MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.028 「ザ・ライト -エクソシストの真実-」(2011年 114分 シネスコ)

2011-05-01 00:02:38 | 2011年劇場鑑賞
監督 ミカエル・ハフストローム
出演 アンソニー・ホプキンス
   コリン・オドナヒュー
   アリシー・ブラガ



この日の二本目は同じなんばパークスでの鑑賞作品です
ゴールデンウイーク前ですがお客様が少ない気がします
そしてなんと言っても阿倍野に巨大ショッピングセンターがオープンした事も少なからず影響あるのかな?

(あらすじ)

アメリカ人神学生マイケル(コリン・オドナヒュー)は、恩師の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座を受け始める。
やがて彼は、異端だが一流のエクソシストと称されるルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)の悪魔ばらいを手伝うことに。
ある少女の儀式に立ち会うも悪魔の存在を疑うマイケルだったが、そんな思いを完全に打ち砕くような出来事の数々に遭遇する。



アンソニー・ホプキンス主演の「ザ・ライト -エクソシストの真実-」はホラー映画の雰囲気を持ちつつもシリアスに悪魔払いについての是非を語っている作品
主人公は信仰を失い神学生でありなから司祭になる道を諦めた青年。
この青年がエクソシストの道を歩む過程のようなストーリーだが、よくあるエクソシスト映画と違い、悪魔憑きは本当は悪魔とか霊魂ではなく精神疾患ではないか?と言う対極の設定を持ってくるところが面白い
エミリーローズとかにもあった悪魔は存在するか否か?といったテーマを描き出す

しかし映画としては大体悪魔は存在するのが前提にストーリーは進むもんだが(その方が映画的に面白いしね)
この映画は主人公自体が悪魔を疑ってると言う立場からスタートする
アンソニー・ホプキンスふんするエクソシストの権威のようなルーカス神父に付き悪魔憑いを見学するんだが、突然違う言語を話したり口から釘を出したりする被験者の異常な動作を見ても精神疾患を疑わない姿勢は科学や医療から見た悪魔憑き否定派の象徴的なキャラに思えました



ルーカス神父の元から悪魔祓いの隠し道具のようなカエルなどを発見するに至り疑惑は更に深まる
でも神父に悪魔が憑き、彼と対峙するに従い彼の心が動いていく・・・ または悪魔に操られるのかもね
しかしアンソニー・ホプキンスのまたしても怪演ぶりがこの作品でもいかんなく発揮され、特に悪魔憑かれた後の鬼々迫る芝居は悪魔否定派でも納得させてしまう(笑)演技力はもう凄いの一語です



★★★★ 2011.4.27(水) なんばパークスシネマ シアター11 19:50 D-6

最新の画像もっと見る

コメントを投稿