カイリーミノーグが20年ぶりに来日コンサートを行ってます
4/23.24と幕張メッセで行われて、いよいよ明日25日は大阪公演が行われます
80年代後半から90年代前半にかけてディスコにはまり、ユーロビートに慣れ親しんだものとしては懐かしさのあまり大阪城ホールへ見にいくのでありますが、彼女のライブを見るのは今回で2回目になるのです。
以前にもカイリーミノーグは生で見ておりますが、その時は彼女が20歳過ぎというアイドルのような存在だった頃のライブでした
そのライブはところ同じ大阪城ホールで開催された「メガ DISCO in DREAM」というイベント。
1989年10月7日に開催されたこのライブはいわゆる「アリーナが巨大なディスコと化す!」というコンセプトのダンスイベントで、登場するアーティストが当時人気絶頂のデッド・オア・アライブ、シニータ、そしてカイリーミノーグでした。
カイリーミノーグ来日を聞いて何気にこのイベントの事が頭をよぎり、カイリー来日を記念して22年前のこのライブを僅かな記憶を辿りながら思いだしレポートしようと考えたが・・・やはりほとんど覚えてないや
でも相当楽しかったように思いました
東京公演の映像が我が家のビデオテープに残っていたので、それを見てやや記憶が散漫ながら思い出せる範囲で書くとしますか・・・
公演直前にぴあにてチケット買った(たしか10000円くらいだったかな~?)けど、アリーナはブロック指定のスタンディングで何と前方エリアの中央のブロック(Bブロック)が取れて喜んだもんでした。
当日開場でパンフレットを買ったけど、メガ DISCO in DREAMのパンフとデッド・オア・アライブ単独のパンフの2種類を売ってました
デッド・オア・アライブがやはりこのメンツの中では大物だったんですね
私の目当てもデッド・オア・アライブでしたからね
そういう事でデッド・オア・アライブが当時好きだったこともあり、パンフは両方買いました
でもデッド・オア・アライブのパンフはあのサイケな麗人(怪人?)ピートバーンズの写真集のようなしろもんで買ったのを後悔しましたがね~(この時の2冊のパンフは今でも家のどこかに現存しております・・・でも探すには相当ほこりを被ることになるので探すの断念してお見せ出来ないのが残念です)
アリーナに行くとたしか柵かロープでエリアが仕切られていて、前方のBブロックに行くと意外とまだ人も少なく、何と前から3人目の位置をゲットできました
このライブの客の入りの詳細は覚えてないけど、たぶん満員だったと思います。
少なくともアリーナは満員だったね~
いよいよライブがスタート!最初は誰が出るのかなと思ってたら意外にもデッド・オア・アライブからスタート!
1曲目は個人的に意外な曲♪カムホームウィズミーベイビーからスタート!
ノリノリのユーロビートとは少し感じの違う曲ですが、この曲はビルボードチャートでたしか1位になって話題になったと思います
真っ赤なフリフリの衣装で登場したボーカルのビートバーンズに思わず感激・・・と同時に少し引いてしまった。
近い!近すぎる!この場所はホントいいエリアに当たったもんだ。
間近でデッド・オア・アライブの面々が見れます・・・でもビートバーンズをこの位置で見るのは正直キツイぞー!
このライブのセットリストなんて当然覚えていませんが、この当時出たアルバム「Nude」からの曲が結構多かったような気がします
↑近くで見たら色んな意味で迫力満点 デッドオアアライブのビートバーンズ(メガディスコ東京公演の模様より)
で、ビートバーンズのパフォーマンスを目の前で見れたのは良かったんだが、どうも口パクくさい・・・明らかに踊りながらギター弾いてるダンサーは弾き真似に見えるし、歌声はレコードの声とまったく同じ。
でもビートの生声も随所で聞こえてるような・・・限りなく口パクに近いライブです
多分レコード(またはCD)の音源をかけながらマイクを通して音源の歌声に合して歌ってるんでしょうね~
でも生でデッド・オア・アライブのパフォーマンスを見てることに変わりなくみんな踊りまくってましたね~
特に♪ユースピンミーラウンドは大いに盛り上がりました
デッド・オア・アライブが終わった後セットチェンジなんだけど、ここでステージ袖のDJブースにDJが登場!
そうそうこのイベントは当時のディスコ界の最大手マハラジャによるタイアップイベントでもあるのです
そういう訳でセットチェンジの時間を利用してのディスコタイムの始まり!
多分マハラジャのDJなんでしょうね(私はマハラジャには1度しか行った事無く、どちらかというと当時はデッセジェニー派だった)「さぁメガディスコインドリーム!今日が初日盛り上がって行こう!」とオーディエンスを煽り、ノンストップで流行りのユーロビートが次々とプレイされていきます
♪恋のブンブンダラー、♪ミートマイフレンド、♪アップサイドダウン、♪ゲットレディetc・・・まさに大阪城ホールが巨大なディスコになってます
みんな振り付きの踊りで踊ってます・・・多分マハラジャの踊りなんだろうね~
さすがディスコイベントらしくなかなか上手い演出で感心したもんです
引き続いて登場したのがTOYBOYでお馴染みのシニータ!
小柄な黒人の女の子だが、これも口パク疑惑!
完全に音源はレコード(CD)と同じで、デッド・オア・アライブと同じような感じやな~
でもショーとしては曲ごとに衣装を着替えて見た目には楽しい・・・でもこのお着替えがなんかグタグタな感じで、もっと上手くスマートに出来ないもんかと思った記憶があります。
1曲目は♪クロス・マイ・ブロークンハートだったような気がします
小柄なシニータがステージ狭しとカラフルな衣装で走り回ってたという印象しか今となってはないですね
最後の方で歌われた♪TOYBOYは完全にレコード(CD)の音源と一緒で、口パクに確信を持ちましたよ・・・でもみんな大喜びです
↑エネルギッシュなライブだった・・・と思うシニータ(メガディスコ東京公演の模様より)
またまたDJ登場このセットチェンジ間もディスコタイム!
お~いトイレ行かせてくれよ~でも思わぬディスコに私もノリノリでした
よくまわり見るとマハラジャのスタッフらしき人がチラホラ見えます
さて意外とトリだったカイリーミノーグの登場!
ステージそでからダンサーたちと一緒に電車ごっこ見たいに数人が縦一列で金魚のフン見たいに連なって登場!
その真ん中にいるのがカイリーちゃん!う~ん!カワイイ!
とにかく前から3人目の前方にいるので彼女の顔もしっかり肉眼で間近で見えるのです(ほくろまで見えた!)
思ってた以上の可愛いらしさにドキッ!!!
↑可愛いにもほどがある!? 22年前のカイリーミノーグ(メガディスコ東京公演の模様より)
♪ロコモーションでスタート(だったはず!22年前なんでうろ覚えスマン!)したライブは今までの2組の口パク疑惑が確信へと変わるライブでもありました。
そうカイリーちゃんはきっちり歌ってるんです!
生歌と口パクの違いがはっきりわかった瞬間です
当時22歳くらいのカイリーミノーグは若さはじけらんばかりにステージを動き回り、オーディエンスにアピールします
「ヒョー!」とか奇声上げながら踊り歌う姿はまさにアイドルらしい感じ。
(当時は同年代くらいの洋楽アイドルに最近来日公演したデビーギブソンやティファニー、サマンサ・ジルズとかいたね)
♪いつわりのハートなどお馴染みの曲が演奏されたけど、やはり盛り上がったのは♪ラッキーラブ!
80年~90年代のバブル期のディスコミュージックのマスターピース的な代表曲ですね
このライブはとにかくカイリーミノーグってこんなにカワイイのか!?と思ったのが一番印象に残ってます
まぁ~今思えばバブリーな雰囲気のイベントでしたね
人気絶頂の3人のアーティストを生で見れて、しかもディスコもあって・・・チケットが安く感じたイベントだった。
さてこのカイリーミノーグもあれから22年たち今年は44歳か・・・すっかり熟女となった彼女を見にあの時と同じ大阪城ホールへ行って見ようかな。
★★★★★ 1989.10.7 大阪城ホール アリーナスタンディングエリア Bブロック(チケットぴあ)