<実際の積載可能重量とタイヤロードインデックスも考慮>
今朝も寒い朝を迎えたようです。
低温の所為か、パソコンがやはり御臨終のようです。
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パソコンは所謂半導体の固まりですから、冷熱(温度上昇、下降)サイクルに弱いのです。
通常メーカーでは、素子の段階、及び組立、半田付け後にヒートショック(実体温度80℃を掛ける)を加え初期不良品を取り除きます。
しかし、ユーザーの手に渡った後も使用発熱、気温の上昇、下降に共ないヒートショックは加え続けられます。
その結果、微細加工された半導体部、パターン等が剥離、破損に至ります。
お話が横道にズレましたが、パソコンの件はまた改めましてウンチクを捻ります。
昨日、積載重量には注意しタイヤバーストを防止すべきとのお話をしましたが、筆足らずで誤解も招いたようです。
古くからの読者の方は、御存じと思いますが、小生がコルドバンクスを購入した、2014年当時はブログの話題はタイヤバーストが華やかな時代でした。
Kenyがブログを始めました動機の一つでもあったのですが、タイヤ、車輌に関して誤った記事が氾濫していました。
その結果、タイヤバースト、アルミホィールクリップナットの緩み等が発生していたようです。
また、前置きが長く成って来たようです。
今日はコルドバンクスを例に取り、後付けしました装備を含め、実際の積載可能重量を算出して見ます。
タイヤのロードインデックスに付いては、現行の装着タイヤ BSディユラビスでタイヤ負荷荷重を単純比較して見ます。
【車検証重量】
前輪重量 1,220Kg
後輪重量 1,270Kg
車輌重量 2,490Kg (前輪重量+後輪重量)
この車輌重量には架装部分、ディユアルソースエアコン、冷蔵庫等を含んでいます。
車輌総重量 2,875Kg
車輌重量に定員 7名の体重を加算しもの
車輌重量2,490Kg+(7名*55Kg)=2,875Kg
【シャーシ許容荷重とタイヤロードインデックスの比較】
コルドバンクスのベアーシャーシは、カムロード リアワイドトレッド キャンパー専用シャーシです。
このカムロードのシャーシ許容荷重(設計上 許される重量)
前後輪合計で3,650Kg なのです。
現行装着タイヤのBS デュラビスのタイヤロードインデックス
空気圧 4.5kPs時 975Kg(1本)
タイヤ4本でのタイヤ負荷荷重(タイヤが受け持つ事が出来る重量)
4本*975Kg=3,900Kg
以上よりシャーシ許容荷重3,650Kgよりタイヤロードインデックからのタイヤ負荷荷重 3,900Kgが勝っていますから、積載可能重量はシャーシ許容荷重で算出すれば良い事が理解出来ます。
尚、計算を単純化する為、前後輪重量配分、左右重量配分、リアオーバーハング影響は無視します。
あくまで荷重は前後輪4輪に均等に掛る事とします。
【快適化等での重量UP】
今回、カタログ値、推定値から、どれほどの重量か算出しました。
ざっくりですが、驚きました。
快適化、その他重量合計は、約210Kgも有りました。
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上記重量表以外にガソリン 40Kg、水 25Kgは最低限加算する必要がありますよね。
そうしますと、快適化グロス重量は、275Kgでしょうか。
【実際の積載可能重量】
シャーシ許容荷重 3,650Kg-(車輌総重量 2,875Kg+快適化グロス重量 275Kg)
=500Kg
過去ブログでは、快適化グロス重量を算出していませんでしたから、積載可能重量は775Kgと記載していました。
但し、安全率を50%見込み、387Kgとしていました。
今回も安全率 50%を見込み、予測違い、見込み違いを防止したく考えます。
500Kg/2=250Kg
実際の積載可能重量は、250Kgとします。
御存じのように小生のコルドバンクスは、ガソリンエンジンで内装も簡素です。
その分、軽量とも言えます。
実際の積載可能重量は、皆様のキャンカー仕様、快適化装備に応じ計算される事をお勧めします。
今回、初めて気付いたのですが、タイヤ負荷荷重がシャーシ許容荷重を上回っているとは思いもしませんでした。
道理でタイヤ交換後は、タイヤ発熱も殆ど無い事がこの事からも裏付けられたようです。
タイヤバースト防止から、シャーシ許容荷重にお話の中心が移ったようですが、やはりタイヤにはそれなりの注意が必要かと思います。
ロードインデックス値 975Kgもタイヤ実力としましては、当然ながらマージンを持った値なのです。
タイヤメーカーは、975Kgを保証する為には、これの何倍かの実力値を持っているものです。
やはり関心を持つ事が、タイヤバースト防止となり安全に繋がるのでしょうね。
楽しいく、安全にキャピングカーLifeをお楽しみ下さい!