<LAFセンサー交換は大苦戦!>
天候を見て、交換作業を始めたのですが、大苦戦しました。
(@_@;)
前回、LAFセンサーを注文した所まで、お話しました。
部品は3~4日で到着したのですが。。。
到着時点でパッケージは開封されており、薄い箱に入れられ郵送?でした。
明らかにホンダ純正パーツでは無いようです。
一瞬、生贄? 人柱?の二文字が頭を過ぎります。
まず、本当にデンソー製か?
と思い英文の説明書を眺め、パッケージを眺め、どうやらアメリカで純正とは異なり販売されている部品のようです。
しかし、不安が払拭された訳では無いのですが。。。。
買った以上、使うしか無いのかと。
何しろ返品不可がひつこく表示されていましたからね。。。。
後々、赤丸部カプラーに泣かされるのです。
LAFセンサーのネジ焼き付きが心配された取り外しも、専用工具の御蔭でレンチにパイプを噛まし緩める事が出来ました。
800円の安物工具でしたが、販売店メーカー名が入っており、それなりの強度は有しているようです。
LAFセンサーが緩み、内心ホッと胸を撫で下ろし、カプラーの取り外しに掛ります。
これは簡単に修理完了か?と思った矢先。
どうした事でしょう!
最初はカプラーにシーラー塗布し、防水でも図ったのかと思ったのですが、カプラーが溶融しているのです。
完全に熱で溶け、再度固まりカチカチ状態です。
当然ながら切り離しが出来ません。
(@_@;)
仕方なく、少しづつリューターで削り取り外す事にしました。
フロアーの狭い場所での作業ですから、姿勢が悪く作業性は最悪です。
30分以上時間を掛け、少しづつ削り何とか取り外す事が出来ました。
もうこの時点で、汗だくで血も頭に登っています。
ここからの写真は、無いのですがお許しあれ。
こんな最悪作業の経験が有る方には、御理解して頂けると思うのですが、ここからは何とか修理完了を目指し、撮影の余裕は無く成るのです。
既に首は、寝違えたかと思うほど痛いのです。。。
更に悪い事は、起こるものです。
純正パーツでは無いせいか、「ポン付け」の謳い文句は有ったのですが、車体側のカプラーに合わないのです。
購入パーツはカプラーが1サイズ大きく、外側にリブまで有るのです。
(@_@;)
方法は二つですね。
1、現状LAFセンサーのカプラーを流用する。
これは、溶融固着を剥がす時点で、破損し流用は不可能です。
2、車体側のカプラーを新LAFセンサーに合わせ交換する。
取りあえず、2番目の方向で進め、勘合可能なカプラーを探します。
運の良い事に、手持ちのカプラーに有りました。
右側の新LAFセンサーカプラー付近には、ハーネス保護の為、コルゲートチューブを取り付けています。
左側 黄色リード線が付いているカプラーが探し出しました、新カプラーです。
当初は新カプラーに車体側の端子を差し替えしようとしたのですが、防水カプラーのせいか、端子を抜く事が出来ません。
(@_@;)
次から次への難題が降り掛ります。
結局、端子抜き差しは諦め、リード線の接続としました。
LAFセンサーですから、接続でインピーダンス(抵抗値)が変化するかとも考えましたが、やるしか無い所です。
カシメタイプの接続端子を買いに走りました。
ここは半田付けより、カシメの方が良いかと。
作業性の悪い中、何とかリード線 4本を接続する事が出来ました。
カシメですからカシメ不足を引張確認で、しっかりと行いました。
カプラー配列は、旧車体側と同一としましたが、結果正解でした。
この配列まで異なりますと、泣き面にハチの状態に成る所でした。
接続部は防水を図るべく、ビニールテープで巻き、耐熱性も必要ですから2重にコルゲートチューブを巻き付けました。
完成した姿がこれです。
赤丸が防水、耐熱性ネライの2重コルゲートチューブ部です。
赤矢印が新設カプラー部です。
左側に白く見えます、シフトケーブルには熱害保護の耐熱チューブが巻かれています。
何故、LAFセンサー部には巻かないのでしょうか???
車体側カプラーのハーネスが長く成りましたから、カプラー位置は後方に移動する事が出来、耐熱性は向上すると考えられます。
また取付位置は、クロスメンバー上ですが、スタビライザーより天側ですから路面上の異物干渉も無いと思います。
まぁ~昨夜寝ながら考えたのですが、この辺りは更にコルゲートチューブを後日、巻こうと考えています。
新LAFセンサーに至るハーネスの経路は、エキゾースト系は前後左右、上下に約30mmは動きますから、その変位に対応出来る経路にする必要が有ります。
間違ってもピン張りにしない事です。
さもないと、ハーネス断線に至ります。
赤スプレーがハーネス経路、取り回しでタルミを取っています。
今、見ますとここにもコルゲートを巻いた方が良いように思います。
赤丸部は、固定の為のタイラップです。
後日、作業を行いましょう。
メインバッテリーのマイナス端子を外し、PGM FIの故障コードを消去します。
10秒以上経過後、再接続します。
さて、いよいよエンジン始動です。
ここは、もう神様にお祈りするしか無い所です。
イグニッションONで、初期自己診断開始します。
エンジンを始動します。
エンジンワーニングランプは消灯しています。
取りあえず、やれやれと言う所です。
もう~首、腰が痛く、ここでワーニング点灯でもしましたら、倒れる所でした。
\(~o~)/
その後、オートパワーウインドウの再設定も行いました。
修理時は最下端までウインドウガラスを降ろしておけば、この作業は省けるようです。
溶解したカプラーを御覧下さい。
LAFセンサー側です。
車体側カプラーです。
外周付近のリブ等が完全に溶けています。
赤丸部はリード線挿入部で、再接続の為、ギリギリの位置で切断しています。
こんな熱害を受けるような運転は、誰がしたのでしょう?
また、こんな熱害を受ける仕様に誰がしたのでしょう?
これが、EP3 イギリス製 Type R実力なのです。
運転免許を取ったばかりで、乗ろうとは考え無い方が無難です。
因みに、LAFセンサーのセンシング部は良い焼け具合を呈していました。
点火プラグですと、こんがりキツネ色と言う所でしょうか。
LA EP3 Type Rには、当該LAFセンサーはポン付けは出来ない事をアoooに投稿して置きましょうか。
こんな人柱は公表が大切ですよね。
次回は、残した作業と、距離を走り様子を見ましょうか?
今朝はマッサージ機に掛りながらのブログUPでした。