kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

宇宙センター 科学技術館

2017-10-16 09:12:25 | 旅行 お出かけ

<ロケット展示を見ない訳には>

少しお話が前に戻りますが、青空からどうぞ。

月の砂漠に立つ、探検車コルドバンクスと言う所でしょうか?

 

そして、記者席側から見ました、科学技術館、コルドバンクスです。

本日の本題です。

お昼休憩が終わりました、科学技術館には約20人ほどの行列が出来ています。

皆さん、暑い陽射しを避け日蔭を選び並んでいます。

13:00丁度に入館が始まりました。

 

入館料は無料なのですが、記帳が必要で人の列が出来ています。

記帳台は一か所ですから、相当な待ちに成りそうですから、帰りに記帳しますと言い、先に見学する事に。

 

いきなり出ました、H-ⅡA!

こんな至近距離からの写真は、JAXAしか撮れません。

 

模型ですが、歴代のロケットです。

本物のロケットエンジン!

いゃ~~燻し銀的ステンレスの色合いが、たまりませんね。

どうでしょう?

この配管の複雑さと言いましょうか、造形の美は!

総べてステンレスの一品物、手作りですからね。

当然ながらロケットですから、軽く、薄く作らなければ飛べません。

ロケットは配線の半田付けが大きいと、それだけで重量オーバーと成り、飛べないと言いますからね。

何しろ総重量は、250トン也!

 

ダイエットが必要なのです。

それゆえ、作るのが難しく技術を要し、お値段もお高くなるのですね。

 

次に液体水素ターボポンプです。

H-ⅡAロケットの第1段エンジン用の液水ターボポンプカットモデルなのです。

いゃ~~何ともエライ造りですね~~~。

多分、左端がターボ部で、右端のスクリュー的形状部で液体水素を圧送するものと推察します。

スクリュー部外部に黄色状の物が取り付けて有りますが、断熱材です。

ロケット製造は断熱との戦いでもあり、JAXAで開発された断熱材、断熱塗料は多いようです。

 

どうでしょう?

この手造り感は、溶接のビード(接合部の溶接盛り上がり)を見ますと、良く分かりますね。

完全に手溶接です。

ビードがウネウネとうねっているのが、お分かりでしょうか?

 

JAXAの展示画像で、打ち上げ、LIFT OFFの瞬間です。

左右の赤白鉄塔は、避雷針と気象観測用の鉄塔です。

中央にH-ⅡAロケットが固定されています。

そして、ロケットの左右を挟むようにH形の灰色の構造物が、組立時架台 兼 打ち上げ架台にも成るのです。

 

LIFT OFFの瞬間です。

左右の個体ロケットに先に点火するのかと思っていましたが、メインエンジンに点火するのですね。

床面に白く写っているのは、冷却スプリンクラーから出ました水なのです。

 

固体ロケット点火です。

ロケット真下には煙道が有り、排煙はそちらに流れますが、全開とも成りますとロケット本体も煙に巻かれるのです。

いよいよ、本当の意味でLIFT OFFですね。

 

ロケットエンジン全開です。

この頃、やっと爆音が展望席に轟くのです。

グッワ~~~ンンンン!  バリバリバリ~~~~!!!!!

いゃ~~~何度見ましても、あの興奮が思い出されます。

 

後は模型の展示が大部分ですから、省略します。

何となく、本物の展示が少ないような。。。。

 

しかし、明日にでもお話しますが、まだこのつづきが有るのです。

 

売店で一息付こうと、アイスモナカを買い外の風景を眺めながら食べます。

こんなロケーションですから、何度も言いますが、世界一美しい射場と言われるのですね。

外は灼熱の太陽ですから、技術館内の冷房とアイスでホント癒されます。

 

技術館で頂いた、絵葉書セットです。

この中に実は貴重なお宝が眠っていたとは、この時点では気が付いていませんでした。

また、技術館から出るさいにアンケート回答しますと、こんな小さなロケットのキーホルダーが頂けました。

取り敢えず、今日は此処までとし引き上げます。

 

センター内の道すがらに、洞窟? 眼鏡橋? 波の浸食穴が見えます。

早速、停車し見てしまいました。

 

宇宙センターを後にし、更に展望台に立ちますと灼熱の太陽に焼かれた、白い砂浜が何処までも伸び、紺碧の海と青空と一体に成るのです。

H-ⅡAロケット みちびき4号機 最高のLIFT OFFでした。

 

つづく

 

<参考> JAXA



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紺碧の海と空の間に、、、 (畠mama)
2017-10-16 15:27:09
ロケットのエンジンを見ても心は踊りませんが(笑)、ロケット打ち上げ🚀や、こんな景色が約束されるなら種子島に行って見たいですね❣️
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畠mamaさん (Kenyじぃーじ)
2017-10-17 13:09:17
 いゃ~~ロケット打ち上げも、お天気も約束出来るものでは有りませんからネッ!
最悪、2~3週間延期覚悟で行くには、キャンカーは絶好のアイテムですよ。

食料は本土側と同じか、お得に調達出来そうです。
まぁ~南種子町が一番住み良いように思います。

行くしか無いでしょう!
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