<新バッテリーの早期劣化防止が重要です>
いよいよ師走入りしました。
また年が明けますと、年齢を重ねてしまいます。
歳を取る程に1年が早いような・・・
そんな今日は、サブバッテリー増設の際の、新バッテリー早期劣化防止対策です。
電力不足から、サブバッテリーを増設される方は多いのですが、単純に現行サブバッテリーに並列接合しますと、新バッテリーから旧バッテリーに電気が流れ、新バッテリーは早期に旧バッテリーレベルまで劣化するのです。
Kenyもソーラー発電電力を有効活用したいのと、電力不足を補う為にガレージに転がっていたディープサイクルバッテリー 100Ah 1個を増設しました。
当然ながら増設バッテリーは、約4年は経過していましたから、現行トリプルサブには並列接合は出来ません。
そこで、考えたのがスイッチとDC-DCアップコンバーターを使用した、サブバッテリー増設なのです。
回路はこう成ります。
現状のトリプルサブからの回路にスイッチを入れ、不要時にはトリプルサブと切り離しが出来ますので、トリプルサブから増設サブへの電気は流れません。
従いまして、トリプルサブの早期劣化も無い事に成ります。
また、小型インバーターも追加しましたから、無駄に1,500Wインバーターを駆動する必要も無く成りました。
次にDC-DCインバーターまでは、手が出無い方に、現状回路を最大限使用した、バッテリーバンク増設法に付いてです。
スイッチBoxを入れ、サブバッテリーを2組に分ける方法です。
回路的には、こんな感じです。
黄色が№1サブバッテリーとします。
ここでは、ダブルバッテリーを想定した回路図としています。
従来の弱ったサブバッテリーを№2サブバッテリーとして使用します。
このように回路を組ますと、インバーター、各負荷部分の回路は変更無しで使用出来ます。
どうでしょう?
車の電気知識が少し有れば、思いの外、簡単に出来ると思うのですが。
必要なのは、スイッチBoxと少々の配線材でしょうか。
柿の実も幹は1本で、各枝に柿の実がぶら下がっています。
例えますと、柿の実はバッテリーでしょうか。
皆様のご健闘をお祈りします。