ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』

2016年07月18日 | 読んだ本(日本語)
三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖』

話題になってたのは知ってたのですが、その頃はホントに子育てでいっぱいいっぱいでして、
本を読む時間どころか、自分の睡眠時間の確保もままならない時期でした。

というわけで(どういうわけや)、今頃読みました。

表紙にキレイな女性が描かれているので、主人公が「俺」で語り出したのでちょっとびっくりしましたが、
主人公はある事情から本が読めない「体質」になっている男性。彼がひょんなことからビブリア古書堂に
足を踏み入れます。そして出会った女性・栞子さんは、本を語らせれば目の色も声も変わるのに、
普段はとっても内気な女性。そんな彼女は、会ったことのない相手のことを持ち込まれた本から
読み取って、そこに潜む謎を解いていきます。

最初は小さな謎でしたが、そのうち警察沙汰になるような謎も。

主人公の「体質」の原因となった出来事が最初に大きく取り上げられますが、ずっと背景にあって
最後まで絡んできます。短編がいくつもある感じですが、とてもおもしろく、明日の朝一納期の
仕事があるというのに、一気読みしてしまいました(本を開いたことを後悔……(笑))。

著者さんはきっと古書にものすご~く造詣が深い方なんだろうなぁ。すごい。

主人公の設定もおもしろかったです。二人の恋もほんわかしてて、続編も読みたい!

パン屋さんごっこをしたいんだってのは、よ~くわかるよ

2016年07月16日 | 子育てにまつわること
kidsのスイミングの後、スーパーで一緒に買い物をしました。うちは生協さんを頼んでいるので、
あまり普段買い物に行かないんですが、明日の朝のパンがなくて。

次男が「サンドウィッチがいい」と言うので、サンドウィッチ用のパンをカゴに入れて、
「火曜日の朝食べる菓子パン、好きなのを選んどいで~」と言って、ハムやら
チーズやらを探して回っていました。

そうしたら、「ママ~、もう少し好きなパン買っていい~?」と言う声が遠くの方から。
ん? と思いながら声のしてきた方へ行くと……。スーパーの中に入っているベーカリーの
トレイに、トングでたくさんパンをのせているじゃないですか!

しかも「もっとのせたいから、もうひとつトレイ取る~。はさむやつ(=トング)の
子ども用のがあった~」とのはしゃぎぶり。

お~い、本来の目的を忘れちゃいませんか?

まあ、4人分だと思えばいいんだけど。

よく子どもが勝手にカゴに品物を入れるって話はありますが、勝手にベーカリーのトレイにパンを
入れてましたよ(返せないじゃん(笑))。

仕方ないのでスーパーのサンドウィッチ用パンは棚に戻しました。

えええええっ!

2016年07月15日 | 日記
金曜日は某大学の公開講座を受けています。英会話の講座です。

前の講師だったイケメン元バスケットボール選手がおうちの事情で講師を辞めてしまったので、
新しい講師になった、ということは前に書いたかと思うのですが……。

結構真面目な先生で、前の先生は文法は多少おかしくても話すことを重視していた(ように思う)
のですが、今回の先生は細かいニュアンスなどをしっかり教えてくれます。

んで、今日はとっても「えええええっ」なことがありました。
よく~したものだ、昔は~していた、以前は~したものだったっていう意味のused toって
ありますよね。あれを否定するときは辞書によると(そして学校で習ったのも)
didn't use to、used not toでした。

が。先生はused not toなんて聞いたことない、used to notだとおっしゃいます。
こういうときはgoogleで調べてみると、どちらがどれだけ使われているかわかる、ともおっしゃっていました。

手持ちの辞書にはused not toしか出てないのです。古い辞書なのか? いや、そんなことないです。
めっちゃ仕事で使ってます。新しいやつです。有名な翻訳家もオススメしている辞書(CD-ROM版)です。

普段使う辞書の中で唯一英辞郎on the webにだけ、「昔は~ではなかった」という意味でused to notの例文が
ありました。どういうこと~!?

ググるとused not toとused to notについて書かれた論文も出てきたり、これは意外や意外。
生きた英語とかspoken Englishとかいうやつでしょうか。
今は仕事が忙しくてちょっと読む余裕がないのですが、読んでみなければ。

日本語でも、書き言葉と話し言葉じゃずいぶん違いますもんね。翻訳学校では「辞書(主に広辞苑)で
使われていない表現は使わない」というスタンスでしたが、あれから何年も経ちましたから、
もう変わったかも~。

渋いミステリとかではない限り、セリフなんかはやっぱりくだけちゃいますもんね。

ひえー。こうして新しい情報に触れることはやはり必要ですね。結構通学面倒なんですが(←コラ!)。

子育てって……

2016年07月13日 | 子育てにまつわること
ずっと楽しいなって思ってました。
そりゃ、つらいことも泣きたくなることも腹の立つこともあるけれど。
結局は子どもの天使の寝顔と笑顔に癒やされて、幸せだなって。

が。今日は初めて泣きました。それも悲しくて。

長男に、今まで言われたことのないような言葉を言われ、親にその言葉はないだろう、というわけで、
私も言ったことのないような言葉で叱ってしまいました。

で、言葉の応酬。長男は最後まで言うのをやめない。こうなったとき、私の子どもの頃は、母親に
ビンタされたりお灸を(文字通り)据えられたり外に閉め出されたり、父親にげんこつを食らわされたり。

でも、自分の子どもには絶対それはやめておこうと思ってたのですが、
いくら叱っても子どもが悪い言葉を言うのをやめないときはいったいどうしたら
いいんだろう。

私が怒ってるのを次男が隣で見ているわけだし。


なんだかどうしていいかわからなくて涙が止まりませんでした。


子育てって子どもも違えば環境も状況も違うから、正解なんてないんだろうなとは思うんだけど。

子育てって……実は難しいんだ……。

アサガオ無法地帯

2016年07月04日 | 日記
去年、長男と次男がアサガオの種(小一のときに育てたアサガオの種)をまいたんですよ。
土が違うと同じ種なのに花の色が違ってキレイでした。青紫と赤紫のが咲きまして。

たくさんたくさん種が取れまして。128個くらいまでは子どもたちもうれしがって数えていましたが、
暑い中種を取るのもいい加減面倒になってきまして。

最後、枯れても種も取らずに放置してたんです。

んで、今年。試しにプランターに水をまいてみたら、出るわ出るわ、アサガオの芽が。
貧乏性で間引きすらできない私でも、さすがにこれは間引かないといけないな~と
思いつつ放置してたら(結局放置かい!)、ひと粒も種をまいていないのに、こんなにも
アサガオが育ちました。おおう、まさに無法地帯!?

いやいや、去年土に落ちた種の生命力ですな。

左手手前のはひまわりの芽です(ランドセルのカタログについていたおまけの種)。
次男が幼稚園で育ててもらってきた種もまかねばなりません(遅いかな)。