MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.125 「リトル・ランナー」 (2004年 カナダ 98分 ビスタ)

2006-12-23 01:13:20 | 2006年劇場鑑賞
監督 マイケル・マッゴーワン
出演 アダム・ブッチャー
    キャンベル・スコット
    ゴードン・ピンセント



最近めっきり減ってしまった名画座とよばれる劇場ですが、大阪では新世界に数件現存してるもののだいぶん減りましたね。
そんな名画座の匂いを残す劇場「タナベキネマ」という劇場で今年ミニシアターで公開された作品を2本立てで上映してたので見に行きました。
いずれも見逃していたのでそれをイッキに見れるのはなんともお徳感がありますね。
このブログを見て頂ければ判る通り、ミニシアター系の作品はかなり見逃しております。
どうしてもロードショー系を中心に追って行くので仕方ないんですが・・・
ですからこう言う機会を得られる劇場って有り難いことです。

でもこのタナベキネマなんですが、今年は「男たちの大和」を年頭に見に行きましたが、この時の記事にも書いてますが、途中から画面のピントがボケ出してしまい最後までそのままで上映してしまったという事がありました。
後日この劇場に見にいった友人も途中からボケた・・・て言ってたんでいつもボケてたんでしょうね~
事情は判らないけど今回はどうなんだろう?そんな不安がよぎる鑑賞ではあります。

(あらすじ)

1953年、カトリックの私立校に通う14歳の問題児のラルフ(アダム・ブッチャー)は、病気で昏睡状態に陥ってしまった母(ショーナ・マクドナルド)のためにボストンマラソンに参加することを決意する。

病気の母親に献身的に看病する見た目は普通の少年なんだけど、学校で喫煙はするわ、プールで更衣室を覗くわ・・・しかもプールの泡を股間に当てて昇天してしまうボンクラ小僧!

しかし昏睡状態に母親が陥ってしまってから彼にある意識が目覚める。
奇跡を起こせば母親が目覚める・・・そんな思いでマラソンにチャレンジする姿は、そこはやはり健気な少年ですね。
母親の事を思いながら走って、走って続ける姿に前半のボンクラ小僧の姿は微塵も感じさせない。
この辺が後半の感動の布石となっていくところはスポ根もののパターンと言えばパターンですね。

                ややネタバレ注意報








しかしこの作品はすんなり勝ってメデタシではなく、敗れることによって学ぶ事を教えてくれるような気がします。
せっかくボストンマラソンでゴール間際で競ったんならそれだけでも奇跡なんだから勝たせてやればいいのに・・・なんて思ったけど、あそこで勝っていれば少年は一つのゴールを達成するだろうけど、負けることでまた目標に向かって歩きだす少年の姿にかつてプールで射精してプールの水を総替えさせた少年の姿は感じられません。
 
ちなみにピントはバッチリ合ってましたよ・・・当たり前だけど・・・と思ってたら!・・・つづく~



★★★ 2006.12.21(木) タナベキネマ 17:05 最後列

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