No.094 「テイカーズ」 （２０１０年 １０７分 シネスコ）

監督　ジョン・ラッセンホップ
出演　マット・ディロン
　　　ポール・ウォーカー
　　　イドリス・エルバ



引き続きこのシネマートで鑑賞したが、５分程度の休憩を挟んでのハシゴです
チラシを眺めてると年明け早々にここでブルースリーの生誕７０周年の映画上映会があるようです
あのドラゴンにまたスクリーンでお目にかかれるとは春から演技がいい事で・・・
でも初回劇場公開時のバージョンはすでにこの世には存在しないとか？
あのとき見たあの音源でいつか見たいとは思ってるんですね（今回もどうせＤＶＤ上映だろうし）

（あらすじ）

銀行強盗犯ゴードン（イドリス・エルバ）とジョン（ポール・ウォーカー）、A.J.（ヘイデン・クリステンセン）、ジェイク（マイケル・イーリー）とジェス（クリス・ブラウン）の兄弟は完ぺきなチームだった。
彼らは年に1度仕事をし、後は強奪した金で優雅に暮らしている。
だが、彼らは次第にロサンゼルス市警の刑事（マット・ディロン）に追い詰められる。



続けて見たこの映画はマットディロンとポールウォーカーの新旧イケメン共演の作品
取り分けマットディロンはなかなか良い味を出した刑事役を熱演！
ただポールウォーカーはドラマの中心の主演と言うよりは少し脇にそれた感じの立ち振る舞いで「ワイルドスピード」ほど目立ちません
でも結構良い役者を揃えてるのでドラマとしても、しっかりまとまった印象で退屈させず見れた

クライムサスペンスというよりはアクション映画として見たほうがいい
５人の犯罪者グループと執念で追いかける刑事とな白熱の攻防を描いた７０年代のアクション路線風の映画を今風にド派手にした映画ですが、特に刑事に追いかけられ変幻自在にヤマカシのようにアクロバティックに逃げ回る逃走犯のくだりはここだけ別の映画見たいでした
突然前フリもなくこの軽業師のような技に違和感覚えつつもスピーディーで面白かった・・・



事件を追う刑事コンビと犯罪グループたちの互いの絆を感じさすドラマ展開で、特に後半はもうジョン・ウ―か？はたまたジョニー・ト―作品か？と思わすような香港映画ばりの大銃撃戦！
終わって見れば思わぬ拾い物感を感じさせる作品でした
ただクライマックスの盛り上がりにしてはラストがやや呆気ないのがチト残念・・・



★★★★ ２０１１．１２．１５(木)　シネマート心斎橋　スクリーン１　２０：４５