「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

秋保温泉で仙台地方研修会を開催

2010年02月18日 | 指圧の活動

 2月14、15の両日、指圧学校同窓会主催の仙台地方実技研修会に参加しました。1月17日、基本指圧研究会に初めて鈴木林三先生をお迎えして指導を受けて以来4週間目。寸暇を惜しんで練習に明け暮れたD君と、常に熱心に練習されるKさんと共に参加しました。
 秋保(あきう)温泉の老舗旅館岩沼屋での研修会。この温泉は奥州三名湯にあげられているそうです。これまでも鈴木先生の実技研修は、余程のことがない限り参加しています。今回は久し振りの温泉でもあり、それも楽しみの1つでした。

 新年から二分脊椎症の患者さんの、基本指圧による排便管理プログラムを開始しています。2月14日はどうしてもその仕事を休みたくないので、夕方の懇親会からの参加となりました。
 岩沼屋は露天風呂も大きく、お庭の眺めも楽しめるゆったりとした、なかなかの日本旅館でした。いくつもあるお風呂を堪能し、同室の方たちの話も面白く、日常の忙しさを忘れる一時を過ごすことができました。

 目指す鈴木林三先生の実技講習は、翌15日の朝9時開始です。今回は先生の新たな発見があることを前もって聞いていたので、どんな内容の講習会になるのかとても楽しみにして参加しました。
 長年曖昧であった指圧理論が、根本から分かりやすいものに生まれ変わりつつあるのが感じられました。視角的にも新たな試みに取り組んでいると聞いています。久し振りにとてもワクワクしています。長年色々な方たちが、試行錯誤してきたものが、今ひとつになって素晴らしい理論として生まれようとしています。期待しています。

 地方研修のいいところは、母校での研修会より参加人数が少ないので、思う存分指導が受けられることです。今回はいつもの倍の参加人数でしたので、どうかな? と心配しましたが、それも杞憂に終わりとても勉強になりました。個人的には、かなり発見もあり充実した時間を過ごすことができました。

 同窓会主催の実技研修会は、回を重ねて今回で11回目になるそうです。確か私は、1回だけ欠席したと記憶していますが、年に3回の勉強のチャンスを与えていただけることにとても感謝しています。研修会自体も成長しているのだということを感じた仙台の旅でした。
 執行部の役員のみな様、本当にご苦労様でした。ますますの発展を心よりお祈りいたします。ありがとうございました。


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