MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「LOUD PARK 07 in OSAKA」(1日目 Zepp Osaka)

2007-10-26 02:25:39 | ライヴ&イベント
真夏のロックの祭典「サマーソニックゼロセブン」から2ヶ月・・・あの灼熱地獄の舞島で体験した熱狂の宴のころからは想像もつかないほどめっきり朝晩が涼しくなりました~ホント秋めいてきましたね

そしてサマソニの頃から密かに楽しみにしていた秋のイベントがいよいよやってきました。
それが「ラウドパーク07」です。
こちらはハードロック&へビィメタルのフェスティバルって事で、24組のアーティストが参加の大型メタルフェスなんですね・・・と言ってもそれは東京会場のみだけで、大阪で開催されるのは題して「ラウドパーク07in OSAKA」
東京の24組から6組のアーティストが選抜されて2日間(ZeppOsakaと大阪城ホール)に渡って登場するのであります。
まぁ、云わば縮小版といいますか、プチラウドパーク07って感じの手合いですわ。
でもプチだろうがオマケだろうが大阪で開催してくれるだけでも喜ばなくてはいけません!

そんな訳でサマソニに続き、今回も2日とも行ってまいりました!
まずは1日目はZeppOsaka大会で出演アーティストはアンドレ・マトス、サクソン、アークエネミーの3組!
アンドレ・マトスはよく知らないので目当てはサクソン、アークエネミーってとこになりますかね。
特にトリを務めるアークエネミーは期待したいところですね~

5時半開場ってとこで会場には5時20分頃到着しましたが、そこそこ入り口前には結構行列が出来てます。
メタルフェスって事でサマソニのような派手さや華やかさはありませんね~開放的な夏フェスと比べるとむさ苦しい男子がうようよ・・・女性よりも男性が多いですね。
また家族で来てる方々も居ておじいちゃんやおばあちゃんも付いて来てます(さすがに2階席でしたが)
中にはネクタイ姿の会社員もチラホラ交じり、年齢層の幅がかなり広いですね
皆、思い思いのアーティストのシャツを着てきていますが、どれこれも黒色のシャツだから余計にむさ苦しいのかな?
メタル系のライブはいつも男が多いし、しかも年齢層が結構高いんですよね。
で、列に並んでると5時半になっても入れる気配が無し・・・なんでも会場の準備が遅れているために開場を遅らせてるようです。

やっと入場がはじまったのが6時過ぎでしたか・・・整理番号が早かったのでスグ中に入れました。
別途ワンコイン500円を入り口で払いドリンク交換用のコインを貰い、グッズ売り場を尻目にとりあえず、会場内を覗くと、早くも最前列を陣取る人々が目に入りました。
今日は指定席でなくスタンディングでの自由席って事で、皆、好きな場所を確保するのにヤッキですね。

で、売り場を覗くとまずはアーティストグッズコーナーに目が行きました。
ここではアークエネミーのシャツを購入し、次はオフシャルグッズコーナーでTシャツとタオルを・・・何か陳列が寂しいな~
お目当てのタオルを捜したら何とソールドアウト!
え~今、開場したばっかりやで~?
しかもTシャツも種類がオフシャルホムペで見たのより数が少ない・・・よりによってデザインがプーなのと値段が高いのしか置いてないがな。

売り場のお姉さんにタオルは?と聞くと東京会場で売り切れたのでもうありませんとの事・・・おいおい大阪公演あるん分ってるんやからその分置いとけよ!
つまりオフシャルグッズは東京の余りもんしか無いんかいな?
しかも公式パンフに到ってはこの会場で申し込んで、後日東京から郵送されてくるらしい・・・勿論、郵送代はかかります!もう意味わかりませ~ん!!!
おいおいクリエイティブマンよ・・・調子こき過ぎちゃうかい!

別の場所ではCD売ってますね~それもサイン色紙付きで!
ドリンクコーナーで交換用のコインを渡してペットボトルの烏龍茶を貰い会場内へ(首からペットボトルをぶら下げるストラップくれたけど、これはいいですね~今後役立ちそう!)

再び中へ入り観戦する場所を探すんですが ここZeppOsakaはフロアが真ん中辺りから一段高くなり、調度その段の上は人もまばらですかさず段差の付いた先頭をキープしました。これなら前方の人の頭越しにステージが見えるのでまさにベストポジションです。
しかも仕切りのフェンスもありもたれて見れるので楽チンですね。
四年前ここでホワイトスネイク見に来た時は開演ギリギリだったために最後方の隅にしか場所が無く、ほとんどステージが見えない状況でのライヴだったけど それと比べれば今回は余裕で見れます(あの時よりはあきらかに人が少ないが)

でもこうやって会場を見渡して見ると、ホント黒いシャツが多いですね。
メタル系のシャツはたしかに黒が多いですけど、ホント皆色んなアーティストのシャツ着てるんですね。
亀田家が見たら「ゴキブリの集まりや」なんて言いかねんな~
差し詰めZeppOsakaは巨大なゴキブリホイホイか!?(笑)

やがて始まったのがオープニングアクトのGNZ-WORDが登場!
日本人のメタルバンドでMCによると地元大阪のバンドらしい
家族や元カノも来てるそうですな~彼らに取っては今日は大舞台なんでしょうね。
ボーカルのMCで「今日は僕たちを9500円を払って見に来た人はいないと思います。アークエネミーに9500円の価値があるかどうかは僕たちにはわかりませんが、少なくとも僕たちにはその価値は昨日までは無かった。でも今日この舞台にたった以上は明日からは9500円の価値を出せるようなバンドになりたいと思います」と行って万雷の拍手を浴びてました。
彼らに取ってはホント大きなチャンスだし、集まったメタルファンにアピールする絶好の機会でしょうね。
ま、私はちょっと好みではないかな~デスメタル調のナンバーを数曲歌い 途中小さいモッシュまで起こった(出たっ!)しかしサマソニの時見たいに人がひしめいてる訳でなく、人と人の間に隙間があるためにおみこしは敢なく途中で沈没!肩車されてオーディエンスの頭越しにダイブしておみこしを狙った輩はそのままフロアに落下!どうやらサマソニとは勝手が違う模様・・・(笑)

結構盛り上がったステージが終了し、すかさず大人数によるセットチェンジが手際よく行われています。アンドレ・マトスの登場です。
正直 私はよく知りません。聞けばボーカルのアンドレ・マトス本人はメタル界では有名だそうですね。
ブラジルのアーティストのようですが1曲目からメロディアスな曲調についつい聞きほれてしまいましたよ~なかなか良いではないか!「私はアンドレ・マトスで~す これは私のバンドで~す」流暢に日本語話すと思ったら足元辺りにカンペがあるみたい・・・そういやぁ日本語を話す時は恒にうつむいてるな(笑)

聞き易い曲調は私好みで、目当てのグッズが不発だったから替わりにCD買ってみようかな~ 前方は結構盛り上がってるけど後方は冷静に見てますね。
80年代の名曲JOURNEYの♪Separate Waysもカバーで歌い、私もかなりノリノリになってます。
アンドレ・マトスさんは離れて見た感じではちょい俳優のルーク・ウィルソンを太らした感じで人が良さそうで好印象ですね。
日本語で「今日の事は一生忘れませ~ん」とか言うてたしな。
約30分ほどのアンドレ・マトスのステージが終了し またまたセットチェンジです。

さて次は20数年ぶりの来日のサクソンです!時計を見れば開場が遅れた分全体的に30分遅れですね。やがてサクソンのトレードマークが描かれた幕がステージ後方に掲げられ大歓声とともに「サクソン!サクソン!」とサクソンコールが巻き起こりました。
雰囲気出てきたね~
やがて場内暗転になりサクソンの面々がステージに登場 デビューが1979年て言うからもう28年のキャリアのベテランです。
♪ネバーサレンダーでノリノリの幕開けのライヴはさすがベテランらしく オーディエンスをあっという間にバンドのペースに持って行きます。
ロングコートに長髪がよく似合うボーカルのビフハイフォードがオーディエンスを煽り それに応えるZeppOsakaに集まったメタル小僧&親父・・・まさにステージと客席が一体となった空間が何ともいいですね。
私の前で小柄な女の子がハイテンションでノリノリです・・・後ろから見る感じではややポッチャリした感じでアークエネミーのシャツを着てるけど、拳を何度も振り上げ、それに合わせて膝をガクガク前後に動かしてます。
凄いエネルギッシュな動きについつい注目してしまいました。
右腕が疲れたらすかさず左腕にチェンジ!そのコンビネーションも抜群!
「サクソンでこれやからアークエネミー出てきたらどうなんねんやろ?」要らぬ心配をしてしまいました。

ステージはノリのいいナンバーが続いてますね~♪レット・ミー・フィール・ユー・パワーではみんなサビのところで「パ~ワァ~!」と拳を突き上げて大合唱です。
ただ個人的に知らない曲を結構演奏してたので、やや乗り遅れ否めないな~
後半は客席を真ん中から左右に分けて掛け声の競い合いをさせています。
こんな盛り上げ方はホント上手いな~ベテランですね。
ライブとしては実に完成された感じで良かったですね。

さてトリはいよいよアークエネミーの登場です。
そうそう前でノリノリだった子は意外にも・・・いい年した女性でした・・・おねぇさんハッスルしてるね~

セットチェンジの後に場内が暗転して会場内に映画「オーメン」のテーマ♪Ave Sataniが流れてきました。
その不気味な旋律に乗って出てきましたアークのメンバーが・・・マイケル&クリストファーのアモット兄弟に続いて紅一点の女性ボーカルのアンジェラが登場!
強烈なギターのリフとともに♪Blood On Your Handsからのスタート!
アンジェラのデス声のボーカルが会場内に響き渡ります。
女性のデス声って珍しいですね~CD聞いてる限りは知らなかったら100人中100人以上が男だと思うでしょうね。

先程までより若干ステージがみずらく感じるのは前方の皆さんが跳び跳ねてるからかな? めちゃめちゃ盛り上がってます!
勿論、前のノリノリのアークのシャツを着た女性も・・・あらっ!先程と比べると少しシンドそうやで~先程までのシャープな動きにやや陰りが出てる・・・サクソンで張り切りすぎたか~?

ステージのテンションも凄いし、見てる方も凄い!Zepp Osaka本日一番の盛り上がりとなっております。
オープニグアクトから今までよく見える位置から高みの見物を決めてた私も途中から堪え切れず、前方のお祭り騒ぎに参戦してしまいました!
しかし前はやはり熱いですね~ さっきまで見てた場所はライヴはよく見えるけど盛り上がりにかけては結構と温度差ありますね。
私が前に来たときにちょうど♪Revolution Beginsの演奏が始まりました。
ニューアルバムからの曲ですが、個人的には好きな曲なんで皆と一緒に弾けてしまいました!
小さいながらもモッシュが起こってます。
皆さん後からモッシュに参加しようとドンドン前に行ってます。
おかげで私の周辺はガラガラになり見易くなりましたよ。
そしたら突然に背の高い外人男性が私の前に来たかと思うと前の女の子に後ろから抱き着いて、尻は撫でるわ、乳は揉むわ・・・身体のいたるとこを触りまくってます。
知り合いのようですね(でなかったら大事や!) どうやら女の子をモッシュに連れて行こうとしてる見たい(どうでもいいけど早くどいてくれ~あんた邪魔で見えへんがな!)
イヤイヤをしてた女の子も結局外人さんに引っ張っていかれました・・・イチャつくんじゃねぇ!

で、近くで見るステージはやはり迫力あります。
特にステージ狭しと動き回るアンジェラのテンションは凄い!拳を振り上げオーディエンスを鼓舞し、首をグルグル回しブロンドの長髪が連獅子のように回転してます。
ギターを弾くクリストファー・アモットの横で同じようにギター弾く真似しながら腰を前後に振って、歌えばドスの効いたデス声!凄すぎるわ・・・このお姉さんは!もう会場は大騒ぎです。
アンドレマトス、サクソンと尻上がりに盛り上がりアークエネミーで一気に大爆発した感じですね。

いやいや前は楽しいな いろんな人居るから・・・トリって事もあり当然ありましたよ~アンコール!
こんどはアモット兄弟のギターの掛け合いでスタート!これが先程までの大騒ぎを癒すかのような哀愁のメロディ・・・イケメン兄弟の癒しのギターの後に続いて出てきましたよアンジェラ姉さん!またまたドスの効いたデスボーカルが炸裂!
いゃ~初めてみたけどスタイルもいいし美人だし、カッコイイな~姉さん!
一旦また引っ込んだけど更なる刺激を求めるオーディエンスの拍手がなりやみません。
そしたらまた皆出てきました!しかしさすがに演奏はせずメンバー全員で挨拶して終わりです。

アークエネミーは予想以上によかったなぁ~サクソンがトリと思ってたけど、最後はもう力技でアークが盛り上げましたね。
帰りにロビーのCDコーナー覗くとCDもアークが圧倒的に売れてます。
特典のサイン色紙がまたたくまに無くなりましたよ。
私はアンドレマトスのCDを衝動買いして別に要らないけどサイン色紙も貰って会場を後にしました。

帰りがけ疲れた身体を癒そうと銭湯に行きポケットから小銭をまさぐると五百円玉らしき感覚があったんで取り出すと、これがパチスロのコイン見たいな代物・・・なんや?と思ってコインをよく見ると表面にZeppの文字・・・これドリンクと引き換えるコインやんけ!・・・と言うことは私がドリンクコーナーで渡したものは・・・?
あ~あっ!自分の五百円玉渡してもたやんけ! 無情にも首からぶら下げてる烏龍茶は千円もしたことになるやんけ~ あ~ミスったな・・・泣くに笑えんわ・・・

明日もラウドパーク07の二日目です。
場所も大阪城ホールに変わり、ナイル、マリリン・マンソン、そしてブラックサバス改めベブンアンドヘルが登場です。
明日がメインですね~で、このコイン・・・大阪城ホールで使えんかな~?



☆☆☆☆ 2007.10.22(月) Zepp Osaka 1F スタンディング(チケットぴあ)