MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.009 「RED/レッド」 (2010年 111分 シネスコ)

2011-02-05 23:59:30 | 2011年劇場鑑賞
監督 ロベルト・シュヴェンケ
   ブルース・ウィリス
   モーガン・フリーマン
   ジョン・マルコヴィッチ



続いて見た作品がなんばパークスシネマで公開の「RED/レッド」
平日のレイトにしたらまずまずの入りの館内。
ガラガラだった先ほどの敷島シネポップとは違いますね
なかなか評判良くお客さんもよく入ってるようですね~

(あらすじ)

元CIAの腕利きスパイ、フランク(ブルース・ウィリス)は、心静かに引退後の日々を送っていたが、ある日突然何者かの襲撃を受ける。
調査の結果、背後にCIAが絡んでいることを割り出した彼はかつて苦楽を共にした仲間たちを招集。
フランクの元上司のジョー(モーガン・フリーマン)や、元イギリスの元MI6諜報部員のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)ら引退した超一流のスパイたちが続々と集まる。



ハゲ男(勿論ブルース・ウィリス!)が電話で年金係の女性を口説いてるシーンから始まるこの映画ですが、なんともヌル~いコメディのような出だしだが、そこからトントン拍子で銃撃戦までなだれ込んでいきます。
そしていつのまにかテンポよく進んでいドラマに引き込まれていきます
作品全体がラストまで快調なテンポで笑いとアクションを見せてくれるので時間を忘れさせる
場所が変わるごとにその場所の風景写真が挿入され、その場面になっていく場面転換もよく出来ています

ここ最近たいした作品も無く、昨年も「サロゲート」や「コップアウト」と言った冴えない作品が続くブルース・ウィリスにしては久々に当たりの作品だと思います。
またモーガン・フリーマンやヘレン・ミレン、ジョン・マルコビッチと言った役者たちが普段のイメージとは違った好演も面白い!
機関銃を無表情で乱射するヘレン・ミレン、老人ホームで介護士のおばさんのお尻を見てニヤつくモーガン・フリーマン、終始挙動不審でブチ切れるジョン・マルコビッチ!
そんな凄腕の老人たちを相手にする現役CIA諜報部員が情けなく見えてくるところがこの映画のカタルシスとなって面白い。



またリチャード・ドレィファスやブライアン・コックスと言ったベテランも4人の影に隠れてるが良い味を出している
そして何より久々にアーネスト・ボーグナインがスクリーンで見れた事はうれしいね。
ゲスト出演だが93歳とは思えないようなしっかりとした姿に違う意味で感動・・・
まさに老人力炸裂の“黄昏のエクスペンダブルズ”な快作です。



★★★★ 2011.2.3(木) なんばパークスシネマ シアター11 20:15 C-16


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