<丈夫で長持ちして欲しいものです>
この所、曇り雨の悪天候が続きましたが、今日はお天道様に恵まれそうです。
筋肉痛で少々サボリぎみでした、ジム通いも再開しやはり調子が良いような。
一応、じぃーじですから、筋肉量UPと言うより、如何に現状維持が出来るかがジム通いの目的なのです。
そんな今日は、ソーラーパネルの寿命に付いてです。
何度もお話していますように、お天道様のエネルギーは無尽蔵と言っても良いほどの物です。
無料で(設備は必要)、汚染廃棄物猛毒無しで手に入るのですから、やはり使わない手は無いですよね。
そんなお天道様のエネルギーを電気に変えてくれるのが、ソーラーパネルですね。
キャンカー用のソーラーパネルには、大きく分類しますと2種類あります。
ここでは、外観構造的な物で分類して見ます。
【ガラスソーラーパネル】
ソーラーパネル最表面がガラスで覆われ、単結晶、多結晶、CIGS系等が有ります。
発電効率は非常に良く、一般家庭の屋根に搭載されているソーラーパネルがこれに当たります。
【フレキシブルソーラーパネル】
ソーラーパネル表面は樹脂で覆われ、構造的に薄く作る事が可能(ガラスタイプの約1/100)で、名前の如く曲面への設置可能、軽量が特徴。
発電性能はガラスタイプに比較し、6~10%劣る。
【法的耐用年数】
国税庁規定では、17年が規定されています。
17年と聞きますと長く感じられると思いますが、国税の規定ですから主に減価償却から来ている期間のようです。
ソーラーパネルは自動車本体とは異なり、機械的動作部が無く動作に伴う摩耗が無い事が特徴です。
特に家庭の屋根設置の場合は、自動車と異なり振動は皆無ですから、風雪、紫外線等による劣化のみと成り、長寿命が予測されます。
ここで、予測されるとしましたのは、ソーラーパネルの歴史が浅く、最長でも約30年の稼働実績があるだけのようです。
しかし、30年間も使えると言う事は、工業製品に取っては驚異的とも言えます。
構造から推察される劣化部は樹脂部、接着部が主な要因と考えられます。
【樹脂劣化】
身近で良く見る事が出来ますのは、自動車のヘッドライトです。
最近のヘッドライトレンズは、樹脂で作られており、耐光性向上剤が塗布されていない樹脂レンズは短期間(4~5年)で曇り、黄バミが発生します。
その他、キャンカーではルーフベントカバーが紫外線、オゾンの影響で早期に劣化するようです。
以上の観点で、ソーラーパネルに付いてマトメますと
【ガラスソーラーパネル寿命】
家庭への設置実績 30年から見ますと、キャンカー装着時は約20年前後かと推察します。
キャンカーの場合は走行に依る、振動、捻じれが入力されますから、接着部への影響を考慮しました。
ガラス形式の場合は風雪、紫外線、オゾン等に対し、表面材質がガラスですから安定的と言えます。
唯一、接着部が露出しているのは、フレーム枠とガラス接着部のみです。
また発電効率低下も比較的少ない事が言えるようです。(5%低下/10年)
【フレキシブルソーラーパネル寿命】
このパネルの設置実績そのものが少なく、具体的な年数は得られませんでした。
構造的に見ますと、ソーラーパネル表面を樹脂で覆っていますから、樹脂の耐用年数に左右されると考えて良いようです。
理想の耐光性向上剤が塗布、印加されておれば、7~8年間と言う所でしょうか。
最悪は、樹脂のみですと5~7年で表面の樹脂部に亀裂、劣化から水が浸入し発電部が侵されると考えられます。
また、ソーラーパネル自体のコントローラーが構造的に表面に設置されており、樹脂ケース劣化の恐れがあります。
発電効率も表面樹脂の劣化、黄バミから低下が大きいようです。(12%/10年)
どうやらソーラーパネル寿命は、ガラスソーラーパネルに軍配が上がりそうですね。
仮に20年もつと成りますと、バンクスより長寿命?!
小生よりも長寿命かも知れませんね。
まぁ~ここは費用対効果、デザインを取るか、機能を取るかが分かれ目のようです。
(参考) バンテックHP、太陽光発システム電見積もり.com HP
もう少し早く、Kenyのブログに出合っていますと違ったのかも知れませんね。
しかし、再度フレキソーラーパネルに挑戦されるとは度胸がお有りのようですね。
これからもKenyのブログで勉強されますと、キャンカーライフは良いものに変わるでしょう。
またお越し下さいね。