“未公開映画十番勝負“シーズン7 第3弾
ベルリンが舞台の映画
別れた恋人に寄りを戻そうと恋人のアパートに訪れた主人公の男
でも彼女は不在で変わりのアパートはゾンビだらけだった・・・
アパートの部屋に立てこもりドラマは全てこのアパート内で展開される。
部屋の外は廊下も階段もゾンビだらけという密室感はゾンビ映画の定石パターン。
生き残った住人たちがアパートの窓越しにやり取りするのも面白かったが、住人の一人が窓越しに「誰かアパートの門を閉めてきて!」という言葉に対し主人公がポツリと「おまえが行けよ・・・」の一言はまさにおっしゃる通り・・・
白眼を剥いて隙あらば突進してくるゾンビは疾走系ではあるが、ゾンビが人を襲うシーンはちょいイマイチかな~
でも妻がゾンビになり人を襲う所をその旦那が妻を自分の方に惹きつけてゾンビ妻共々窓から墜落死するシーンは悲しいね
また部屋に居なかった主人公の元カノは、実はアパートの屋根裏に今の彼氏とともに避難していて、それを知った主人公は嫉妬から逆ギレしたためにアパート内から追い出されるという非常事態ながらもややこしい事情も絡んできます。
でも最後は彼女もゾンビとなり、そんな彼女を抱きしめる主人公も傷口が原因でそのままゾンビ化・・・互いにゾンビとなり、寄りを戻したような切ない幕切れのような作品。
パッケージに上映時間62分とあったが印刷ミスかと思いきやホンマに62分で終わる!
ま、それぐらいの時間がちょうどいい映画でもある
★★★
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