kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

最近のタイヤバーストに思う事

2016-08-24 09:06:24 |  タイヤ

<車は走らせて調子良く>

昨夜は我が地元でも局地的ではありますが、電車が不通に成るほどの雨が降りました。

これでスッキリ低温に成ったとは行かず、まぁ~良い御湿りでは有りました。

 

そんな久しぶりの雨の日は、ゆっくりと最近時のタイヤバーストに付いて、一般論的ですが考えて見ます。

一時のタイヤバーストも過積載防止キャンペーン?! でほぼ鎮静化して来たようです。

しかし、現在でもたまにですが、キャンカーのタイヤバーストは発生しているようです。

そこから得られます、数少ない情報からですが、こんな事もバーストの要因に成りうると言うお話しをしたく思います。

キャンカーの一般的特性の内、乗用車と異なる点は重量が重い事です。

乗用車の1,500Kg前後に対し、キャンカーは約2倍の3,000Kg前後の車重が有ります。

この車重が3トン前後あると言う点は、タイヤに取っては、かなりの過酷使用状況と言えます。

 

どれ位、過酷かと小生のデュラビスで単純計算しますと

ロードインデックス 975Kg*4輪=3,900Kg

3,900Kg-3,000Kg=900Kg

タイヤの最大負荷能力 3900Kgに対し、車重を3,000Kgとしますと余裕は900Kgしか無いのです。

 

これはあくまで単純計算、ざっくりとした計算です。

 

ここからが本日の主題に成ります。

小生のデュラビスでキャラバン道具を積載した状態での、タイヤ状況です。

空気圧は管理空気圧 470kPaです。

タイヤトレッド(タイヤが地面と接触する部分)が、赤丸範囲が平らに潰れているのがお分かりと思います。

タイヤは車重、積載重量により押しつぶされ、路面との接触面は平らに潰れるのです。

 

この状態で長期間に渡り駐車しておりますと、フラットスポット(平らに押しつぶされた状態)が発生し、軽い場合は走行により本来の円形に戻りますが、最悪時は永久変形してしまう場合が有ります。

長期間の駐車とは、どれ位かと申しますと、年間走行距離が3,000Kmに満たないような使い方がされているキャンカーはフラットスポット発生の恐れが有ります。

タイヤはゴムと繊維で作られ、キャンカーの車重、雰囲気温度、空気圧、駐車時間等に影響されますが、毎日短距離でも走行している車両では発生は少ない傾向ですが、1ケ月に1回位しか走行は無いと言う方の車両は、例え新車でも危険性はあります。

 

まぁ~昔から一般論ですが、「医者と消防車の中古車は買うな」と言う格言があります。

医者さんの車は、短距離走行の繰り返しで痛みやすいとか、消防車は火事出動でしか走らないから、これも痛みやすいとの意味ですね。最近時は予防点検、修理が行われますから、この限りでは無いとは思いますが、車は毎日、適度に走行するのが一番故障が少ないと言うのが正直な所でしょう。

次にフラットスポットの予見性に付いてです。

小生のセカンドカーのType Rは冬場 長期間乗らず、たまに乗りますとフラットスポットが出来る場合が有ります。冬場は温度が低く、タイヤも硬直しているせいかフラットスポットが維持される場合が有るようです。

舗装路を走りますと、「パタパタ」と言う一定間隔での走行音が発生します。

2~3Kmも走行しますと消えるフラットスポットですが、タイヤに良いはずは有りませんね。

(@_@;)

フラットスポットが発生し、これを繰り返しますとタイヤ内部のゴム、繊維が切れます。

本来タイヤは円形ですが、これに一部とは言え平らな部分が出来、これが回転する訳ですから、影響が無いハズは無いですね。車重は3トンも掛りますし。。。

タイヤ内部のゴム、繊維が切れますと、一般的にはトレッドが剥離して来ます。

トレッド剥離は初期の状態であれば、目視で発見出来る場合も有ります。

トレッドが浮き上がり、手で押さえますと「ポコポコ」した状態に成っています。

 

この時点で発見出来ますと、タイヤバーストには至りません。

しかし、気付かず走行を続けますと、最悪時バーストが発生します。

 

トレッド剥離も予見性があり、走行時に定期的な「パタパタ音」を発生させてくれる場合もあります。

今日は、タイヤバーストは過積載だけでは無く、長期間乗らず放置?されているキャンカーのタイヤにはフラットスポットが発生し、トレッド剥離から最悪時、バーストに至る場合があるとのウンチクでした。

 

まぁ~Kenyの場合は、暇さえ有れば、調子見に走りますから、フラットスポットには縁が無い?

うん? Type Rで有りましたね。

しっかり乗らなければ!


ブリヂストンに電話してみた

2016-08-23 12:57:11 |  タイヤ

<対応する最大許容空気圧に付いて>

今朝の東海は、朝からカンカン照りの状態が続いています。

局地的には雨も降っているようですが、地元では何日も雨が降りません。

(@_@;)

 

そんな今日は、お盆休みが明けましたので、ブリヂストンに電話して見ました。

今回のタイヤ交換のお浚いです。

ブリヂストン

デュラビス 215/70R15 107/105 L LT

このタイヤのロードインデックス表(以下 LI表)に依りますと 「対応する最大空気圧は450kPa」との事でした。

カムロードの純正タイヤ(195/70R15)での指定空気圧は、御存じ600kPaですね。

まぁ~大部分の方が、空気圧600kPaで使用されている事でしょう。

一応タイヤ館でお話は伺ったのですが、もう一つ納得出来る説明は有りませんでした。

 

そこで、連休明けにブリヂストン お客様相談室に電話して見ました。

 

<<質問内容は大きく、2項目あります>>

1、対応する最高空気圧 450kPaとは、600kPaでは使用出来ないとの意味か?

2、空気圧 450kPaで何故、最大負荷能力 975kgが出せるのか?

<<回答>>

№1の600kPaで使用できるか? に付いては使用は可能との回答でした。

但し、600kPaまで空気圧を上げてもタイヤ最大負荷能力は、975Kg以上に上がらないとの事です。

またデメリットとして、タイヤ中央部の摩耗、乗り心地の悪化が発生する恐れが有るようです。

 

№2 低い空気圧 450kPaで何故 最大負荷能力 975Kgが出せるか?に付いては

タイヤの負荷能力は、タイヤボリュームに依存しており、当該デュラビスタイヤは215サイズにより単位面積当たりの荷重が下がり、低い空気圧で大きい最大負荷能力を発揮出来るとの事です。

 

また、タイヤサイズ毎の空気圧と最大負荷能力の関係は、JATMA(日本自動車タイヤ協会)と言う業界団体で規定し、その基準に合わせタイヤメーカーはタイヤを製造しています。

上記、LI表もJATMAの規定のようです。

Kenyのデュラビスには、空気圧470kPaを充填しています。

サイドウォールの形状は、上記写真の通りです。

キャラバン中で通常積載の食器、寝具、衣類、水、自転車1台、椅子2脚、コールマンツーバーナー、テーブル小を積載した状態です。

 

従いまして、JATMA、ブリヂストンが指定した、対応する最高空気圧 450kPaを重視し運用上の管理空気圧 470kPaで当面走ろうと思います。

純正タイヤ 195/70R 15でも空気圧 530kPaでの使用でしたから、ここはやはり乗り心地を取りたいですね。

先日のキャラバン 1,100Km走行でコーナー外側タイヤにサイドホースが掛った状態でも異常は感じられませんでしたから、行ける見通しはあります。

この辺りのいわゆるタイヤ腰砕けは、車重、積載量、コーナーの大きさ、その時のスピードに左右されますから各自車両、走り方に見合った空気圧にする必要が有ります。

まぁ~管理空気圧は自己責任で行うと言う結論でしょうか。

まぁ~乗り心地重視のKenyは、タイヤ空気圧 600kPaはあり得ないでしょう。

 

こんな空気圧にも拘りながら、キャンカーを楽しめますと、結果安全走行に繋がると思います。

後は、喉風邪全快を願うばかりです。

(@_@;)

 

(参考) ブリヂストン

 


アルミホイール締付ナットのトルク確認

2016-08-22 10:07:34 |  アルミホイール

<トルクダウンはするの?>

関東、北海道方面は台風の影響で、大雨、強風が吹き荒れているようです。

特に北海道には夏休み中に台風が2個も来襲するとは、何とも致し方無い所ですね。

洪水、崖崩れ等に充分注意される事を願っています。

 

そんな今日は、夕方に成ったのですが

アルミホイールの締付ナットトルク確認を行いました。

余談ですが、雲の中を旅客機が飛行しているのがお分かりでしょうか?

 

アルミホイール、タイヤを交換後、約1,100Km以上走行しタイヤも一皮剥けたようです。

タイヤグリップも最大値を発揮しているようで、走行音も静かで、乗り心地も良く、良い良いづく目ですね。

 

フロントタイヤは、キャラバンから帰って来た状態ですので、ブレーキダストで薄茶色に汚れています。

洗車をしたいのですが、喉風邪が思わしく無いので、当面我慢ですね。

トルク確認は、Kenyは手感トルクレンチなのです。

車に約半世紀も関わっていますと、自然と手感は身に付くものです。

ボックスレンチに全長70cm程度のパイプを噛まし締付けています。

有り合わせのパイプですので、少々内径が大きいようです。

このようにパイプを噛ましますと、小さな荷重で大きなトルクが発生しますから、パイプ上に人が乗るような事は禁止ですね。

オーバートルクですと、ナットネジ山、スタットボルトの圧入部、ネジ山を傷める原因と成ります。

 

締付けトルクは、カムロード規定値で締める事が重要です。

万人にトルクを伝える為には、規定値で締付けるとしか言えない事が辛い所です。

小生の場合は、手で体重を掛けると共に荷重を入力し、ガッンと来る所で止めています。

まぁ~ガッンが小生の規定トルクなのです。

 

左右フロントタイヤ共に、増し締め方向での緩みは確認出来ませんでした。

12個のナットが、ガッンでトルクを受け止めてくれました。

リアホイールは、2~3本 増し締め角度、約1~2度程度がありました。

この程度であれば、トルクダウンと言う程の物では無いと思われます。

 

今回の所は、1,100Km走行しトルクダウンは無いとします。

次回は、5,000Km走行後に確認しましょうか。

キャラバンでは、雨にも降られ虫もボデーに付着しています。

洗車をしたい所ですが。。。

まぁ~キャンカーに限らず、ホイール、タイヤは自動車に取って重要なパーツです。

日々のタイヤ管理、運行時の点検は確実に行い、過積載に注意し安全に楽しみたいものですね


真夏のデュアルソースエアコン

2016-08-20 13:45:40 |  エアコン

<熱帯日本では必需品か?!>

昨日はお孫チャンの所に行き、帰りの湾岸では10m先が見辛い集中豪雨に合ってしまいました。

高速で水溜りに入りますと、ハイドロプレーン現象が発生する事、2回!

しかし、車は軽四でしたが、無事帰って来ました。

 

因みに地元では雨は降らず、蒸し暑さが続いていました。

僅かの距離でのこの差は何なのでしょうね?

そんな今日は、デュアルソースエアコン(以下 エアコン)です。

 

V社 最新旗艦 Zil520 クルーズには、エアコンは標準装備です。

まぁ~ここまでは当たり前と思いますが、ソーラー400W、サブバッテリー400Ahも標準装備なのです。

400W越えのソーラーは、Kenyが装備していますが、参考にされた? のかも。

まぁ~バンクスはソーラー480Wなのですが。

流石に480Wあれば、炎天下ではエアコンが使用出来ます。

この炎天下と言うのが肝で、太陽光が有りますとソーラー発電で電気が得られますからエアコン稼働時の消費電力を補う事が出来ます。

逆に曇り空ですと気温にも依りますが、サブは放電過剰状態と成り残量60%を割る事も有ります。

そんな時は、必要以外の電気製品は停止し、節電に励むしか無いですね。

 

これが、夜間に成りますと太陽は沈み、外気温は低下し当然ながらソーラー発電も無く成ります。

しかし、昼間に充電(走行、ソーラー)したサブで、何とかエアコンを使用する事が出来ます。

真夏のデュアルソースエアコンは、電源さえ有れば、これが一番の難問? ですが、冷房は暑さに負けず冷やす事は可能なのです。

 

夜間 10時 34分時点

サブ電圧 12.7V

残量 80%

放電 2.4A

外気温 28℃ (青丸)

ダイネット温度 25.9℃ (赤丸) やや冷やし過ぎですね。

 

夏場ですと電気冷蔵庫は、24時間稼働しており、サブ電力は消費されます。

さらにエアコンの電力も確保する必要があり、その意味に於いてクルーズのサブ400Ahは正解なのでしょう。但し、ソーラー400Wでは、MPPT制御コントローラーでも連続キャラバンに於いては電力使用量により充電不足の恐れが有ります。

キャンカーの電力は、どこかで妥協せぬ限り不足は避けられないのかも知れませんね。

小型、大容量、低価格のバッテリーが開発されない限り、解決は難しいのでしょう。

 

現代の熱帯日本に於ける真夏のキャラバンには、エアコンは必須アイテムなのです。

真夏のキャラバン行き先は、標高の稼げる山間部か、北に移動しオホーツク沿岸でしょうか?

それにしても秋が待ち遠しいものですね。

 

(参考) バンテックHP 


【知ってた? シリーズ】冷蔵庫ハーフロック

2016-08-19 10:17:20 |  冷蔵庫

<婆さんミスで発見!>

連日、気温25℃を越える熱帯夜が続いています。

20年位前は、夏に35℃を越えますとニュースに成るくらいで、通常最高気温は30℃程度が普通でした。

しかし、現在では朝から30℃は当たり前で、毎日が35℃付近まで温度上昇します。

一部では気温39℃を記録するほどですから、日本の熱帯化は確実に進んでいるようです。

手遅れに成らねば良いのですが。。。

 

そんな熱帯キャラバンに於いて、冷蔵庫で新発見が有りました。

バンクスの冷蔵庫はオプションで、「Vitrifrigo」製 60Lを取り付けています。

キャラバン中に野菜を購入し、冷蔵庫に婆さんが入れたのですが、何を思ったかドアーが閉まらないものでハーフロックにしてしまいました。

冷蔵庫ドアーにハーフロックポイントが有る事は、取り説で知ってはいたのですが、Vitrifrigo製の冷蔵庫のハーフロック構造は取り説の絵とは異なっており、ハーフロック出来ないものと思い込んでいました。

写真はドアー完全閉じた状況で、ロックノブは未挿入状態です。

このドアーロックは、カーブ走行時のドアー開きを防止する機能なのです。

 

婆さんが野菜を冷蔵庫に入れ、約30Kmも走行したでしょうか?

停止し冷蔵庫を見ますと、ドアーが浮き上がっているように見えます。

「うん?」と思いドアーを開きますと、内部には大量の結露が見えます。

ドアーを完全に閉めていなかったようです。

信じられません。(@_@;)

 

ここで発見したのです。

「アレッ?」 ハーフロックが出来る?!

ドアー上部を良く見ますと、ロックノブ穴が2個あるのです。

赤丸が完全閉じ時で、黄色丸がハーフロック時のノブ穴なのです。

てっきりハーフロックは出来ない構造、とばかりに思い込んでいましたから。。。

 

完全ロック時のノブ位置です。

ドアーシールは本体壁面に密着して冷気を逃がしません。

ハーフロック時のノブ位置です。

奥側のロック穴にノブが入っています。

ハーフロック時にはドアーシールは本体壁に密着せず、外気導入が可能と成ります。

本来は、冷蔵庫未使用時に内部のカビ防止、異臭発生防止に利用する装置なのです。

いゃ~~婆さんのミスから、ハーフロック機能を発見してしまいました。

 

まぁ~通常は冷蔵庫使用後には、ドアーを完全に開き内部乾燥はしています。

ハーフロック機能は乾燥後の通常通気を確保し、異臭発生防止目的で使用するのでしょう。

まぁ~使用後、完全に内部乾燥させますと、あの嫌な匂いは無いですから安心ですね。

この冷蔵庫一件が有った所為か、道の駅での昼食時にメニュー決めのさい、一言、「早く決めて」と言いましたら、人前にも関わらず切れられました。

(@_@;) 多分、冷蔵庫のせいですよね。

 

今日は、Vitrifrigo製 冷蔵庫にもハーフロック機能があると言う、「知ってた?」でした。