江國香織訳、トレヴェニアン『パールストリートのクレイジー女たち』
ずいぶん前に新聞で紹介されていて、おもしろそうなので図書館で予約しました。
が、かなり順番待ちで、ようやく借りることができまして。
世界恐慌の後のアメリカのスラム街での生活を、先住民とフランス系の移民の
血を引く少年(成長していきます)の目を通して描いています。
スラム街、ということで、すさんだ暗い話かと思いきや、主人公の少年も、
性格に難ありの母も力強く生きていて、貧しい人たちの話なのに、そんなに暗くない。
おもしろいです。描写も生き生きとしていて読みやすい。
のですが。
「行かれる」「いかれる」がよく出てきて、すごく気になります。
前者は文脈からおそらくcan goかcould goかなぁと思うのですが。
「行ける」「いける」だよね、と気になりつつ……そういうふうに話すところもあるのかな。
追記:これに関しては飯間浩明著『遊ぶ日本語 不思議な日本語』にヒントがありそうです。
ずいぶん前に新聞で紹介されていて、おもしろそうなので図書館で予約しました。
が、かなり順番待ちで、ようやく借りることができまして。
世界恐慌の後のアメリカのスラム街での生活を、先住民とフランス系の移民の
血を引く少年(成長していきます)の目を通して描いています。
スラム街、ということで、すさんだ暗い話かと思いきや、主人公の少年も、
性格に難ありの母も力強く生きていて、貧しい人たちの話なのに、そんなに暗くない。
おもしろいです。描写も生き生きとしていて読みやすい。
のですが。
「行かれる」「いかれる」がよく出てきて、すごく気になります。
前者は文脈からおそらくcan goかcould goかなぁと思うのですが。
「行ける」「いける」だよね、と気になりつつ……そういうふうに話すところもあるのかな。
追記:これに関しては飯間浩明著『遊ぶ日本語 不思議な日本語』にヒントがありそうです。