監督 クリスチャン・カリオン
出演 ダイアン・クルーガー
ベンノ・フユルマン
ギョーム・カネ
久々にハシゴでなく連続の2本立ての鑑賞で、息つく間もなく次の上映が始るので何か疲れそうやね。
ハシゴなら移動してる間は少し気分転換を図り、次の上映にリフレッシュして挑めるけど、同一場所で10分の休憩ではキツイかな・・・ただでさえ椅子の座り心地が悪いのにね~
昔の劇場に来るといつも感じるのが最近のシネコンとの椅子の座り心地の差です。
最近のシネコンの椅子がいかに良く出来てるか・・・昔の椅子は固いし疲れてきますね。
特に2本立てなどの場合はね・・・
「リトルランナー」に続いての上映がこれまたミニシアター系の梅田ガーデンシネマで上映していた「戦場のアリア」
こちらが私としては楽しみにしていただけに期待を持って鑑賞。
シネマスコープの横長のスクリーンに切り替わり、配給会社の文字が・・・お~い!ピントボケとるやんけ!!!
先ほどの「リトルランナー」はビスタサイズだったがどうもなかったけどシネスコになったらアカンのかいな~ ついに本領発揮?
「男たちの大和」もそうだったけど、たまたま偶然なったとは思えず多分毎日ボケてるんやろね~ 街の古い映画館やからな・・・
しかし本編の映像が流れてからは決してシャープな映像ではないけどあまりボケが気にならないし、字幕の部分はハッキリしてる事から何とか気にせず見れて良かったですよ。
(あらすじ)
第1次世界大戦下、フランス北部の最前線デルソーで、敵対するフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍兵士たちはクリスマスを迎えることになった。そんな中、ソプラノ歌手アナ(ダイアン・クルーガー)と彼女の夫でドイツ軍兵士のテノール歌手ニコラウス(ベンノ・フユルマン)は、塹壕で聖歌を披露するのだが……。
ヨーロッパでは有名なクリスマス休戦の話だそうですが、最前線で戦ってる兵士が音楽によって武器を下ろし、互いに交流していく姿は戦争をしてる兵士としては有るまじき行為だろうけど、それでも戦争して戦ってるのは人間であり、殺されるのも人間なら殺すのも人間・・・敵対しているもの同士が何かのキッカケで戦争を辞めるのも人間としては普通の事だと感じます。(それが一番簡単に出来ないんだけどね)
結局、何するにしても戦争だって人間のすること・・・この映画を見てそういう風に感じました。
敵の塹壕から聞こえてくる聖歌の歌声に合わせてバクパイプで伴奏するあたりの戦場とは思えない暖かい空気はまことに見てるこちら側も暖かい気持ちにさせてくれる名場面です。
互いに塹壕から出てきて交流しはじめて最前線で休戦が行われる。
ワインで乾杯し、家族の事や自分の事を言葉が通じなくとも話す兵士たちの姿にもっとも危険な場所でのクリスマスがどこよりも暖かいクリスマスだったのではないでしょうか?そんな風に感じましたね。
一夜明けて休戦が終わってもそれぞれの遺体を埋葬したり、自分の所の軍の攻撃を知らせてあげて安全な場所に避難させたり・・・休戦がキッカケで馴れ合いのようになってしまうけど、でもあんなに仲良くなったら戦えないのも無理ないですね。
いや、もう戦えないでしょう・・・でも、これって大事な事ではないでしょうか?
戦争を辞める、戦う意欲がなくなるぐらい仲良くなるって事は現在の世界で起こってる戦場で必要なことかも知れないですね。
勿論、その戦争を指揮してる者に取ってはそんな行為をする兵士こそ軍隊の面汚しなんだろうけどね。
この作品でも家族に充てた手紙にうっかりこの休戦を書いたことから、軍の検閲で見つかり、舞台は解散させられて、更に過酷な戦地に送られたりするけど・・・でも本人たちは誰一人としてこの行為を恥じてないでしょうね。
そこに人間としての希望を感じました。
全世界の戦場でこんな奇跡が少しでも起こればいいんでしょうがね・・・ま、起こる事が奇跡だから無理やね~
★★★★★ 2006.12.21(木) タナベキネマ 19:00 最後列
出演 ダイアン・クルーガー
ベンノ・フユルマン
ギョーム・カネ
久々にハシゴでなく連続の2本立ての鑑賞で、息つく間もなく次の上映が始るので何か疲れそうやね。
ハシゴなら移動してる間は少し気分転換を図り、次の上映にリフレッシュして挑めるけど、同一場所で10分の休憩ではキツイかな・・・ただでさえ椅子の座り心地が悪いのにね~
昔の劇場に来るといつも感じるのが最近のシネコンとの椅子の座り心地の差です。
最近のシネコンの椅子がいかに良く出来てるか・・・昔の椅子は固いし疲れてきますね。
特に2本立てなどの場合はね・・・
「リトルランナー」に続いての上映がこれまたミニシアター系の梅田ガーデンシネマで上映していた「戦場のアリア」
こちらが私としては楽しみにしていただけに期待を持って鑑賞。
シネマスコープの横長のスクリーンに切り替わり、配給会社の文字が・・・お~い!ピントボケとるやんけ!!!
先ほどの「リトルランナー」はビスタサイズだったがどうもなかったけどシネスコになったらアカンのかいな~ ついに本領発揮?
「男たちの大和」もそうだったけど、たまたま偶然なったとは思えず多分毎日ボケてるんやろね~ 街の古い映画館やからな・・・
しかし本編の映像が流れてからは決してシャープな映像ではないけどあまりボケが気にならないし、字幕の部分はハッキリしてる事から何とか気にせず見れて良かったですよ。
(あらすじ)
第1次世界大戦下、フランス北部の最前線デルソーで、敵対するフランス・スコットランド連合軍とドイツ軍兵士たちはクリスマスを迎えることになった。そんな中、ソプラノ歌手アナ(ダイアン・クルーガー)と彼女の夫でドイツ軍兵士のテノール歌手ニコラウス(ベンノ・フユルマン)は、塹壕で聖歌を披露するのだが……。
ヨーロッパでは有名なクリスマス休戦の話だそうですが、最前線で戦ってる兵士が音楽によって武器を下ろし、互いに交流していく姿は戦争をしてる兵士としては有るまじき行為だろうけど、それでも戦争して戦ってるのは人間であり、殺されるのも人間なら殺すのも人間・・・敵対しているもの同士が何かのキッカケで戦争を辞めるのも人間としては普通の事だと感じます。(それが一番簡単に出来ないんだけどね)
結局、何するにしても戦争だって人間のすること・・・この映画を見てそういう風に感じました。
敵の塹壕から聞こえてくる聖歌の歌声に合わせてバクパイプで伴奏するあたりの戦場とは思えない暖かい空気はまことに見てるこちら側も暖かい気持ちにさせてくれる名場面です。
互いに塹壕から出てきて交流しはじめて最前線で休戦が行われる。
ワインで乾杯し、家族の事や自分の事を言葉が通じなくとも話す兵士たちの姿にもっとも危険な場所でのクリスマスがどこよりも暖かいクリスマスだったのではないでしょうか?そんな風に感じましたね。
一夜明けて休戦が終わってもそれぞれの遺体を埋葬したり、自分の所の軍の攻撃を知らせてあげて安全な場所に避難させたり・・・休戦がキッカケで馴れ合いのようになってしまうけど、でもあんなに仲良くなったら戦えないのも無理ないですね。
いや、もう戦えないでしょう・・・でも、これって大事な事ではないでしょうか?
戦争を辞める、戦う意欲がなくなるぐらい仲良くなるって事は現在の世界で起こってる戦場で必要なことかも知れないですね。
勿論、その戦争を指揮してる者に取ってはそんな行為をする兵士こそ軍隊の面汚しなんだろうけどね。
この作品でも家族に充てた手紙にうっかりこの休戦を書いたことから、軍の検閲で見つかり、舞台は解散させられて、更に過酷な戦地に送られたりするけど・・・でも本人たちは誰一人としてこの行為を恥じてないでしょうね。
そこに人間としての希望を感じました。
全世界の戦場でこんな奇跡が少しでも起こればいいんでしょうがね・・・ま、起こる事が奇跡だから無理やね~
★★★★★ 2006.12.21(木) タナベキネマ 19:00 最後列
座席が硬いし 首のも垂れる所がないし 映画館独特の香り?がします。
造りも緩やかな坂なので、前に大きな人が座ると アウト…
でも 何か 好きなんです。座席も 勝手に移れるし、
少し昔の作品をセレクトしてくれているし…。
只心配なのは 映画の日でも ガラガラな事…
踏ん張って欲しいです。
にしても 前にも書き込みしましたが、ずれたり
ボヤけたり 一度経験したいです。
やはり大劇j場の大スクリーンで見る映画は格別でした。
古い町の映画館もがんばってほしいですね~
シネコンでは考えられないアクシデントもご愛嬌・・・てことにしておきましょう