鑑賞
監督 ザック・スナイダー
出演 エミリー・ブラウニング
   アビー・コーニッシュ
   ジェナ・マローン



翌日もまたなんばパークスシネマに来てしまいました
今年はここでの鑑賞が多いでですね
それを物語るようにポイントもたまりきょうはそのポイントを使って無料鑑賞です
見る作品が「エンジェル ウォーズ」と言う作品
予告を見た感じではまるでマンガの政界のような映画という印象でした。
でも決してファミリー向けの映画って訳ではなさそうです

(あらすじ)

幻想的な世界に閉じ込められたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、バーチャル兵器を使いこなす4人の女戦士を集め、自由を求めて戦うことに。
想像の世界の中でワイズマン(スコット・グレン)の手助けを受けた彼女たちは成功すれば自由を手に入れることができるが、そのためにはある犠牲を強いられる運命にあった。



「300<スリーハンドレッド>」のザック・スナイダーが監督した作品
それだけに前作はマッチョな男たちの壮絶な戦いのドラマだったが、今回はマッチョな(?)女たちの自由を求めた戦いって感じですね
正直ストーリー的にはたいした事もないし、無茶苦茶な設定・・・でも面白かったですね~
映像の凝ったところはもうデジタル化された映画界ならではの表現力で見せてくれるし、へゾ出しで暴れ回る主人公の美少女たちの活躍はもうフィルムの表現を超えてるかのような映像!
そしてスタイリッシュに見せるアクションはまさにザックスタイルというべきか・・・
決めるところはキッチリと決めるポーズに美少女たちのドヤ顔が画面いっぱいに炸裂!
見せる映画という意味ではとてもカッコいい映画になってます
コスフレ風ファッションの彼女たちが戦場を行く姿のアンバランスなまでのカッコよさがこの映画を象徴しています



内容を重視すると無理な設定がバレバレだけど、この映画は映像で楽しむ、アクションで楽しむと割り切って見れば結構たのしめる。
「300<スリーハンドレッド>」から流れるザック・スナイダー監督らしさがフルに出た映画だと思います。
が、当然好き嫌いが出てくると思います
この世界観が苦手な方やこういう映画が嫌いな方にはおススメ出来ないし、ザック・スナイダー監督ももっと角の取れた映画をそろそろ1本作って見てもいいのかも?



★★★★ 2011.4.28(木) なんばパークスシネマ シアター2 18:15 D-11




No.028 「ザ・ライト -エクソシストの真実-」(2011年 114分 シネスコ)

2011-05-01 00:02:38 | 2011年劇場鑑賞
監督 ミカエル・ハフストローム
出演 アンソニー・ホプキンス
   コリン・オドナヒュー
   アリシー・ブラガ



この日の二本目は同じなんばパークスでの鑑賞作品です
ゴールデンウイーク前ですがお客様が少ない気がします
そしてなんと言っても阿倍野に巨大ショッピングセンターがオープンした事も少なからず影響あるのかな?

(あらすじ)

アメリカ人神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、恩師の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。
やがて彼は、異端だが一流のエクソシストと称されるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔ばらいを手伝うことに。
ある少女の儀式に立ち会うも悪魔の存在を疑うマイケルだったが、そんな思いを完全に打ち砕くような出来事の数々に遭遇する。



アンソニー・ホプキンス主演の「ザ・ライト -エクソシストの真実-」はホラー映画の雰囲気を持ちつつもシリアスに悪魔払いについての是非を語っている作品
主人公は信仰を失い神学生でありなから司祭になる道を諦めた青年。
この青年がエクソシストの道を歩む過程のようなストーリーだが、よくあるエクソシスト映画と違い、悪魔憑きは本当は悪魔とか霊魂ではなく精神疾患ではないか?と言う対極の設定を持ってくるところが面白い
エミリーローズとかにもあった悪魔は存在するか否か?といったテーマを描き出す

しかし映画としては大体悪魔は存在するのが前提にストーリーは進むもんだが(その方が映画的に面白いしね)
この映画は主人公自体が悪魔を疑ってると言う立場からスタートする
アンソニー・ホプキンスふんするエクソシストの権威のようなルーカス神父に付き悪魔憑いを見学するんだが、突然違う言語を話したり口から釘を出したりする被験者の異常な動作を見ても精神疾患を疑わない姿勢は科学や医療から見た悪魔憑き否定派の象徴的なキャラに思えました



ルーカス神父の元から悪魔祓いの隠し道具のようなカエルなどを発見するに至り疑惑は更に深まる
でも神父に悪魔が憑き、彼と対峙するに従い彼の心が動いていく・・・ または悪魔に操られるのかもね
しかしアンソニー・ホプキンスのまたしても怪演ぶりがこの作品でもいかんなく発揮され、特に悪魔憑かれた後の鬼々迫る芝居は悪魔否定派でも納得させてしまう(笑)演技力はもう凄いの一語です



★★★★ 2011.4.27(水) なんばパークスシネマ シアター11 19:50 D-6