世の中うまい話には裏があると言うことですよ。
古くからの手である先物取引やマンション経営等と言った投資関連の電話勧誘や、資格や内職に関する高収入を約束するという仲介話。それに加えて、今度の標的となったのはアフェリエイトだそうですよ。
アフィリエイト目的サイト作成料が40万円・収入ゼロ、相談が急増 INTERNET Watch
国民生活センターは4日、アフィリエイトやドロップシッピングに関する相談が急増しているとして、年度別の相談件数を公表するとともに、「自分で努力せずにお金が儲けられるという話は信じない」など、注意を呼び掛けている。
なんでこんなのに引っかかるのだろう?と思うくらい古典的な手だと思うのですが、具体的には、
1.何もしなくても(もしくは簡単な作業で)1ヶ月30万円ほどの収入という説明
2.サイトの作成料、もしくは仲介料として40~150万円ほど支払う
3.当然うまくいくはずもなく、業者のサポートも期待できない
と言う流れです。いやいや、こんなんで儲かるなら、ましてネット上の事業なんですから、人に紹介なんてせずに自分でやりますよ。他の詐欺まがいの勧誘もそうなんですけれど、「何で人に勧めなくてはならないのか?」というのを、飛びつく前に一度考えることは必要だと思いますね。
面白い・・・と言うよりもこんなところで、と思ったのが、こちらの記事にあったこの下り。
ドロップシッピングの儲け話に注意、相談件数が増加傾向 INTERNET Watch
被害事例としては、ホームページを開設するために、スパムメールで知ったアフィリエイトの仲介業者と契約した20代女性が、サーバー費用60万円を支払ったが全く収入にならないという苦情が寄せられていた。
スパムメール・・・こういう所がスポンサーになっていたわけですね。なにか納得ですが・・・こちらが知らないだけで、意外と中身を読んでしまうものなんでしょうかねえ。
とにかく。うまい話には乗らない。被害にあったらすぐに届ける。これで「本当にうまい話」を逃したとしても、「マズイ話」に乗るリスクを考えればマシじゃないかと私は思うのですけどね。