kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

再度 積載量を算出

2017-12-13 16:06:39 | キャンカー考察

<実際の積載可能重量とタイヤロードインデックスも考慮>

今朝も寒い朝を迎えたようです。

低温の所為か、パソコンがやはり御臨終のようです。

(@_@;)

パソコンは所謂半導体の固まりですから、冷熱(温度上昇、下降)サイクルに弱いのです。

通常メーカーでは、素子の段階、及び組立、半田付け後にヒートショック(実体温度80℃を掛ける)を加え初期不良品を取り除きます。

しかし、ユーザーの手に渡った後も使用発熱、気温の上昇、下降に共ないヒートショックは加え続けられます。

その結果、微細加工された半導体部、パターン等が剥離、破損に至ります。

 

お話が横道にズレましたが、パソコンの件はまた改めましてウンチクを捻ります。

昨日、積載重量には注意しタイヤバーストを防止すべきとのお話をしましたが、筆足らずで誤解も招いたようです。

古くからの読者の方は、御存じと思いますが、小生がコルドバンクスを購入した、2014年当時はブログの話題はタイヤバーストが華やかな時代でした。

Kenyがブログを始めました動機の一つでもあったのですが、タイヤ、車輌に関して誤った記事が氾濫していました。

その結果、タイヤバースト、アルミホィールクリップナットの緩み等が発生していたようです。

 

また、前置きが長く成って来たようです。

 

 

今日はコルドバンクスを例に取り、後付けしました装備を含め、実際の積載可能重量を算出して見ます。

タイヤのロードインデックスに付いては、現行の装着タイヤ BSディユラビスでタイヤ負荷荷重を単純比較して見ます。

 

【車検証重量】

前輪重量  1,220Kg

後輪重量  1,270Kg

車輌重量  2,490Kg (前輪重量+後輪重量)

この車輌重量には架装部分、ディユアルソースエアコン、冷蔵庫等を含んでいます。

 

車輌総重量  2,875Kg

車輌重量に定員 7名の体重を加算しもの

車輌重量2,490Kg+(7名*55Kg)=2,875Kg

 

【シャーシ許容荷重とタイヤロードインデックスの比較】

コルドバンクスのベアーシャーシは、カムロード リアワイドトレッド キャンパー専用シャーシです。

 

このカムロードのシャーシ許容荷重(設計上 許される重量)

前後輪合計で3,650Kg  なのです。

 

現行装着タイヤのBS デュラビスのタイヤロードインデックス

空気圧 4.5kPs時  975Kg(1本)

タイヤ4本でのタイヤ負荷荷重(タイヤが受け持つ事が出来る重量)

4本*975Kg=3,900Kg

 

以上よりシャーシ許容荷重3,650Kgよりタイヤロードインデックからのタイヤ負荷荷重 3,900Kgが勝っていますから、積載可能重量はシャーシ許容荷重で算出すれば良い事が理解出来ます。

 

 

尚、計算を単純化する為、前後輪重量配分、左右重量配分、リアオーバーハング影響は無視します。

あくまで荷重は前後輪4輪に均等に掛る事とします。

 

【快適化等での重量UP】

今回、カタログ値、推定値から、どれほどの重量か算出しました。

ざっくりですが、驚きました。

快適化、その他重量合計は、約210Kgも有りました。

(@_@;)

 

上記重量表以外にガソリン 40Kg、水 25Kgは最低限加算する必要がありますよね。

そうしますと、快適化グロス重量は、275Kgでしょうか。

 

【実際の積載可能重量】

シャーシ許容荷重 3,650Kg-(車輌総重量 2,875Kg+快適化グロス重量 275Kg)

=500Kg

 

過去ブログでは、快適化グロス重量を算出していませんでしたから、積載可能重量は775Kgと記載していました。

但し、安全率を50%見込み、387Kgとしていました。

 

今回も安全率 50%を見込み、予測違い、見込み違いを防止したく考えます。

500Kg/2=250Kg

 

実際の積載可能重量は、250Kgとします。

 

御存じのように小生のコルドバンクスは、ガソリンエンジンで内装も簡素です。

その分、軽量とも言えます。

実際の積載可能重量は、皆様のキャンカー仕様、快適化装備に応じ計算される事をお勧めします。

今回、初めて気付いたのですが、タイヤ負荷荷重がシャーシ許容荷重を上回っているとは思いもしませんでした。

道理でタイヤ交換後は、タイヤ発熱も殆ど無い事がこの事からも裏付けられたようです。

 

タイヤバースト防止から、シャーシ許容荷重にお話の中心が移ったようですが、やはりタイヤにはそれなりの注意が必要かと思います。

ロードインデックス値 975Kgもタイヤ実力としましては、当然ながらマージンを持った値なのです。

タイヤメーカーは、975Kgを保証する為には、これの何倍かの実力値を持っているものです。

 

やはり関心を持つ事が、タイヤバースト防止となり安全に繋がるのでしょうね。

 

楽しいく、安全にキャピングカーLifeをお楽しみ下さい!