こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

強い人たちはもっと強くなる

2015年01月25日 | あの頃のこと…思い出話

全豪オープンテニスで錦織圭選手がベスト16に残った。トーナメント大会後半のことをセカンドウィークという言い方をするようだが、似たような思い出が私にもある。

不肖コロ健、中学1年から大学卒業までバスケットボールをやっていた。中学、高校のチームはそれほど強くなかった。後輩達には関東大会まで進んだ代もいるのだが、地区大会を勝ち抜けたら御の字で都大会などとても無理だった。大学は医歯薬学部の大会なので、インカレレベルには到底かなわないのだが、そのなかでも、私の入学当初は弱かった。だが、学年が進むにつれて私たちのチームは強くなった。同期にバスケットボール経験者が何人も入って、一つ下にでかいのが何人か入り、その下に例の氷雨そして、その下にとてつもなく強い奴が入って黄金時代を迎え、数年続いた。

そして、そこで知ったことがあった。勝ち続けるといつまでも試合がある。それぞれの大会ごとに最後の試合までやって、私たちのチームはどんどん強くなった。相手も強いので、決勝とかで負けたりもしたが、いずれにしても私たちは試合をすることで強くなった。

不遜な言い方だが、中堅レベルのチームとの差が、大会ごとに開いていくのを実感した。

 

錦織圭選手は去年から、参加するトーナメントでは決勝の常連となってどんどん強くなって、ツアーファイナルにまで出場した。多くの強豪と試合をすることによって、ますます強くなっている。彼にとっては、今の状態は”快進撃”ではなくて、”進化”しているに過ぎない。

これから、彼が試合ごとにどんどん強くなっていくのがとても楽しみだ。

そして、一流のところにたどり着いたところから、さらに一流を超えていく。超一流とは、そういう限られた人たちだけが到達しうる境地なのだろう。


暗いニュースが多い中で 
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