監督 ドン・E・ファンルロイ
出演 スティーヴン・セガール
アンソニー・“トレッチ”・クリス
サラ・バクストン
またしても天六シネ5ビルに登場・・・
今回はスティーブン・セガールの最新作を鑑賞しに行きました。
例によって少し早い目に着いて無事休憩時間中に劇場に入る事が出来ました。
時間は夜の22:30分の回・・・何と場内に入るやいな異臭がプーンと!客は数名居るんだが全員熟睡中でよく見れば椅子に靴下を干しとるオッサンが・・・狭い場内にあの臭い足の匂いが充満しています!
「色々とネタを提供してくれる劇場やで・・・」とキング氏(苦笑い)
そして始まったスティーヴン・セガール最新作!つい2ヶ月前にも「沈黙の追撃」という映画が公開されたばかりなのに早くも次の作品が封切られるとは、有難みがないというか、まるで在庫処分見たいな扱いやね~一応昨年度製作に映画なのでホントに最新作のようですが・・・
今回のセガールはある仕事を最後に引退を決意した泥棒役です。
それも悪人から金を巻き上げて、貧しい人たちに渡すと言う良い泥棒さん。
しかし、最後の仕事で仲間に裏切られ無実の罪で刑務所に投獄された彼は、依頼主が裏で画策していたことを知る。ハーランは刑務所で知り合った黒人の男と脱獄し、自分をハメた依頼主に復讐すべく行方を追う!
前半のカーアクションは派手にクラッシュしたりして普通に迫力あるんだが、この映画はこれ以上の迫力ある場面が無い!
途中あるお得意の格闘アクションが何とほとんど顔の見えない角度でのアクション場面!後姿や画面から顔がはみ出てたりして、いかにもスタントマン使ってるのがみえみえで興醒めもはなはだしい事。
しかもアクションらしいアクションは前半と後半だけで中盤はほとんとアクションの無いダラダラとした展開に見てるこっちが沈黙してしまう始末・・・
最近はスタントを多用し気味のセガールだが今回はハッキリ言って酷すぎるぞ!
それゃ、ジョージ・クルー二-やジョニー・デップ見たいに大物で、しかもアクション俳優でないのならともかく、アクションが売りのセガールなのに年齢的な衰えはあるとしても、もうちょっと何とかならんかい?
飛んだり跳ねたりとか、危険な箇所でのシーンにスタント使うなら分かるが、お得意の素手の格闘アクションまでもスタントイン(それもほとんど)とは絶句しました・・・
まったくやる気が感じられませんな~
まぁ彼の特長である相手に攻め込まれず一方的に倒してしまう所は健在だが・・・それもセガールの厳つい顔で相手を叩きのめすから面白いのであって90パーセント以上スタントまる判りなのは戴けない・・・映画は酷いわ、場内は臭いわと散々な映画鑑賞だったわい!
予告の「ロンゲストヤード」がやけに面白く感じられた(ココですんのかいな!でも期待してます)
★ 2006.4.7 ホクテンザ1 22:30 後方より3列目