経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】  大河ドラマで一躍名を馳せた岩倉具視の生誕 a26

2023-10-26 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言10

 

  【経営コンサルタントの独り言】 大河ドラマで一躍名を馳せた岩倉具視の生誕 a26

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 岩倉具視生誕 a26

 いわくら ともみ  文政8年9月15日(1825年10月26日) - 明治16年(1883年)7月20日)

 NHK大河ドラマ「西郷どん」で一躍名前を挙げた一人が、岩倉具視です。下級公家でありながら、世渡りの上手さで、明治政府の海外派遣団の団長となったり、五百円紙幣に登場したりする程までに出世をしました。

 安政5年(1858年)1月、老中・堀田正睦の日米修好通商条約が、多くの公卿・公家から批判をされました。「八十八卿列参事件」といわれるこの事件では、岩倉が始めて政治の舞台に躍り出て、孝明天皇を始め、多くからその存在が認められることになりました。

 また、「安政の大獄」では幕府寄りの姿勢から京都所司代・酒井忠義に認められました。

 徳川家茂への和宮の降嫁の件では、「和宮御降嫁に関する上申書」を孝明天皇にさしだすなどで、その功績が認められています。

 

■ 西山(せいざん)

 西山上人は、浄土宗の開祖法然上人の高弟で、「証空」として知られています。

 自らが唱える「西山義」の教えを広め、西山によって唱えられた西山義は、やがて浄土宗西山派として知恩院の浄土宗鎮西派に次ぐ浄土宗内での大きな派となりました。

 現在の西山浄土宗の母体である光明寺派は、その浄土宗西山派の流れをくむ一派です。

 西山の弟子である西谷(せいこく)流の浄音が、西山の教えの上に更に自らの考えをも交えて西谷流を唱えだし、光明寺や禅林寺(永観堂)を中心に西山義、西谷流の教えを広めたのが直接の始まりです。

 

■ 原発の怖さを再認識したい

 日本人は教育を通じて洗脳されてきているので、原子力の危険性の認識は欧米に比べて低いと思います。日本の国土の狭さと人口密集性から鑑みると、日本に原子力発電所を持つことは危険であるというアメリカのその道の専門家の意見を無視することはできないと思います。

 一方で、われわれも電気への過度な依存を止め、節電・省電力を一層意識していかなければならないと思います。わが家では、昨年比で、平均すると毎月30%以上の節電が東電からの領収書印字からわかります。

 昨年より、ブログ発信数が倍になっているので、パソコンの使用量は増えていますが、省電力性能が上がっていることから、それが足かせになったりしていないようです。

 しかし、まだまだ知恵を絞れば節電・省電力を計れると思います。

 尚、東日本大震災後の春、当ブログで提供した「計画停電対策」は人気でした。今でもその時のページビューにかなうブログを書けていないのは残念で、平日8本のブログ発信だけではなく、ブログの質にも努力をして、皆様のご愛顧に応えて行きたいと思います。

 

■ 世界で一番安全といわれる日本で・・・

 

 天高く馬肥ゆる秋

 処々で、運動会を始め、各種の行事が行われています。

 孫息子が、地域住民コミュニティの活動の一環で、お芋掘り行事に参加しました。

 その状況を娘がムービーで撮影していたときに、娘は撮影に気をとられ、孫息子は芋掘りに夢中でした。

 その様な折、最初に孫息子が掘ったお芋が盗まれてしまいました。

 孫息子は多いに落胆したそうですが、当然のことです。

 ところが、盗まれる瞬間が偶然にも録画されていたのです。

 もちろん、孫息子のお芋を誰が盗ったのか、ばっちり写っていたそうです。

 それを見ますと、男の子がお芋を盗り、彼のお母さんが持って帰る瞬間だそうです。

 そのようなことが再発しないようにと、娘はコミュニティの役員さんに事情を説明したそうです。

 そうしましたら、その一家の行状は、その辺ではよく知られていて、すぐに六年生の某君であると判明しました。

 世界一安全な国といわれます日本での出来事です。

 その安全な国であるはずの日本は、中国の”侵略”ともいえる進出に手を焼いています。  その中国と手を結ぼうというフィリピンのデュテルテ大統領が、中国に続き、日本からも資金や経済協力を引き出すことに成功してきています。

 一旦は頓挫した高速鉄道や原発などで中国の支援を受けようとしているという情報もあります。

 原発は両刃の剣で、原発政策を推し進めている政府ですが、その舵取りは本当に大丈夫なのでしょうか。

 

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

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【経営コンサルタントの独り言】 世界で一番安全といわれる日本で・・・ a26

2023-10-26 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言10

 

  【経営コンサルタントの独り言】 世界で一番安全といわれる日本で・・・ a26

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

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■ 原発の怖さを再認識したい

 日本人は教育を通じて洗脳されてきているので、原子力の危険性の認識は欧米に比べて低いと思います。日本の国土の狭さと人口密集性から鑑みると、日本に原子力発電所を持つことは危険であるというアメリカのその道の専門家の意見を無視することはできないと思います。

 一方で、われわれも電気への過度な依存を止め、節電・省電力を一層意識していかなければならないと思います。わが家では、昨年比で、平均すると毎月30%以上の節電が東電からの領収書印字からわかります。

 昨年より、ブログ発信数が倍になっているので、パソコンの使用量は増えていますが、省電力性能が上がっていることから、それが足かせになったりしていないようです。

 しかし、まだまだ知恵を絞れば節電・省電力を計れると思います。

 尚、東日本大震災後の春、当ブログで提供した「計画停電対策」は人気でした。今でもその時のページビューにかなうブログを書けていないのは残念で、平日8本のブログ発信だけではなく、ブログの質にも努力をして、皆様のご愛顧に応えて行きたいと思います。

 

■ 世界で一番安全といわれる日本で・・・

 天高く馬肥ゆる秋

 処々で、運動会を始め、各種の行事が行われています。

 孫息子が、地域住民コミュニティの活動の一環で、お芋掘り行事に参加しました。

 その状況を娘がムービーで撮影していたときに、娘は撮影に気をとられ、孫息子は芋掘りに夢中でした。

 その様な折、最初に孫息子が掘ったお芋が盗まれてしまいました。

 孫息子は多いに落胆したそうですが、当然のことです。

 ところが、盗まれる瞬間が偶然にも録画されていたのです。

 もちろん、孫息子のお芋を誰が盗ったのか、ばっちり写っていたそうです。

 それを見ますと、男の子がお芋を盗り、彼のお母さんが持って帰る瞬間だそうです。

 そのようなことが再発しないようにと、娘はコミュニティの役員さんに事情を説明したそうです。

 そうしましたら、その一家の行状は、その辺ではよく知られていて、すぐに六年生の某君であると判明しました。

 世界一安全な国といわれます日本での出来事です。

 その安全な国であるはずの日本は、中国の”侵略”ともいえる進出に手を焼いています。  その中国と手を結ぼうというフィリピンのデュテルテ大統領が、中国に続き、日本からも資金や経済協力を引き出すことに成功してきています。

 一旦は頓挫した高速鉄道や原発などで中国の支援を受けようとしているという情報もあります。

 原発は両刃の剣で、原発政策を推し進めている政府ですが、その舵取りは本当に大丈夫なのでしょうか。

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

 

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■■【経営コンサルタントの独り言】 日本の漁業と米作

2023-10-26 12:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

■■【経営コンサルタントの独り言】 日本の漁業と米作 14b18

 かつて掲載した、日本経営士協会の石原和憲先生のひとり言を、一部手直しして再掲載してお届けしています。

■ 日本の漁業

 先日、福島県の浜通りの小名浜漁港に立ち寄る機会があり、新たにオープンしたフードテーマパーク(いわき・ら・ら・ミュウ)を利用してきました。ここは3.11の津波で壊滅的な被害を受け、現在漁港エリアを全面的に再構築中でした。津波被害をきっかけに、漁港を中心に一大観光拠点への作り変えが進んでいます。

 昔の小名浜漁港をご存じの方は、「3.11以前の漁港の雰囲気とは様変わりしています。天災に立ち向かう人間って凄いです」とおっしゃってました。

 原発処理水問題で、再び打撃を受けてもがんばってくださっています。

 食事をして、お土産を購入しましたが、支援になったかは疑問です。

 一方、福島第一原発では、本格的な原子炉の解体作業に向けて、放射能飛散防止の覆いの解体作業が始まったようです。間に合わせのカバーの解体作業に伴う放射能汚染が懸念されていますが、国と東電による人災に、現場で命がけで対応されている方々には頭が下がります。

 

■ 日本の米作

 秋田県大潟村で「あきたこまち」の産直事業を手掛ける涌井さんがテレビで紹介されました。揺れ動く農政に立ち向かい40年闘い続ける66歳。今も先頭に立って改革に取組まれています。

 涌井さんは、今から5年経ったら高齢化が進み米作を放棄する方が増え、意欲のある方が大規模の米作を始めますから、米作の農業の未来は明るいとおっしゃいます。米の消費を伸ばす取り組みもされている頼もしい団塊世代の方です。

 今年も残すところ2か月となりました。年始から秋にかけて仕込んできたものの収穫の時期でもあります。年末にかけて慌ただしくなってきますが、過ごしやすい気候になってきましたので、気落ちを集中させて、今年を振り返りながら来年に向けて想いを馳せるのは如何でしょうか?

【筆者】 石原 和憲 先生
  新環境経営研究所所長
  日本経営士協会登録経営士
 大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
 「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月25日 管理とは、”温かい”ものなのです 1-09 Aa11

2023-10-26 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月25日 管理とは、”温かい”ものなのです 1-09 Aa11

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 早朝ウォーキングの途中に駐車場があり、そこの一角がカーシェアリング用の車のためのスペースとなっています。

 この場所では、1台分のスペースから始まりました。

 1~2年してから2台になり、その期間が長く続きました。

 それが3台になり、4台、5台と短期間に増えました。

 それだけ需要があるのですね。

 わが家では、息子と私の車の2台分の駐車代が馬鹿になりません。

 都内では、車を持つよりも、カーシェアリングなどのサービスを利用する方が経済的なようです。

 でも、私は、私が気に入った車を乗りたい・・・

 それに固執していては、時代の動きに逆らうことになることが解っていながら・・・<笑い>

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりで、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をしています。

 本日は、下記のようなテーマでお話しました。

 

◆ 1-10 “真”の経営者は信念を持つ Aa18-Bc27

 

 ある企業の管理職は、二言目には「うちの社長は、こんなことを言っています」と、社長の自慢話をしてくれます。会うたびに、言う内容が異なりますので、その社長さんは、朝礼や訓示などで、自分の考えをいろいろと話をしているのでしょう。

 しかも、主旨一貫していることとして、創業者精神やそれに端を発すると思われる死生観といいますか、世界観といいますか、人生観ともいえる一本筋が通っているように、私には聞こえます。

 その根底には、彼が持つ変わらない価値観があるのでしょう。その価値観が、仕事に対する姿勢として表れているようです。


 大企業ですら、経営者やそれに続く役員が、不祥事を起こす時代です。彼等の中には、私利私欲がベースになっている人もいますが、多くは、自分の会社のためと思ってやっているようです。

 ところが、それが変形して「自分や自分の会社にとって都合が良い」という視点に変質していることに気がついていないのではないかと思われることが散見されます。そこからの判断ですので、間違った意思決定がなされ、それが企業の不祥事に繋がってしまうのではないでしょうか。

 自分自身の中に潜む魔の誘いに乗らないようにするためには、トップは、信念を持ち、自分に厳しくなければなりません。自分の考え方の基礎が明確ですと、それをもとに意思決定が成されますので、判断にブレが出ないのです。

 一方で、経営環境は複雑になってきています。「ホンモノを見抜く力」とか「人を見る目」などと言われる力も必要です。しかし、人間というのは複雑な生き物ですので、自分の力だけの判断では及ばないことが多いのです。

 トップに限らず、ビジネスパーソンは、内外の情報にも強い関心を持ち、入ってくる情報を鵜呑みにせず、ウラを取るという習慣が求められます。事実が、「真の事実」であることを確認するような、工夫が不可欠です。

 教科書的な知識や情報は、必要でありますが、それは「ある条件下において」は正しいでしょうが、全てにおいて正しいわけではありません。有名人の言葉であるとか、教科書だからといって、全てを鵜呑みにすることは危険です。

 「十人十色」「百社百様」ですので、自分の会社、あるいは眼前の課題に対して、そのまま適用できるとは限らないのです。

 入ってきた情報を鵜呑みにしないだけではなく、自分の考えと異なるときには、徹底的に「なぜ異なるのだろう」と追求し安易な妥協や折衷案的な意思決定をしないことです。

 しかし、自分の考えが正しいのだろうかと、自分自身をクリティカル・シンキング的に見る「謙虚さ」も忘れてはなりません。自分の考え方や見方が、妥当なのだろうかと、判断に迷うことは多々あります。信頼できる第三者を身近に持つことの大切さを認識しましょう。


 別項で述べていますように【心 de 経営】の精神を持ち、信頼される経営者やビジネスパーソンであって欲しいです。

 

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 初めての渡米は一ドル360円 a25

 

 私が初めてアメリカへ飛んだのは1970年でしたが、その頃の花形飛行機はDC-8でした。空を舞う美人の愛称で親しまれた、スリムな体型は飛行機ファンには今日でも人気が高いと聞いています。

 当時は、サンフランシスコまでしかフライトが認可されていなかったこともあり、そこで下ろされ、アメリカン航空機でケネディ空港まで飛んで行きました。初めての海外と言うことから、心細い思いをしました。

 1ドルが360円で、日本製品は「安かろう、悪かろう」という評価の時代でした。いわゆる「企業戦士」の最前線に飛ばされました。自分で言うのもおこがましいですが、当時、海外赴任を命じられる人間はエリート中のエリートと言われていました。今日では考えられないような感覚の時代だったのです。

 経営コンサルタントとして独立してからは、ヨーロッパを始め、海外をあちらこちらと飛び回り、1年の三分の二近くを海外で過ごす年もありました。訪問した国の数は30カ国程度ですので、数としては多い方ではないかも知れません。先進国が中心でしたが、南アフリカにも行ったことがあると言うと、驚かれるのです。

 私を主人公のモデルにした経営コンサルタント小説「竹根好助シリーズ」でも、海外での場面を描いた小説が幾つか出てきます。尚、当ブログでも掲載したシリーズもアメリカでの幸と竹根の出会いなどが登場します。

 

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■■【経営コンサルタントのトンボの目】 生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル

2023-10-26 07:36:55 | 経営コンサルタントからのメッセージ

■■【経営コンサルタントのトンボの目 生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル 14c02

  山本 修 先生
  元日本経営士協会専務理事・関西支部長

 故山本先生は、美容サロンを独立開業され、その経験を元にサロン経営者に「商品管理」「顧客管理」「計数管理」を提案し、サロン経営の生産性向上に成果を上げてこられました。

 敬意を表して、再掲いたします。

◆  生まれ変わった大阪・道頓堀のシンボル  ◆

      ~ 江崎グリコ電光掲示板 ~

 

 大阪道頓堀と言えば、「くいだおれ太郎」「かに道楽の蟹」「グリコ」の看板は3大名物である。

 

 大阪の人なら一度は目にしたことがあると思われる、大阪道頓堀のシンボルとして親しまれてきた江崎グリコの電光看板が、2014年10月23日リニューアルした。

 

 昭和10年に登場した初代から数えて6代目になるという。

 

 筆者は、60年前初めて大阪に来た時に、従兄弟が道頓堀に案内してくれて、「戎橋」の上から見上げたのが初めてであった。何代目の看板であったのかは知らないが、等身大のランナーの看板を見たときに、従兄弟が「これを見ないと大阪に来たとは言えない」と自慢げに言ったことを今でも鮮明に覚えている。

 

■ 6代目の制作と5代目の引退

 

 2014年6月26日、5代目の引退カウントダウン企画では、2大スターが共演した。

 

 名物人形の「くいだおれ太郎」と「5代目」が記念撮影で話題を呼び、グリコの看板リニューアルは、もはや大阪全体の関心事となった感がある。

 その後何度かリニューアルして代替わりしたことと思われるが、大きなニュースにはならず、自分の記憶には残っていない。

 

 新しい6代目は、日本の研究者3氏に決まった今年のノーベル物理学賞でも話題となった発光ダイオード(LED)約14万個を使用し、ランナーをはじめ、周りの景色も、変幻自在の映像が流せるのが特徴であると言う。

 

 6代目の制作は着々と進行し、ランナーを配した基本構図が完成すると、7月24日には、広島市内で点灯試験が行われた。

 

 8月17日、5代目の引退の日である。午後10時に看板の全てのライトが消え、通行人らは一様に声を上げて驚いていたと言う。看板の裏で手動で消灯した。

グリコ広告部の鈴木さんは「緊張したが、多くの人達の別れを惜しむ声を聞いて感動した」と言っていたという。

 

■ リニューアル工事と6代目のお披露目

 

 消灯直後からリニューアル工事に入ったが、8月25日には“代走”として女優の綾瀬はるかさんをプリントした工事幕が登場し、観光客らを飽きさせない仕掛けであった。

 その裏で5代目は解体されひっそりと取り外された。工事の足場は、工事幕と看板のわずかな隙間に限られ、作業には細心の注意が求められる工事であったと言われる。 

 

 6代目の取り付けは、9月下旬にスタートし、10月1日には、いよいよランナーの顔の部分が設置された。台風の影響により、工事幕を外すハプニングもあったが、10月23日ようやくお披露目。  

 代走を務めた綾瀬はるかさんらが点灯スイッチを押すと、色鮮やかな映像が流れ、音楽に合わせてランナーが手拍子するなど、大阪の新しいシンボルが“ド派手”なデビューを飾ったのである。

 

参考資料 産経新聞より

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■【きょうの人】 1026 ■ 岩倉具視 下級公家から明治政府の重鎮へ ■ 伊藤 博文 千円札の肖像画でおなじみ

2023-10-26 06:33:00 | 【話材】 きょうの人10月

 

  【きょうの人】 1026 ■ 岩倉具視 下級公家から明治政府の重鎮へ ■ 伊藤 博文 千円札の肖像画でおなじみ

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 岩倉具視 下級公家から明治政府の重鎮へ


 いわくら ともみ
 文政8年9月15日(1825年10月26日) - 明治16年(1883年)7月20日)


 NHK大河ドラマ「西郷どん」で一躍名前を挙げた一人が、岩倉具視です。下級公家でありながら、世渡りの上手さで、明治政府の海外派遣団の団長となったり、五百円紙幣に登場したりする程までに出世をしました。

 安政5年(1858年)1月、老中・堀田正睦の日米修好通商条約が、多くの公卿・公家から批判をされました。「八十八卿列参事件」といわれるこの事件では、岩倉が始めて政治の舞台に躍り出て、孝明天皇を始め、多くからその存在が認められることになりました。

 また、「安政の大獄」では幕府寄りの姿勢から京都所司代・酒井忠義に認められました。

 徳川家茂への和宮の降嫁の件では、「和宮御降嫁に関する上申書」を孝明天皇にさしだすなどで、その功績が認められています。

   岩倉具視幽棲旧宅

   

 

■ 伊藤 博文 千円札の肖像画でおなじみ


 いとう ひろぶみ
 1841年10月16日〈天保12年9月2日〉- 1909年〈明治42年〉10月26日


 旧千円札の肖像画でおなじみですが、長州藩の武士で、明治政府の政治家として活躍、従一位大勲位公爵を賜っています。諱は、博文(ひろぶみ、「ハクブン」)で、号は春畝(しゅんぽ)でした。貧しい農村に生まれ、幼名は利助(りすけ)でした。

 松下村塾の門弟となり、後に吉田松陰から俊英の俊を与えられ、「俊輔(しゅんすけ)」となり、さらに「春輔」と改名しました。

 幕末期の尊王攘夷・倒幕運動に参加しました。「長州ファイブ」の一人として、長州藩の公金を、半ば横領に近い形で利用して、仲間4人と共にイギリスに留学し、土木学など、実利的な学問を学びました。

 その最中に、下関戦争が勃発、急遽帰国して戦後処理に奔走しました。

 それらの実績が評価され薩長の藩閥政権内で力を伸ばし、岩倉使節団の副使を務めるなど、頭角を現しました。帰国後は、参議兼工部卿、初代兵庫県知事(官選)を務め、大日本帝国憲法の起草の中心人物となりました。

 初代内閣総理大臣になったことはよく知られていますが、その後も何回か総理大臣を務めています。
 立憲政友会を結成し、初代総裁となり、外交では日清戦争の勝利に伴う日清講和条約の起草・調印などのメンバーにもなっています。

 1909年、ハルビン駅で、朝鮮民族主義活動家の朝鮮人・安重根に暗殺され、女性問題が多かったり、死後、渋沢栄一によって幕末時の暗殺稼業が暴露されたりと、波瀾万丈の人生でもありました。

 伊藤博文は、松下村塾では、劣等生だったようです。しかし、「人の話を聴く」という点では、すばらしいものがあり、情報収集力に長じるようになったそうです。それを武器に、人脈作りの達人にもなりました。

 彼は、自分と意見を異にする人とも、人間関係を維持し、それらの人を通して、異なったモノの見方を学んだようです。彼が、総理大臣を務めたときには、自分の政敵ともいえる人達を大臣に登用するなど、人の使い方もうまかったのでしょうね。

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【今日は何の日】 10月26日 原子力の日 その賛否を再度考える日

2023-10-26 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月26日 原子力の日 その賛否を再度考える日

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 西山忌(せいざんき)

 紅葉で名高い京都光明寺で、西山上人の法事があります。

 御詠歌が奉納され、賑やかな法要として、全国から大勢の参拝者が集まります。

 西山浄土宗の総本山光明寺は、長岡京市西山のふもと、粟生広谷という地にあります。

 宗祖は円光大師と呼ばれる法然上人で、法然43歳の時に、日本で最初に念仏の産声を上げ地でもあります。

  西山詳細

 

■ 原子力の日

 10月26日は「原子力の日」で、日本政府が1964(昭和39)年に制定しました。

 1963(昭和38)年に、茨城県東海村に日本で最初の原子力発電が行われました。当時は、原子力発電の怖さについては隠蔽され、記念切手まで発行されました。広島の原子爆弾の話を聞いたりしていたので、子供心に、原子力発電に危険性はないのか心配で、親に尋ねたことがありました。

 この日は「反原子力デー」でもあり、2011年3月11日の東日本大震災・福島第一原発の事故以来、この動きが活発になって来ています。日本の第一号機である上述の東海原子炉の廃炉問題がとりだたされていますが、人口密集地の南関東にも近く、50年にもなる今、使い続ける危険性は福島第一原発の比ではないでしょう。

 

■ 【今日は何の日】その他

◇ 両国西光寺お十夜

◇ 天理教本部秋季大祭

◇ 宮崎神宮例祭

◇ 光明寺西山上人忌

 

(ドアノブ)

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◆【経営コンサルタントの独り言】 初めての渡米は一ドル360円 a25

2023-10-25 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言10

 

  【経営コンサルタントの独り言】 初めての渡米は一ドル360円 a25

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

 初めての渡米は一ドル360円 a25

 

 私が初めてアメリカへ飛んだのは1970年でしたが、その頃の花形飛行機はDC-8でした。空を舞う美人の愛称で親しまれた、スリムな体型は飛行機ファンには今日でも人気が高いと聞いています。

 当時は、サンフランシスコまでしかフライトが認可されていなかったこともあり、そこで下ろされ、アメリカン航空機でケネディ空港まで飛んで行きました。初めての海外と言うことから、心細い思いをしました。

 1ドルが360円で、日本製品は「安かろう、悪かろう」という評価の時代でした。いわゆる「企業戦士」の最前線に飛ばされました。自分で言うのもおこがましいですが、当時、海外赴任を命じられる人間はエリート中のエリートと言われていました。今日では考えられないような感覚の時代だったのです。

 経営コンサルタントとして独立してからは、ヨーロッパを始め、海外をあちらこちらと飛び回り、1年の三分の二近くを海外で過ごす年もありました。訪問した国の数は30カ国程度ですので、数としては多い方ではないかも知れません。先進国が中心でしたが、南アフリカにも行ったことがあると言うと、驚かれるのです。

 私を主人公のモデルにした経営コンサルタント小説「竹根好助シリーズ」でも、海外での場面を描いた小説が幾つか出てきます。尚、当ブログでも掲載したシリーズもアメリカでの幸と竹根の出会いなどが登場します。

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

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■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 えさし藤原の郷 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク

2023-10-25 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 青森・岩手・秋田

■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 えさし藤原の郷 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク

 ネット上で注目を浴びようといろいろな工夫をした映像や写真を見られます。しかし、ここでは、何も飾らない、ひとり旅の旅先で見て、感じて、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています。
 今回は、「奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク」を紹介します。
 岩手県奥州市の歴史公園「えさし藤原の郷」は、奥州藤原氏の居館を、推定復元された平安時代の歴史テーマパークといえます。
 「えさし藤原の郷」は、もともとあった場所からは離れたこの地に、元江刺市長及川勉氏の尽力により、平成5年(1993年)、奥州藤原氏の興亡を題材にしたNHK大河ドラマ「炎立つ」の撮影を契機に作られました。
 約20ヘクタールという広大な敷地に、日本で唯一、平安貴族の住宅、寝殿造の建物を再現した「伽羅御所」をハイライトとしています。武家館を再現した「経清館」、「清衡館」、政治を司る「政庁」など、大小約120棟の建物が建てられています。
 

 

 

 

NHK大河ドラマの撮影場所

 

藤原経清の館

 

再現された城柵

 

さや堂を取り払った金色堂

 

 

 https://youtu.be/_-24YNwtMFc 23分
 

 

カシャリ! ひとり旅

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月24日 カシャリひとり旅 函館・トラピスチヌ修道院で心が洗われる

2023-10-25 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 10月24日 カシャリひとり旅 函館・トラピスチヌ修道院で心が洗われる

 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

  私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 早朝ウォーキングの途中に、リムジンカーが止まっています。

 リムジンカーといいましても老犬が乗る乳母車です。

 ところが、ここ2か月ほど、その姿を見ていません。

 これまでもしばらくリムジンを見ないこともありましたが、これほど長く姿が見えないのは初めてです。

 ワンちゃんが亡くなってしまったのか、引っ越したのか、お散歩は別の方法に切り替えたのか、気になります。

 元気な姿を見られると良いのですが・・・

 

 ちょっと空き時間ができましたので、写真集を開いてみました。庭園めぐりの旅を始めてからはまだ日が浅いですが、それ以前に撮りためた名所旧跡・寺社仏閣の写真は、全国各地の漫遊結果です。

 

「インスタ映え」という言葉が市井を走っていますが、何も飾らない、ひとり旅の旅先で感じて、見て、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています

 

北海道  函館・トラピスチヌ修道院 

 https://www.hakobura.jp/db/db-view/2010/04/post-49.html

 

 日本初の女子観想修道院として1898(明治31)年に「厳律シトー会天使の聖母トラピスチヌ修道院」として創立されました。

 この修道院は、真ん中に函館市街地を挟んで、函館山がその対極に位置しています。やや高台に、ひっそりとたたずまいをしています。

 発足当時は、1893(明治26)年にパリ外国宣教会のアンドレ・ベルリオーズ司教が70ヘクタールの土地を購入して建てた旧孤児院を使用していました。

 1903(明治36)年、大嵐で木造の修道院は崩壊し、その2年後に、レンガ造り2階建ての本館正面棟の一部が完成しました。1913(大正2)年までに竣工した本館正面棟と聖堂は、1925(大正14)年に発生した火災で焼失するという被害に遭っています。

 教皇ピオ11世から義援金や各修道院からの寄付金が寄せられ、1927(昭和2)年に再建された聖堂が現存しています。煉瓦の外壁、半円アーチの窓などゴシックとロマネスクの混在するデザインが印象的です。

 

 修道女らは祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送っています。祈りは3時半の起床から、19時45分の就寝までに一日7回行われます。

 生計を立てる収益事業として製造するマダレナケーキやクッキーは、修道院を訪れた際の土産物として人気です。

 立ち入ることができるのは前庭のほか、売店併設の資料室の見学が可能で、院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。2016年以降、定休日なしにオープンされています。

 トラピスチヌ修道院の前に市民の森があり、そこの売店のソフトクリームは有名ですので、食べてみるのもよろしいでしょう。

 森には、白樺の木もあり、北海道に来たという感動を得られます。

 

 

カシャリ映像でお楽しみください

https://youtu.be/wD6QxQFAx48

 

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。 

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ 国連の権威とは? a24

 

 10月24日は国連の日です。

 国連の前身である国際連盟から日本が脱退し、第二次大戦に突入してしまいました。

 不幸な出来事のスタートでした。

 しかし、その背景には、日本バッシングがあり、日本としてはやむにやまれぬ選択であったという一面もあります。

 だからといって、戦争をして良いという理由にはなりません。

 国際的な紛争が戦後地球上で絶えたことがないとう悲しい状況が続いています。

 子供の頃、「国際警察」という言葉を見つけたときに、かっこよさを感じました。

 しかし、安保理が有名無実化している今日こそ「国際警察」は必要だと、いまでも考えています。

 真の力を持ち、「国際司法裁判所」とともに、機能を発揮すれば、パレスチナ問題も、どこかの国のように海洋進出を我が物顔でしたり、他国に軍事脅迫をしたりするようなことも解決できます。

“真”の拘束力というのが前提ですが・・・

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 

■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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■【きょうの人】 1025 西山(せいざん) 浄土宗の開祖法然上人の高弟 永観堂とゆかり

2023-10-25 06:33:00 | 【話材】 きょうの人10月

 

  【きょうの人】 1025 西山(せいざん) 浄土宗の開祖法然上人の高弟 永観堂とゆかり

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 西山(せいざん) 浄土宗の開祖法然上人の高弟 永観堂とゆかり


 西山上人は、浄土宗の開祖法然上人の高弟で、「証空」として知られています。

 自らが唱える「西山義」の教えを広め、西山によって唱えられた西山義は、やがて浄土宗西山派として知恩院の浄土宗鎮西派に次ぐ浄土宗内での大きな派となりました。

 現在の西山浄土宗の母体である光明寺派は、その浄土宗西山派の流れをくむ一派です。

 西山の弟子である西谷(せいこく)流の浄音が、西山の教えの上に更に自らの考えをも交えて西谷流を唱えだし、光明寺や禅林寺(永観堂)を中心に西山義、西谷流の教えを広めたのが直接の始まりです。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【今日は何の日】 10月25日 日本のフラッグシップキャリアの誕生

2023-10-25 00:03:00 | 【今日は何の日10月】

 

  【今日は何の日】 10月25日 日本のフラッグシップキャリアの誕生

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 民間航空記念日

 1951(昭和26)年10月25日に、戦後最初の国内民間航空会社として日本航空が設立され、それを記念して「民間航空記念日」が制定されました。一番機は「ど星号」で、当時は、東京・大阪・福岡の3空港間の運航でした。

 私の記憶では、DC-3だったと思うのですが、JAL最初の飛行機は、マーチン2-0-2であると記述されています。この飛行機は信頼性が高いということから、DC-4の時代になってもなおかつ運航が続けられました。

 

 それにしても、近年のJALパイロットが引き起こす不祥事は、いただけませんね。

 

■ 君が代の初演奏

 8月12日は「君が代記念日」であることをご紹介しました。

 その時に、作詞者・作曲者を紹介しました。

 1880年10月25日に、プロイセン(現ドイツ)の軍楽隊オーボエ奏者のフランツ・エッケルトが、原曲に手を入れ、編曲が完成し、試演が行われたのです。

 1879年に日本で音楽教師として任ぜられたエッケルトは、その後日本の洋楽教育機関のほとんどすべてにかかわったと言われています。

 

■ 【今日は何の日】その他

◇ 伊賀上野天神祭 (年により開催日が異なる)

 

(ドアノブ)

趣味・旅行のブログ

 


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◆【経営コンサルタントの独り言】  国連の権威とは? a24

2023-10-24 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言10

 

  【経営コンサルタントの独り言】 国連の権威とは? a24

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 国連の権威とは? a24

 

 10月24日は国連の日です。

 国連の前身である国際連盟から日本が脱退し、第二次大戦に突入してしまいました。

 不幸な出来事のスタートでした。

 しかし、その背景には、日本バッシングがあり、日本としてはやむにやまれぬ選択であったという一面もあります。

 だからといって、戦争をして良いという理由にはなりません。

 国際的な紛争が戦後地球上で絶えたことがないとう悲しい状況が続いています。

 子供の頃、「国際警察」という言葉を見つけたときに、かっこよさを感じました。

 しかし、安保理が有名無実化している今日こそ「国際警察」は必要だと、いまでも考えています。

 真の力を持ち、「国際司法裁判所」とともに、機能を発揮すれば、パレスチナ問題も、どこかの国のように海洋進出を我が物顔でしたり、他国に軍事脅迫をしたりするようなことも解決できます。

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【経営コンサルタントのお勧め図書】「新冷戦時代」の世界を見る 断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」 2310

2023-10-24 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】「新冷戦時代」の世界を見る 断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」 2310


 



経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。


 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。


 


 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。


 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。


 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。


 


本


■    今日のおすすめ


『断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」』


                    (高橋洋一 石平著(対談) ビジネス社)



本


■ 中国の動向から「新冷戦時代」の世界のトレンドを見る(はじめに)
 


 紹介本は、著者の高橋洋一と石平の対談(2023年7月)を文字起しして、2023年8月1日に出版されたものです。執筆本と比較すれば、速報性抜群と言えましょう。9月の紹介本『「新冷戦の勝者になるのは日本」(中島 精也著 講談社α新書)』の続編として、中国の動向から、「新冷戦時代」の世界を見てみましょう。

【でたらめな中国政府の統計からではなく、「データ」から見る中国経済】
 著者の石平は『でたらめな中国政府の統計からではなく、「資料やデータ」から判断』すると言います。同時に、対談形式で、石平の「資料やデータ」に基づき、経済学者の高橋洋一が解説します。中国情勢に精通している石平のデータと高橋洋一のファクト・チェック解説で「新冷戦時代」の中国と世界を、『「ファクト」から「正しく」』読み取ることが出来ます。

【中国の経済の実態・真実を次項で見てみましょう】
 民主主義と専制国家の2つのブロックに分断される「新冷戦時代」の専制国家側の主要国である中国の経済の実態・真実を『「ファクト」から「正しく」』次項で見てみましょう。
本
■「新冷戦時代」の中国で起こっていること

【「税収」マイナスは、経済成長もマイナス】
 中国統計局の発表によれば、GDP(前年同期比)は、2023年1-3月(第一4半期)は+4.5%でした。
 一方、これに対し石平のデータによれば、中国財務部発表の第一4半期の「全体税収」は▼1.4%でした。内訳では、「増値税(日本の消費税)」は▼22.2%、「車両購入税」は▼23.3%、「証券交易印紙税(株の売買にかかる税金)」は▼52.8%、「関税収入」は▼19.9%でした。この期間の税率の変更は無いので、数量の減少でしかありません。これらの数値から、石平と高橋は、「財務部の数字は予算執行と係るので信憑性が高いとして、どう考えてもマイナス成長」と判断します。

【「貿易統計」から中国経済の実態をつかむ】
 高橋は言います。「貿易統計はWTO加盟から、相手国との数字合わせをするので統計局の発表する数字で唯一信用できる数字」と。
 因みに、2023年1-3月(第一4半期)の前年比は、輸出総額▼2.9%、輸入総額▼7.1%でした。「マイナス成長っぽい」ですね。

【「オークンの法則」から世界で唯一外れている中国「統計の真偽」】
 実質GDP成長率が上昇すると、失業率は低下するという逆相関関係の「オークンの法則」が有ります。1962年、アーサー・オークンの提唱した理論で、経験則と言われるくらい的中率の高い理論です。
 中国統計局発表の2023年第一4半期の失業率は5.5%です。2019年から2023年は5.2~5.6%の範囲で動いています。
 統計局は別途に、2023年3月の16歳-24歳の若年者失業率が19.7%(6月21.3%)と発表しています。統計局は通常失業者数の詳細は公表しませんが、若年失業率の上昇に社会の関心が集まった今春、3月分の詳細なデータを明らかにしました。それは、3月の16〜24歳の就業者数は2587万人、失業者数は632万人、職探しをしていない非労働力人口は6418万人でした。失業率は632万人÷(632万人+2587万人)×100=19.6%と公表数字とほぼ一致します。
 一方、上記の定義による失業率とは別に、北京大の張副教授は、公表の非労働力人口から学生・研究者などの在校生4800万人を差し引いた「隠れ失業者」「慢就業者(卒業後も慌てずにゆっくりと仕事を探して就職する)」は1600万人と推計し、加算し、潜在的な若年失業率を46.5%と推計します。若年失業率の上昇要因は、製造業の低迷、家庭教師規制やデジタルプラットフォーム規制などの規制強化などが指摘されています。(『「財新」から削除された北京大の張副教授研究発表』及び『日経電子版2023.7.31』より)
 統計局の若年失業率(定義の)は、コロナ化前(2018~19年)の10%から倍増しています。「オークンの法則」から、若年失業者の著しい増加とGDP+4.5%に大きな矛盾が有りそうです。因みに中国国家統計局は8月15日、若年失業率の公表を一時停止すると発表しています。

【「投資の誘い」と「反スパイ法」から見る中国政策の矛盾“FDI(Foreign Direct Investment;対内・対外直接投資)統計に現れている”】
 石平は語ります。『2023年7月1日から施行された「反スパイ法」により、「誰でもいつでもスパイにされる」時代が始まりました。外国人としては「中国に行かない」ことが身を守る唯一の方法です』と。
 高橋洋一は語ります。『外資に中国への投資を呼びかけながら、反スパイ法で外資を追い出している。ブレーキとアクセルを一緒に踏んでいる矛盾が中国では成り立つのです。日本企業も中国に幻想を抱いてはいけません。なるべく中国から早く帰ってくるしかありません』と。
 このような状況が、FDI(Foreign Direct Investment;中国への直接投資及び中国からの対外投資)の統計に現れています。中国国家外貨管理局(SAFE)の統計によると、2023年4-6月のFDIは、対内投資(流入)が49億ドル、対外投資(流出)が390億ドルと純流出341億ドルとなりました。嘗ては500~1000億ドルの純流入であったことを考慮するとかなり大きな変化です。(2023.8.7 REUTERSニュースより)

【中国経済は「胸突き八丁」を迎えている】
 高橋洋一は、紹介本の「おわりに」で、次の様に締めます。『中国は2019年に一人当たりGDPが1万ドルに達し、最近は1万2000ドルになった。中国の民主主義指数は1.94と167ヶ国中156位(2022年)であり、民主主義指数が6程度以下の国は、一人当たりGDPは1万ドルに達しないという「中所得国の罠」の経験則からして、中国経済は胸突き八丁を迎えている。中国崩壊論はこれから現実味を帯びてくる。短期的ではなく、10年単位の長期的視点で見ていく必要がある』と。
 高橋洋一は上記を、2023.4.26zakzakで、端的・具体的に次の様に表現をしています。『現在の中国の人口は約14億人なので、GDPは14兆ドル。今後25年で人口は13億人となり、1人当たりGDPも頭打ちの公算が大きい。GDPは13兆ドル程度から大きく増加することはないだろう』と。
本
■「新冷戦時代」世界はどうなる!?(むすび)
  民主主義と専制国家の2つのブロックに分断される「新冷戦時代」の専制国家側の主要国である中国の経済状況を見てきました。先行きは不透明ですが、明確に言えることは、民主義国側から見て投資の魅力が急激に落ちてきていることです。
 グローバル・サプライチェーンを見直し、リ・ショアリング(国内回帰)、ニア・ショアリング(近隣友好国への工場移転)、フレンド・ショアリング(米提唱のIPEFなど)の構築が喫緊の課題になるのではないでしょうか。


本


【酒井 闊プロフィール】


 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。
 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。


  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/


  http://sakai-gm.jp/index.html


【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。


本


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【経営コンサルタントのお勧め図書】「新冷戦時代」の世界を見る 断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」 2310

2023-10-24 12:03:00 | 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】「新冷戦時代」の世界を見る 断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」 2310


 



経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。


 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。


 


 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。


 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。


 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。


 


本


■    今日のおすすめ


『断末魔の数字が証明する「中国経済崩壊宣言!」』


                    (高橋洋一 石平著(対談) ビジネス社)



本


■ 中国の動向から「新冷戦時代」の世界のトレンドを見る(はじめに)
 


 紹介本は、著者の高橋洋一と石平の対談(2023年7月)を文字起しして、2023年8月1日に出版されたものです。執筆本と比較すれば、速報性抜群と言えましょう。9月の紹介本『「新冷戦の勝者になるのは日本」(中島 精也著 講談社α新書)』の続編として、中国の動向から、「新冷戦時代」の世界を見てみましょう。

【でたらめな中国政府の統計からではなく、「データ」から見る中国経済】
 著者の石平は『でたらめな中国政府の統計からではなく、「資料やデータ」から判断』すると言います。同時に、対談形式で、石平の「資料やデータ」に基づき、経済学者の高橋洋一が解説します。中国情勢に精通している石平のデータと高橋洋一のファクト・チェック解説で「新冷戦時代」の中国と世界を、『「ファクト」から「正しく」』読み取ることが出来ます。

【中国の経済の実態・真実を次項で見てみましょう】
 民主主義と専制国家の2つのブロックに分断される「新冷戦時代」の専制国家側の主要国である中国の経済の実態・真実を『「ファクト」から「正しく」』次項で見てみましょう。
本
■「新冷戦時代」の中国で起こっていること

【「税収」マイナスは、経済成長もマイナス】
 中国統計局の発表によれば、GDP(前年同期比)は、2023年1-3月(第一4半期)は+4.5%でした。
 一方、これに対し石平のデータによれば、中国財務部発表の第一4半期の「全体税収」は▼1.4%でした。内訳では、「増値税(日本の消費税)」は▼22.2%、「車両購入税」は▼23.3%、「証券交易印紙税(株の売買にかかる税金)」は▼52.8%、「関税収入」は▼19.9%でした。この期間の税率の変更は無いので、数量の減少でしかありません。これらの数値から、石平と高橋は、「財務部の数字は予算執行と係るので信憑性が高いとして、どう考えてもマイナス成長」と判断します。

【「貿易統計」から中国経済の実態をつかむ】
 高橋は言います。「貿易統計はWTO加盟から、相手国との数字合わせをするので統計局の発表する数字で唯一信用できる数字」と。
 因みに、2023年1-3月(第一4半期)の前年比は、輸出総額▼2.9%、輸入総額▼7.1%でした。「マイナス成長っぽい」ですね。

【「オークンの法則」から世界で唯一外れている中国「統計の真偽」】
 実質GDP成長率が上昇すると、失業率は低下するという逆相関関係の「オークンの法則」が有ります。1962年、アーサー・オークンの提唱した理論で、経験則と言われるくらい的中率の高い理論です。
 中国統計局発表の2023年第一4半期の失業率は5.5%です。2019年から2023年は5.2~5.6%の範囲で動いています。
 統計局は別途に、2023年3月の16歳-24歳の若年者失業率が19.7%(6月21.3%)と発表しています。統計局は通常失業者数の詳細は公表しませんが、若年失業率の上昇に社会の関心が集まった今春、3月分の詳細なデータを明らかにしました。それは、3月の16〜24歳の就業者数は2587万人、失業者数は632万人、職探しをしていない非労働力人口は6418万人でした。失業率は632万人÷(632万人+2587万人)×100=19.6%と公表数字とほぼ一致します。
 一方、上記の定義による失業率とは別に、北京大の張副教授は、公表の非労働力人口から学生・研究者などの在校生4800万人を差し引いた「隠れ失業者」「慢就業者(卒業後も慌てずにゆっくりと仕事を探して就職する)」は1600万人と推計し、加算し、潜在的な若年失業率を46.5%と推計します。若年失業率の上昇要因は、製造業の低迷、家庭教師規制やデジタルプラットフォーム規制などの規制強化などが指摘されています。(『「財新」から削除された北京大の張副教授研究発表』及び『日経電子版2023.7.31』より)
 統計局の若年失業率(定義の)は、コロナ化前(2018~19年)の10%から倍増しています。「オークンの法則」から、若年失業者の著しい増加とGDP+4.5%に大きな矛盾が有りそうです。因みに中国国家統計局は8月15日、若年失業率の公表を一時停止すると発表しています。

【「投資の誘い」と「反スパイ法」から見る中国政策の矛盾“FDI(Foreign Direct Investment;対内・対外直接投資)統計に現れている”】
 石平は語ります。『2023年7月1日から施行された「反スパイ法」により、「誰でもいつでもスパイにされる」時代が始まりました。外国人としては「中国に行かない」ことが身を守る唯一の方法です』と。
 高橋洋一は語ります。『外資に中国への投資を呼びかけながら、反スパイ法で外資を追い出している。ブレーキとアクセルを一緒に踏んでいる矛盾が中国では成り立つのです。日本企業も中国に幻想を抱いてはいけません。なるべく中国から早く帰ってくるしかありません』と。
 このような状況が、FDI(Foreign Direct Investment;中国への直接投資及び中国からの対外投資)の統計に現れています。中国国家外貨管理局(SAFE)の統計によると、2023年4-6月のFDIは、対内投資(流入)が49億ドル、対外投資(流出)が390億ドルと純流出341億ドルとなりました。嘗ては500~1000億ドルの純流入であったことを考慮するとかなり大きな変化です。(2023.8.7 REUTERSニュースより)

【中国経済は「胸突き八丁」を迎えている】
 高橋洋一は、紹介本の「おわりに」で、次の様に締めます。『中国は2019年に一人当たりGDPが1万ドルに達し、最近は1万2000ドルになった。中国の民主主義指数は1.94と167ヶ国中156位(2022年)であり、民主主義指数が6程度以下の国は、一人当たりGDPは1万ドルに達しないという「中所得国の罠」の経験則からして、中国経済は胸突き八丁を迎えている。中国崩壊論はこれから現実味を帯びてくる。短期的ではなく、10年単位の長期的視点で見ていく必要がある』と。
 高橋洋一は上記を、2023.4.26zakzakで、端的・具体的に次の様に表現をしています。『現在の中国の人口は約14億人なので、GDPは14兆ドル。今後25年で人口は13億人となり、1人当たりGDPも頭打ちの公算が大きい。GDPは13兆ドル程度から大きく増加することはないだろう』と。
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■「新冷戦時代」世界はどうなる!?(むすび)
  民主主義と専制国家の2つのブロックに分断される「新冷戦時代」の専制国家側の主要国である中国の経済状況を見てきました。先行きは不透明ですが、明確に言えることは、民主義国側から見て投資の魅力が急激に落ちてきていることです。
 グローバル・サプライチェーンを見直し、リ・ショアリング(国内回帰)、ニア・ショアリング(近隣友好国への工場移転)、フレンド・ショアリング(米提唱のIPEFなど)の構築が喫緊の課題になるのではないでしょうか。


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【酒井 闊プロフィール】


 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。
 企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。


  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/


  http://sakai-gm.jp/index.html


【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。


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