こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

本屋はパラダイス

2014年05月13日 | 読書、映画、音楽、美術
4月、1冊も読了本が無かったことを考えると、やっぱり自分自身が壊れてしまうと不安になった。
この間、少し早めに病院を出ることができた日があったので、帰りがけ、久しぶりに駅前の本屋に入った。本屋というのはやっぱり楽しい。



その本屋は左右に広く、入り口からみて向かって右手に教育関係の本があり、中央は雑誌類、左手、こちらの方が広い、は文芸書、専門書類のコーナーとなっている。
子供達との共通の話題にでもなればと思って、一時期受験関係の本を拾い読みしたこともあったが、いくら和田秀樹を私が読んだところで、結局は本人のやる気次第であり、意味が無いことに気がつき、そこに立ち寄ることはなくなった。

雑誌はもともとあまり読まないほうなので、ほぼ素通り。旅行のガイドブックを探す時だけ、立ち止まる。



やはり私にとっての本線は左手の文芸書、専門書のコーナーだ。
専門書のコーナーで立ち寄るのは、哲学関連のコーナー。ここをうろうろしているだけで30分ぐらいあっという間に経ってしまう。
なお、医学書のコーナーもあるにはあるが、病理関係の本はほとんど置いてないのでここに寄ることはほとんど無い。たまに、臨床系の本を探してみるが、一般的な本しかなく、残念ながらあまり私の役には立たない。

文芸書のコーナーはハードカバー、文庫本、新書に別れている。
新書のコーナーは背表紙のタイトルを眺めているだけで楽しい。あれこれ、よく工夫されたタイトルが並んでいる。面白そうなタイトルが目に入ったら、手に取って読んでみる。面白そうなのがあれば、購入を検討する。
新書と前後してハードカバーのコーナーをぶらつく。
平積みのベストセラーの一番上の一冊を手に取り、ぱらぱらとページをたぐって中をのぞく。
面白そうなのがなければ、文庫本のコーナーへ。お気に入りの作家の作品で、読みたかったけど、読み損ねていたような名作があったりすると、嬉しくなる。



などと、いったところで、私はそれほど読書好きでもなんでもない。ただ、たまに本屋をうろうろするのが好きな程度だ。

是非、読みたいと思う本があればもちろん購入する。通販も悪くはないが、書店での購入にはブックカバーをつけてくれるのがうれしい。ただ、最近、広告紙みたいなブックカバーをつけられてしまうのが、少々悲しい。デザイン的にあまり洗練されておらず、見た目が悪い。

本屋にはいると、心がうきうきする。子供の頃によく行った近所の本屋も懐かしい。
中学高校時代は、学校が渋谷に近かった。東急プラザの紀伊国屋、東急文化会館の三省堂そして西武の向かいにあった大盛堂書店。もう、紀伊国屋しか残っていないが、それぞれの書店、思い出深い。このことは、記憶が残っているうちに、別のところで書いてみよう。

今も昔も、私にとって、本屋は身近なパラダイスである。

積ん読本が増えてしまうのが玉にキズ
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