MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.056 「消されたヘッドライン」(2009年 127分 シネスコ)

2009-05-27 00:30:47 | 2009年劇場鑑賞
監督 ケヴィン・マクドナルド
出演 ラッセル・クロウ 
   ベン・アフレック
   レイチェル・マクアダムス



日曜の布施ラインシネマ10での映画観賞2本目は公開したての話題作「消されたヘッドライン」です。
昨日土曜からの上映で、しかも日曜ということもあり、場内はなかなかの入りでは?と思ったら意外と少なかったね~
ま、活劇ムービーでもないしね・・・

(あらすじ)

ワシントン・グローブ紙は国会議員と亡くなったある女性のスキャンダルとは別に、同じ日に起きたもう一つの殺人事件との奇妙な関連性を発見する。
敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、編集長(ヘレン・ミレン)に渦中のコリンズ議員(ベン・アフレック)と接触するよう言われる。
やがて彼の調査は思わぬ事件の真相に迫っていき・・・



主演のラッセル・クロウが前作「ワールド・オブ・ライズ」に続いてメタボな体系で新聞記者を演じておりますが、まさに体当たりな記者で軍事産業と国家の癒着を暴こうとします。
実際ありそうな話だけにテーマとしては現実的で、今の時代にあった物語って感じがします。
あるラジオ番組で、この映画の引きあいにロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン主演の「大統領の陰謀」を出してたけど、映画としてはあちらに方が随分上だと思いますが・・・
だがそれぞれの時代を描いた作品という意味では70年代の「大統領の陰謀」と21世紀のこの時代の作品である今作とは通じるものがありそうですがね。

一人の女性の死からドラマはどんどん発展していくんだけど、派手さを極力抑えた演出がやや重苦しい雰囲気を出していて少々疲れる。
デートムービーには似合わない映画でもあります。
ある意味玄人ウケする作品かも知れないですね。
元々はイギリスのTVシリーズだそうですが、アメリカ風のアレンジされてるんでしょうね。
特に軍事産業と国家の不正なつながりなどは戦争さえビジネスになっているアメリカにふさわしいテーマですね。



ただ社会派サスペンスの様相を見せながら後半は意外な展開になっていき、この辺は少し賛否あるかも知れませんね。
ネタばれになる危険があるので詳しくは書けませんがね・・・個人的にはやや不満かな?
しかし見終わったら邦題の意味がイマイチ・・・ピンと来ないな~

余談ですが鑑賞中、この映画に似つかしくない音楽が聞こえてきたと思ったら、数少ない観客の携帯の着信音だった・・・すぐ切るかと思ったら「もしもし、今映画見てんの・・・」と話やがんの!
まだまだこう言う人はゴロゴロ居るんですね~



★★★ 2009.5.24(日) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ8 16:40 G-8

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2 コメント

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Unknown (fighter-k)
2009-05-28 13:06:35
ラッセル・クロウって・・あの演技力は評価できるけど、観客動員に結び付かないのに、巨額のギャラを要求する俳優というイメージが大きくなってしまい、彼の映画から足が遠のいてしまいました。
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たしかに・・・ (キング)
2009-05-29 18:41:23
ラッセルクロウの作品で大ヒットってのはあまり思い浮かばないですよね でもデニーロばりに役に応じて体型を変えたりして演技派俳優として評価は高いのではないでしょうか 今回もなかなか良い芝居してると思いました。
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