Cafe de Kerm ~毒味ブログ~

物言いにも、珈琲にも、もれなく毒が混入している可能性が無いこともないです。

SHOTNOTEに対抗? ぺんてるのaripenがAndroidに対応

2011-01-29 23:59:59 | Digital Devices

キングジムから発表されたSHOTNOTE。その導入のしやすさから、すでに活用方法等がネットで話題になっているようで、かくいう私もすでにアマゾンで予約済み。やはり、数百円から、という初期投資金額は魅力的です。

このSHOTNOTE、紙に書いた情報をすぐにデジタル化できる点が特徴ですが、その同じコンセプトの製品にデジタルペンがあります。書いた筆跡を記憶・再現する事で書類をデジタル化するという製品です。
なんだかんだで各社から製品が発売されていますけれど、その中で最も日本で親しまれている製品は、やはりぺんてるのairpenでしょう。SHOTNOTEと同じくEvernoteにも対応し、コラボモデルまで発売したのですが・・・限定だったはずなんですけど、まだアマゾンに売ってます。

さて、SHOTONOTEはiOSとの親和性が大きなセールスポイントとなっている訳ですが、airpenはPCとの接続のみが想定されています。そのため、出先での素早いアップロードに対応市内などの弱点があったわけですが・・・今回発表された新製品では、受信ユニットのデザイン変更に加えてAndroidへの対応が表明されています。

ぺんてる、スマートフォンで使えるBuletoothデジタルペン PC Online

ぺんてるは、紙に書いた文字や図形をワイヤレスでパソコンに転送できるデジタルペンの新製品「airpenPocket」(エアペンポケット)を 2011年2月12日発売する。シリーズで初めてBluetooth機能を搭載した。パソコンに加え、Bluetooth機能対応のAndroidスマートフォンやタブレットに対応する予定。価格はオープンで、予想実売価格は1万7000円前後。

ソフトウェアの問題だけなのでiPhoneにも対応できるとは思いますけれど、SHOTONOTEと同じく、他のプラットフォームへの展開は不明です。

こちらの最大の利点は、やはり書く紙を選ばないところ。持ち歩くのはペンと受信ユニットだけでよく、かさばりません。また、カメラで撮るよりも高精細な出力結果が得られるところも利点です。そして、対応プラットフォームがWindows、Mac、Androidと豊富なのも大きな魅力です。SHOTONOTEは今のところiOSでしか公式には使えませんからね。
デメリットも色々ありますけれど、デジタル文房具の草分けとしては、やはり魅力的なことには間違いないでしょう。

お値段的には、旧製品で実売1万円強と気持ちお高め。衝動買いできなくもないですが、やはり「こう使いたい」という目的がはっきりした上での購入をお勧めします。