「基本指圧」に憧れて ― 村岡曜子のブログ

我が国固有の指圧を広く浸透させ、社会の保健と福祉の増進に寄与したい。

「アバター」を鑑賞、3D画面に圧倒される

2010年02月06日 | 私の趣味
  私の治療院は月曜日が定休です。休みを利用して、先週、映画「アバター」の鑑賞に出かけました。まだ観ていらっしゃらない方のために、あらすじをごく短くお話しすると以下のようになるでしょうか。

「時は22世紀、戦争で負傷して下半身不随になった元海兵隊員の主人公・ジェイクは、プロジェクトの一員に選ばれ、地球から遠く離れた惑星パンドラへ行きます。ミッションをやり遂げ無事に地球に戻れば、高額の報酬とともに足も治してもらえるというのです。
 そこはさまざまな動物や植物が共存する、深いジャングルに覆われた未開の星。肉体的には人間よりも能力が高い、人間そっくりの種族・ナヴィが生息していました。ナヴィそっくりに作られたアバターのボディを借りている間だけ、ジェイクは運動できる身体を取り戻すことができたのです。
 パンドラの森の奥には希少鉱物が埋蔵されており、それを求める人間との間で小競り合いが発生。やがてジェイクは地球の軍隊とナヴィの間で板挟みとなり、パンドラの運命を決める一大決戦でどちらの味方につくか、決断を迫られることになります」

 3D映画を観るのは、私は初めてでした。3Dといっても4つの方式があるようですが、理屈は同じです。空間の奥行きを認識するのは左右の目の映像の差(視差)によるのですが、3D映画では、右目用と左目用の二つの映像をスクリーンに同時投影し、右目用の映像は観客の右目だけに、左目用の映像は左目だけに見えるようにすることで、映像の奥行きを認識させるというものです。
 花びらなど画面の中のものが、すぐ手に届くところに来る(ように見える)のには、本当に驚きました。思わず手を伸ばしたほどです。ただ、そのための眼鏡をかけるために、多少疲れるように思いました。左右の視差がある画面を同時に映しているため、その眼鏡をはずすと画面が2重になって見えます。しかし私にとっては新しい発見と感激でした。

 ところで今年は、「3Dテレビ元年」と位置づけられているそうです。インターネットの「産経ニュース」に次のような記事がありました。

「10年に家庭用3D対応薄型テレビの発売を決めているのが、ソニーとパナソニック。ソニーは3Dを『大変革の一つ』(ハワード・ストリンガー会長兼社長)と位置づけ、家庭用ゲーム機プレイステーション向けソフトを含む3D関連事業で、売上高1兆円を目指す」

 薄型テレビを買ってまだ日も経っていないのに、今度は3Dテレビですか? またどの家庭でも、そして家族全員が、テレビの前で“サングラスまがい”の眼鏡をかけている、想像するだけでも異様な光景ですね。
 写真はワーナーマイカルの「RealD方式」の眼鏡。このほかに3つの方式があるそうです。
 

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