監督 ベネット・ミラー
出演 ブラッド・ピット
ジョナ・ヒル
フィリップ・シーモア・ホフマン
やっとこさ劇場鑑賞90本目に突入!
100本まで後一息のとこまで来たけど、ここからが正念場です
本来150本目標なんですが、さすがにそれは難しい・・・ならせめて120本目標だはりますが、年々見る本数げ減りつつあります
いよいよ正月映画もはじまりそうな12月初旬にやっとこの映画を見ることができた
(あらすじ)
元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。
チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。
あるとき、ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)というデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。
しかし、「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい……
昨今のプロ野球でもGM問題が話題になっています
そういう中ではタイムリーな作品。
でもアメリカと日本ではやはりGMのおける立場や権限も違います
この映画でのブラピ演じるGMはとにかくチームとして全権をまかせられていて、監督にさえも選手の起用方に口出しし、監督が拒むと即座に監督に起用された選手をトレードに出し、GMが推す選手を使わそうとする
日本の観念ではチト考えられないような強引さ・・・でもGMってこれぐらい権限がある強い人なんだな~と感じました
またスカウトたちとの編成会議のシーンでも、スカウトたちの経験と眼力で補強する選手をリストアップするけど、彼は数字にこだわる・・・それも出塁率という数字
スカウトたちの話も聞かず強引にその数字に当てはまる選手が例え他球団のお荷物や問題のある2流であっても入団させる
もはや最近流行りの独裁的な存在です
データ野球、ID野球などデータ重視の野球は近代ベースボールでは珍しくはないけど、私個人的にはスカウトたちの意見も分かるような気がする
データが物語ってるとはいえ実際は生身の人間・・・必ずしもデータのみで信用するのは大きなリスクでしょうね
それでもアスレチックスを優勝争いまで持ってきたのは、彼の功績が大きいと言われてます
でも今だワールドシリーズ優勝はしていない・・・劇中で監督に対して「102勝して好成績挙げても最後に一つ負けて優勝を逃せば全て無になる」というセリフがあるが、そう言う意味ではまだ世界一になっていないマネーボール理論はまだ実証されてない発展途上?
野球のシーンが少ないけど、これこそ現代の野球映画とも言えますね~
またブラピがかつての選手で、スカウトに太鼓判を押されて大リーグの世界に入ったが、結局まともな成績を残せないまま引退した事に、ある種の野球へのコンプレックスのようなものを持っている役柄です
そんな男が背広組として野球界に再起をかける人間ドラマとしても見れる
でもそれよりも、選手は商品のようにフロントたちに動かされていく裏側のプロの世界が興味深かった
★★★★ 2011.12.4(日) アポロシネマ8 スクリーン5 20:40 I-4
出演 ブラッド・ピット
ジョナ・ヒル
フィリップ・シーモア・ホフマン
やっとこさ劇場鑑賞90本目に突入!
100本まで後一息のとこまで来たけど、ここからが正念場です
本来150本目標なんですが、さすがにそれは難しい・・・ならせめて120本目標だはりますが、年々見る本数げ減りつつあります
いよいよ正月映画もはじまりそうな12月初旬にやっとこの映画を見ることができた
(あらすじ)
元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は、アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。
チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。
あるとき、ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)というデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、「マネーボール理論」を作り上げる。
しかし、「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい……
昨今のプロ野球でもGM問題が話題になっています
そういう中ではタイムリーな作品。
でもアメリカと日本ではやはりGMのおける立場や権限も違います
この映画でのブラピ演じるGMはとにかくチームとして全権をまかせられていて、監督にさえも選手の起用方に口出しし、監督が拒むと即座に監督に起用された選手をトレードに出し、GMが推す選手を使わそうとする
日本の観念ではチト考えられないような強引さ・・・でもGMってこれぐらい権限がある強い人なんだな~と感じました
またスカウトたちとの編成会議のシーンでも、スカウトたちの経験と眼力で補強する選手をリストアップするけど、彼は数字にこだわる・・・それも出塁率という数字
スカウトたちの話も聞かず強引にその数字に当てはまる選手が例え他球団のお荷物や問題のある2流であっても入団させる
もはや最近流行りの独裁的な存在です
データ野球、ID野球などデータ重視の野球は近代ベースボールでは珍しくはないけど、私個人的にはスカウトたちの意見も分かるような気がする
データが物語ってるとはいえ実際は生身の人間・・・必ずしもデータのみで信用するのは大きなリスクでしょうね
それでもアスレチックスを優勝争いまで持ってきたのは、彼の功績が大きいと言われてます
でも今だワールドシリーズ優勝はしていない・・・劇中で監督に対して「102勝して好成績挙げても最後に一つ負けて優勝を逃せば全て無になる」というセリフがあるが、そう言う意味ではまだ世界一になっていないマネーボール理論はまだ実証されてない発展途上?
野球のシーンが少ないけど、これこそ現代の野球映画とも言えますね~
またブラピがかつての選手で、スカウトに太鼓判を押されて大リーグの世界に入ったが、結局まともな成績を残せないまま引退した事に、ある種の野球へのコンプレックスのようなものを持っている役柄です
そんな男が背広組として野球界に再起をかける人間ドラマとしても見れる
でもそれよりも、選手は商品のようにフロントたちに動かされていく裏側のプロの世界が興味深かった
★★★★ 2011.12.4(日) アポロシネマ8 スクリーン5 20:40 I-4