MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.058 「許されざる者」(2013年 135分 シネスコ)

2013-09-20 22:34:11 | 2013年劇場鑑賞
監督 李相日
出演 渡辺謙
   柄本明
   柳楽優弥



MOVIX八尾での2本立て鑑賞ですが、チケットカウンターでチケットを買いに行きいつものように会員証を提示するとポイントサービスが終了したのでポイントが付かないとの事・・・まぁ無料鑑賞ポイントは前回で使いきったので損はしなかったけど・・・
まぁ~平日1300円の会員価格は4月いっぱいまで続くようですがね

(あらすじ)

1880年、開拓が進む江戸幕府崩壊後の北海道。
人里離れた土地で子どもたちとひっそりと暮らす釜田十兵衛(渡辺謙)だが、その正体は徳川幕府の命を受けて志士たちを惨殺して回った刺客であった。
幕末の京都で人斬(きり)として名をとどろかせるも、幕府崩壊を機に各地を転々と流れ歩くようになり、五稜郭を舞台にした箱館戦争終結を境に新政府の追手をかわして失踪。
それから10年あまり、十兵衛に刀を捨てさせる決意をさせた妻には先立たれ、経済的に困窮する日々を送っていた。
そこから抜け出そうと、再び刀を手にする彼だが……



オリジナル版とほとんど似通った展開で進む物語ですが、オリジナル以上に深くて重い・・・
終始どこか悲しくも気が重くなるような作風はこの北海道の、それも先住民族のアイヌの人たちと開拓に訪れた和人たちとの対立の図式を入れながら進むストーリー展開にあるかもしれません
かつて殺し屋と恐れられた男が一度は刀を捨てたのにも関わらず、再び戦いの中に身を投じて行くその姿が見てる側にカタルシスとして写るけど、そこには悪役としての佐藤浩市演じる大石一蔵の大きな存在があるからです
この2人の鬼気迫る芝居と対決は見物だけど、佐藤浩市が気合いが入りすぎてかどうかわからないけど、キャラ的にチョイとオーバー気味かな?
でも柄本明の老練な芝居は良かったですね~
助演男優賞ものだと思いますよ



それぞれのそれぞれ成りの正義の為に互いにとって許されざる者との対決はオリジナルと似た展開だけど、方やピストルでの対決で、こちらは銃もあるけど刀での対決での戦いが主流であるだけに対決に流れがあります
でも十兵衛が戦闘モードMAXになって大暴れするクライマックスは途中からスローモーションになるのは、個人的にはその流れを断ち切ったよにうに見えて残念だった・・・ここはスピーディなアクションで十兵衛の殺戮スキル満点具合を見せてほしかった



★★★★ 2013.9.19(木) MOVIX八尾 シアター7 18:35 E-18

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