ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

今野敏『心霊特捜』

2019年02月08日 | 読んだ本(日本語)
今野敏著『心霊特捜』

数日かけて読んでいる別の本のオビに、『今野敏氏推薦!』と書かれていたのですが、
お恥ずかしながら、私、今野敏さんを知らなくて(^_^;)

でも、その本がおもしろかったので(まだ全部読んでないですが)、今野敏さんの本を探して読んでみました。

これまで、なんだか人外が出てくる本を読んでいたので、なんとなく今回も
こういう分野で(笑)。

神奈川県警本部に心霊特捜班(通称「R特捜班」)というのがあるらしいです(この本では)。
んでも、心霊事件(の通報)が多いのは古都・鎌倉なので、鎌倉署の一室に置かれているわけですが、
県警との連絡役を務める岩切大悟くん(さん? 年齢不詳)が主人公です。

恐がりで、心霊現象とか絶対お目にかかりたくない!と考える彼が、なんの因果か、R特捜班との
連絡役を担い、それゆえにR特捜班と現場に行くことになります。

しょっぱなの事件の遺体も、できれば見たくない、と思う、なんだか刑事さんっぽくない彼ですが(笑)。

R特捜班の班長は、霊感がない人で、いつものんびりのらりくらりとしています。
ほかの三人の職員には霊感があって、それぞれ、古神道の伝承者の家柄でクールな(?)数馬主任、
密教系の寺出身で修行を積んだパンクロッカー風の鹿毛、沖縄の神事に関わる霊能力者の里美。

まあ、悪霊に呪い殺された~!的な事件じゃなくて、現場にいる霊は、なにか伝えたいことが
あったり(殺人事件を目撃していたり)、殺された自分のようにほかのひとが殺されないように
守ろうとしていたり……と、ちょっと悲しいものです。いわゆるオカルトっぽいストーリーではないです。

でも、途中で一件、女子高生三人が連続して入院した事件では、本格的な除霊をしています。

最後の話では、恐がりの大悟くんが女性の霊に取り憑かれます(笑)。

読みやすくておもしろかったです。悪いおっさんだと思われていた人が、実は昔風の世話焼きおじさんだった……
みたいな、ちょっと意外な要素も少しあります。

今野敏『心霊特捜』

2019年02月08日 | 読んだ本(日本語)
今野敏著『心霊特捜』

数日かけて読んでいる別の本のオビに、『今野敏氏推薦!』と書かれていたのですが、
お恥ずかしながら、私、今野敏さんを知らなくて(^_^;)

でも、その本がおもしろかったので(まだ全部読んでないですが)、今野敏さんの本を探して読んでみました。

これまで、なんだか人外が出てくる本を読んでいたので、なんとなく今回も
こういう分野で(笑)。

神奈川県警本部に心霊特捜班(通称「R特捜班」)というのがあるらしいです(この本では)。
んでも、心霊事件(の通報)が多いのは古都・鎌倉なので、鎌倉署の一室に置かれているわけですが、
県警との連絡役を務める岩切大悟くん(さん? 年齢不詳)が主人公です。

恐がりで、心霊現象とか絶対お目にかかりたくない!と考える彼が、なんの因果か、R特捜班との
連絡役を担い、それゆえにR特捜班と現場に行くことになります。

しょっぱなの事件の遺体も、できれば見たくない、と思う、なんだか刑事さんっぽくない彼ですが(笑)。

R特捜班の班長は、霊感がない人で、いつものんびりのらりくらりとしています。
ほかの三人の職員には霊感があって、それぞれ、古神道の伝承者の家柄でクールな(?)数馬主任、
密教系の寺出身で修行を積んだパンクロッカー風の鹿毛、沖縄の神事に関わる霊能力者の里美。

まあ、悪霊に呪い殺された~!的な事件じゃなくて、現場にいる霊は、なにか伝えたいことが
あったり(殺人事件を目撃していたり)、殺された自分のようにほかのひとが殺されないように
守ろうとしていたり……と、ちょっと悲しいものです。いわゆるオカルトっぽいストーリーではないです。

でも、途中で一件、女子高生三人が連続して入院した事件では、本格的の除霊してます。

最後の話では、恐がりの大悟くんが女性の霊に取り憑かれます(笑)。

読みやすくておもしろかったです。悪いおっさんだと思われていた人が、実は昔風の世話焼きおじさんだった……
みたいな、ちょっと意外な要素も少しあります。