MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「ホステージ」

2005-09-08 23:57:59 | 2005年劇場鑑賞
人質監禁ものでブルースウィリスが元敏腕交渉人て役だが本筋ではあまり交渉と言うより妻子を人質にされ苦悩しながら事態を収拾に当ろうとする、いつものダイハードな主人公ではなく、やや人間味を出した役まわり。

むしろ人質の少年が屋根裏に入ったり、空調管の中を這いずり回ったりと、こっちの方が小さいダイハードをしてました。
しかも舞台はパニックルーム!
いろんなアイディアを戴いてます


★★★ 2005.6.9 角座1

「ミリオンダラーベイビー」

2005-09-08 23:51:57 | 2005年劇場鑑賞
M・フリーマンの静かな語りから始まるこの映画
劇場のスピーカーの音が少し小さいかな?と思うほど静かに淡々と語るその口調はこれから始まる劇的なドラマを静かに観客に語りかけるかのよう・・・

前半は女ボクサーのマギーがどんどん勝ち進み、頭角を現し貧困な生活から抜け出しやがて世界王者に挑戦というサクセスストーリーが描かれるが、そのさなかフランキーとマギーとの関係が師弟から父と娘のような関係へと描写が変わっていく。
フランキーには疎遠になった娘が居り、またマギーにも故郷に家族がいるが愛情の温度差を感じている・・・そんな二人がボクシングを通じて親子のような情愛を無意識に感じていく描き方を淡々と描いていくところはさすがにうまいね
また、単にサクセスストーリーの話でないところがこの作品の非凡な所と言うか、奥深いところであります。

むしろ後半の展開こそ二人の親子のような関係が色濃く描かれ、この作品の大きなポイントとなるとこです(ま、これ以上言えませんが・・・)
また押さえたイーストウッドと淡々としたフリーマンの芝居は名優と知りつつも改めてこの二人はやはり上手い!と感じさす。

イーストウッドとフリーマンの二人のやりとりのシーンは熟練の役者の年輪を感じさせるような空気が何とも味わい深く画面を漂わせている
ヒラリー・スワンクも心に影がありそれを内に秘めた女ボクサー マギーを体当たりで(試合のシーンはスタントなしだって)演じており、やはりこの人もうまいね(オスカー受賞の「ボーイズドントクライ」以降あまり大きな役なかったけど ちなみに元「ベストキッド4」の姉ちゃんです)
アカデミー賞主要4部門受賞そのすべてが納得の心に染みる良い映画です

★★★★★ 2005.6.2 千日前国際劇場 

「炎のメモリアル」

2005-09-08 23:44:50 | 2005年劇場鑑賞
まさに9.11のあの悲劇がもたらした映画て感じです
消防士の日常を一人の男にあてて描いた作品で新人で入り、初の出動を経験し、やがて女性と知り合い、結婚、家庭を持つという一般的にはごく普通の人生に見えて、消防士という特殊な仕事が家族たちにも大きな試練を与える事にもなる
そんなトコがよく出てました

やはり9.11の消防士たちに捧げられた映画て感じでした
あのT2のロバートパトリックが出てました(悪人じゃないよ)
火災シーンは「バックドラフト」ばりに迫力あり、やはり劇場での鑑賞をオススメします

★★★ 2005.6.1 アポロシネマ7

「クローサー」

2005-09-08 23:42:51 | 2005年劇場鑑賞
4人の男女が複雑に絡み合い、嘘をかせねる一方で真実を求め、傷ついていくのを「卒業」の名匠マイク・二コルズが上手にまとめております

ジュリアロバーツがいつもの明るいキャラとは違いどことなく寂しそうな雰囲気を出し、ナタリーポートマンも汚れ役で、ストリッパーて言う役どころ
とくにストリップシーンでアーサー王ことクライブオーエンを手玉に取る場面ではなかなか小悪魔ぶりがいいです(際どいトコはボディダブル使いまっくてるかもな)
でもそのクライブ・アーサー王・オーエンが一番印象に残りましたね
なかなかの芸達者ぶりです

4人が引っ付いたり、裏切ったりとそれぞれの価値観の違いが微妙なずれを生じさす
嘘をつかれ、真実を知ると嘘のままがよかったと言った複雑な男女の人間描写が生々しいね

★★★ 2005.5.26 角座1

「キング・ダム・オブ・ヘブン」

2005-09-08 23:41:16 | 2005年劇場鑑賞
正直もっと戦闘シーンがあるかと思ったら、以外と派手なのはクライマックスぐらいでした
しかし、何時の時代も戦争は虚しいものです
散々殺しあったあげくにトップが話しあって手打ちで事が収まるんだったら最初からそうならんもんかね・・・
そんな事感じる映画でした
でもちょいと疲れたね~(「アレキサンダー」よりましだが)

★★★ 2005.5.26 敷島シネポップ1

「シャル・ウイ・ダンス」

2005-09-08 23:38:28 | 2005年劇場鑑賞
ご存知日本映画の大ヒット作のアメリカリメイクですが、実に日本版に忠実にリメイクされてます(それがいいのか悪いのかは別だが)ギアの何となくはにかんだ雰囲気は日本版の役所広司のそれとよく似てるし、またいつものギアと違った雰囲気の芝居を感じます。
ジェニロペはチト草刈民代とは違うように感じますが、ダンスシーンでは本領発揮の華麗なステップを見せてくれております。
それぞれ周りのキャラたちも日本版のキャラと合わせており、いかにオリジナルを大切にして作られたかわかる気がします
オリジナル版で一番に印象的な竹中直人のキャラも登場します(「ターミナル」で空港の嫌味なエライさん演ってたおっさんやがな・・・)
オリジナルを見てる人に取ってはストーリー的には先がわかってしまうので、楽しみ方としてはオリジナルと比較しながら違いを捜したりして見るのがいいでしょう

★★★★ 2005.5.2 敷島シネポップ1