MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

「Be Cool」

2005-09-16 03:33:30 | 2005年劇場鑑賞
前作「ゲットショーティ」がイマイチだったので、今回もあまり期待はしてなかったんだですが、いざ蓋を開けて見ると業界の裏ネタや有名人が実名でバンバン出てきてなかなか面白いですね。

J・トラボルタ演じる映画プロデューサーとして成功した元取立て屋のチリ役が結構ハマッてて中々貫禄があります。
そのトラボルタとユマ・サーマンとのダンスシーンはあの「パルプフィクション」を彷彿させる息の合ったステップを見せてくれていて、この映画の一つの見せ場になってますね。
また若手歌手のクリスティーナ・ミリアンが新人歌手役で登場。
彼女とエアロスミスのライブシーンはさすがのスケールで圧倒され映画とは言え夢の競演が実現してます

また出演してる役者が一癖ある面々・・・ビンス・ボーン、ハーベイ。カイテル、セドリック・ジ・エンターテイナー、冒頭いきなり死ぬジェームス・ウッズ、途中まで気が付かなかったザ・ロックなどなど
悪役も個性的で強面てのロシアギャングは実はカツラをかぶってたり、筋肉派のデカイ用心棒は実は売れない役者で単細胞なゲイ(ザ・ロック様!)だったりと悪役たちもどこか憎めなくて本当に悪どい奴は出てこない。
ここらがこの作品をコメディとして単純に楽しめた要因の一つですな
また何かと大物スターがチラチラ登場してたりして業界モノらしい雰囲気がよく出ていて、そんなリアルなトコがまたいいね

エンドロールで皆楽しそうにそれぞれダンスを踊ってるとこなんかは、みんなこの映画の撮影を楽しんでた雰囲気が良く出ていて実に微笑ましい光景でした


★★★★ 2005.9.15 布施ラインシネマ5