MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.010 「大脱走 」 (1968年 168分 シネスコ)

2011-02-12 00:18:07 | 2011年劇場鑑賞
監督 ジョン・スタージェス
出演 スティーヴ・マックィーン
   ジェームズ・ガーナー
   リチャード・アッテンボロー



大好評だった「午前十時の映画祭」が第2回を迎え、また新たな名作50本が上映されています。
そしてTOHOシネマズ梅田では昨年開催された第1回を再上映してくれるという嬉しい企画が始まってます
この古き名作上映企画は私としても大賛成で、昨今の映画しか見た事のない若い映画ファンにスクリーンで見て頂ける良い機会だとおもいます
私としてもビデオやDVDまたは子供の頃TV洋画劇場でしか見た事のない傑作を遅ればせながらスクリーンで見れるという素晴らしい体験が出来ると喜んでおります

だが・・・午前十時からしか上映がないと言うのが大きな壁でございまして、見たくても見れなかった作品が大半だった(たまにレイトの回がある作品もあったが・・・)
でもこの梅田ではなんと全作1日中上映してくるとの事でとてもありがたい事であります
早速なんばでは見逃したあの大傑作「大脱走」を見に梅田に現れた次第です。

(あらすじ)

第二次世界大戦下、ドイツのルフト第3空軍捕虜収容所。
脱出不可能と言われたこの捕虜収容所から、脱出を試みる連合軍の将兵、ヒルツ(スティーヴ・マックィーン)、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)、シリル(リチャード・アッテンボロー)らがいた。
彼らの計画した脱出計画を基に、前代未聞の、総勢250名にも及ぶ集団脱走が実行されたが……



冒頭の捕虜を乗せたドイツ軍の車列が走る時に「大脱走のマーチ」が流れた時はちてもワクワクしてしまいました。
あのTV洋画劇場(「ゴールデン洋画劇場」だったかな~?)で見たときのあの子供の頃の記憶が甦ったようです

今更この映画の素晴らしさ云々は語るだけ野暮かも知れませんね
脱走ムービーの最高峰であることは間違いないでしょう(この映画が無ければ「プリズン・ブレイク」も生まれてなかった・・・ハズ?)

それぞれのキャラの面白さもさる事ながら脱走計画が計画され着実に進行していく様子が時にはスリリングに、またはユーモラスにカッコよく描かれる。
改めて見るとそんな派手なアクションも無いし、戦争映画だけど戦争シーンも一切ない。
ストーリーと役者の芝居で見せる見事なドラマです



特にマックイーンが独房に入る時に誰からとなく投げ渡される野球のグラブとボール。
それをキャッチして勇ましく?独房に向かうマックィーンのカッコよさ!
同じようにラストでもう一度その場面が出てきて見事映画を締める。
この辺の演出力は素晴らしいですね。

TVでは前後篇に分けて放映されたこの映画だが(たしか1回目のトンネルが見つかる所で全編終わったような気が・・・一週間後の続きが待ち遠しかったね)、当然劇場ではノンストップです。
でも168分が決して長く感じさせない何度見ても色あせない作品ですね



★★★★★★ 2011.2.10(木) TOHOシネマズ梅田 シアター7 20:30 C-11

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